『キングダム ハーツ バース バイ スリープ(以下、バース バイ スリープ)』が発売15周年を迎えたことを記念して、『キングダム ハーツ』公式Xにてシリーズディレクター野村哲也氏がシリーズの裏話を投稿しています。
◆「十字路」演出は“ある伝説”からインスピレーション
『バース バイ スリープ』は、2010年1月9日にスクウェア・エニックスからにPSP向けに発売された『キングダム ハーツ』シリーズのタイトルです。2025年で発売15周年を迎え、公式Xで野村哲也氏がシリーズに現れる“十字路”について言及しています。
野村氏によれば『キングダム ハーツ』シリーズでは、『キングダム ハーツ チェイン オブ メモリーズ(以下、COM)』冒頭でソラが黒コートの人物に出会って「忘却の城」へと誘われたり、『バース バイ スリープ』クライマックスで3人の主人公たちが因縁のある2人のキーブレード使いを待ったりと、“十字路”が物語の重要な岐路という演出で使われています。
この演出は”ある少年が十字路で出会った悪魔と契約し、魂と引き換えにギターの技術を手に入れた”という、アメリカで有名な「クロスロード伝説」からインスピレーションを受けたとのこと。そして『COM』と『バース バイ スリープ』でも同様に「何かを手に入れるために何かを失う」という物語が描かれています。
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この投稿に対して「ワクワクする投稿をありがとうございます」「またシリーズをプレイしたくなった」などの反応が寄せられています。意味深なストーリーで考察が盛んな『キングダム ハーツ』シリーズですが、この投稿を期にまたファンダムが盛り上がりそうです。
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