対戦格闘ゲーム『ストリートファイター6』のアピール(いわゆる挑発モーション)はユニークなものが多いのですが、2月5日に実装された「不知火舞」は特にこだわりの詰まったアピールをしています。
◆不知火流のド派手アピール、目に焼き付けるのよ~!
不知火舞は『餓狼伝説』シリーズからのゲスト参戦キャラクターで、本作でもお馴染みのセクシーくノ一衣装をまとい、リュウや春麗たちと戦いを繰り広げます。そんな彼女、各種必殺技もさることながら、アピールも非常に凝った作りをしています。
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例えば通常のアピールでは、「ほ~ら、頑張って」と扇子を向けて相手を挑発。これだけなら普通ですが、アピール中に追加入力をすることで、「ほ~ら、どこみてんの、こっちよ」と相手にお尻を向けるモーションに派生します。
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前方向を押しながらのアピールでは、下からのぞき込むように相手へ近寄り、目の前でしゃがみ込んで余裕綽々の笑みで「弱い人には、興味ないの」とイタズラっぽくウインク。
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極めつけは後方向を押しながらのアピールで、扇子をマイクに見立てながら「みんな~、不知火流が最強ってところを…目に焼き付けるのよ~!」とアイドルのようにダンス。ステージ上部からはスポットライトが照らし、最後にライブコンサートでよくある火柱が舞い上がります。
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これも追加入力に対応しており、ボタンを長押しすると火柱が出るまでに“タメ”が入り、セリフが「みんな~、不知火流が最強ってところを……見ておきなさ~い!」に変化。おまけに火柱の勢いも増します。
この火柱、ちゃんと相手にダメージを与える仕様になっており、通常800ダメージのところ、長押しバージョンでは1,500ダメージにアップするこだわりっぷりです。
一般的なキャラクターの体力が10,000なので、後アピール(長押し)を7回当てれば倒せる計算ですが、ダメージが入るとはいえ発動までに長い時間がかかるため、実際の対戦で決まることはまずありません。
なお、同じくアピールが凝っているキャラクターに「豪鬼」がいます。後アピールから下アピールにつなげると座ってオニギリを食べだし、完食すると「裏ボス仕様」とも言える特別な強化状態に入ります。
ただし、こちらもめちゃくちゃ隙が長いため、実際の対戦で決まることはまずありません。不知火舞共々、開発陣の遊び心が詰まった要素と言えるでしょう。
『ストリートファイター6』はPS5/PS4/Xbox SeriesX|S/Steam向けに販売中。不知火舞はDLC「Year 2 キャラクターパス/アルティメットパス」を所持している方に向けて開放されるほか、ファイターコインでも購入可能です。
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