Acerは、テクノロジー見本市・CES 2025にてポータブルゲーミングPC(UMPC)の新製品「Nitro Blaze」シリーズの2製品を発表しました。プレスリリース等を受け取った海外メディアが報じています。
今度のポータブルゲーミングPCはかなりデカい!
今回発表されたのは、 「Nitro Blaze 8」「Nitro Blaze 11」の2製品です。「Nitro Blaze」シリーズの発表は今回が初めてではなく、2024年9月には「Nitro Blaze 7」を発表済み。まだ発売日や価格が発表されていませんでしたが、そんな中追加で2モデルを発表した形となります。
特に注目すべきは、後者の「11」。このモデルは36.4 cm x 17.1 cm x 1.59 cm、重量1050gと、ディスプレイサイズ10.95インチとポータブルゲーミングPCとしては異例の大型で、Steam Deck 1.5個分に相当するようです。
もちろんただ大きいだけではありません。ディスプレイ性能は120Hz対応のWQXGA 2,560×1,600解像度で最大500nitsの輝度を持つ高性能であるほか、CPUがAMD Ryzen 8040HS、メモリは16GBのLPDDR5X RAM、ストレージは最大2TBのNVMe SSDとパワフルに仕上がっています。また、取り外し可能なコントローラーや背面スタンドも備えているようです。価格は最低でも1,099.99ドルからになるといいます。
一方「8」はもう少し常識的な仕様で、144Hzの8.8インチ画面、重さ720g、サイズ30.5cm x 13.4cm x 2.2cm。価格は899.99ドルからになるそうです。1080pで十分という人は、発表済みの「Nitro Blaze 7」を検討するのも良いでしょう。
これらの製品は、2025年第2四半期から登場予定である模様。パワフルでダイナミックなポータブルゲーミングPCを探している方は要チェックです。