任天堂が「ニンテンドースイッチ2」と同時にお披露目した『マリオカート』新作らしき映像にて、ドンキーコングのデザインが刷新されています。これについて、元レア社で『スーパードンキーコング』のデザインを担当したスタッフが反応しています。
変化するのはいいこと!
任天堂が先日公開した「Nintendo Switch 2 予告映像」では、1分52秒頃に本作に登場するドンキーコングが映っていますが、『スーパードンキーコング』から『マリオカート8 デラックス』までのドンキーコングとは違い、アーケード・ファミコン時代や映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」に近いデザインに変わっています。これに対し、元レア社員だったケヴィン・ベイリス氏がコメントしています。


ケヴィン・ベイリス氏は、1987年から2005年までレアに在籍し、『スーパードンキーコング』におけるドンキーコング・ディディーコングのデザインに加え、『バトルトード』『Killer Instinct』『ディディーコングレーシング』『スターフォックスアドベンチャー』など数々の作品でキャラクターデザインを担当してきた人物です。現在は元レア社員が多く在籍するPlaytonic Gamesに所属しています。

そんなベイリス氏がどんな反応を見せているか気になるところですが、良い感触を抱いている模様。「大好き、本当に面白い!全ては変化するし、変化は良いことです」とXのポストで語っています。
ドンキーコングのデザインについては、「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」の第2弾トレイラー公開時、宮本茂氏が「この映画の機会に、初代を思い起こさせるひょうきんなデザインと性格に仕上げました」と語っていました。
その後、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの「ドンキーコング・カントリー」を含めデザインは旧来(レア社デザイン)のままでしたが、この度映画以外で初めての刷新となりそうです。今後、他作品に影響するかは不明です。