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スクウェア・エニックスは、iOS版『ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル リマスター(以下、FFCC リマスター)』で発生している障害を受け、サービスを終了したことを発表しました。
◆iOS版で障害発生、解消が見られずサービス終了へ
『FFCC リマスター』は、2003年にゲームキューブ向けに発売した『FFCC』をスマホやニンテンドースイッチ、PS4向けにリマスターしたタイトルです。iOS版はAppStoreにて基本プレイ無料のアイテム課金制で配信されていました。
しかし2025年1月24日頃より、全ダンジョンがプレイ可能になる「本編」を始めとする各追加コンテンツを購入しても正常に遊べない不具合がiOS版のみで発生。
それから改善を試みたものの不具合は解消せず、2月13日には「調査の結果、誠に勝手ながら本アプリでは不具合の完全な修正と新仕様への対応ができず、サービスの再開は難しいと判断いたしました」と発表文が公開され、iOS版のみサービス終了となりました。
今回の不具合についてスクウェア・エニックスは「追加課金に関する仕様変更が原因」とコメント。Apple Storeでは昨年10月、「App Storeのレシート署名中間証明書に関する今後の変更」としてアプリ内追加課金の購入証明の仕様が1月24日より変更されることが告知されていました。
また2024年1月以降における本アプリの追加コンテンツ購入者には返金が行われます。申請はAppStoreの「購入履歴」画面のスクリーンショットを添付して、スクウェア・エニックス サポートセンターへの連絡が必要となります。
なお他のプラットフォームでは引き続き配信中です。スクウェア・エニックスは「この度はお客様に多大なご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪しています。
iOS版『ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル リマスター』の不具合およびサービス終了についての全文はスクウェア・エニックス公式ニュースをご確認ください。