超能力を持った4人組のスーパーヒーローチームの活躍を描く「ファンタスティック・フォー」。今年の夏に新たな映画の公開も控えているこの人気ヒーローたちは、NetEase Gamesが手掛ける対戦シューター『マーベル・ライバルズ』に参戦しており、1月10日に開始したシーズン1で「ミスター・ファンタスティック」と「インビジブル・ウーマン」が実装されました。
先んじて実装された2人に続き、本日2月21日に配信されるシーズン1後半アップデートで参戦する「ヒューマン・トーチ」と「ザ・シング」について、先行プレイサーバーで体験する機会をいただきました。本稿では新規ヒーロー2人や新マップについてお伝えしたいと思います。
鉄拳制裁タイムだ！肉弾戦で味方を守る剛健ヒーロー「ザ・シング」
ザ・シングは、己が身ひとつで肉弾戦を繰り広げるヴァンガードのヒーローです。敵を2連続で殴る通常攻撃や、前方に長いヘビーブロー、進路上の敵をノックアップする突進スキルといったシンプルな攻撃でダメージを与えつつ、味方のもとに飛びかかりダメージ軽減効果をお互いに与える防御スキルも活用していきます。
アルティメットでは彼の代表的なセリフ「鉄拳制裁タイムだ！（It's clobberin' time！）」を叫びながら地面を殴りつけ、前方広範囲にダメージを与えつつ大きくノックアップさせます。
コンビネーションパンチ（通常攻撃）
前方へ高速にパンチを繰り出す
鉄拳制裁タイム（アルティメット Q）
ザ・シングは短時間力をチャージし、前方の地面を攻撃して強烈な 揺れを引き起こす。巨大な力で前方の広い範囲を震わす
ヤンシー・ストリートの突撃（左SHIFT）
前方へ突進し、進路上の敵をノックアップし、終点周囲に敵の移動スキルを封印する領域を残す
エンバトルドリープ（E）
チームメイトに飛びかかり、自分と相手にダメージ軽減効果を与える
岩石猛撃（右クリック）
破滅的なヘビーブローを放つ
不屈の意志（パッシブ）
ノックアップ、ノックバック、およびその他の強制移動スキルを無効化できる
一心同体（連携スキル C）
インビジブル・ウーマンは、ファンタスティック・フォーのメンバー全員に霊能アーマーを与える。霊能アーマーはミスター・ファンタスティック、ザ・シングとヒューマン・トーチにダメージ耐性を付与する。「霊能アーマー」を発動させると、持続的に失ったHPと同量の追加HPを得る
宇宙高速球（連携スキル Z）
ウルヴァリンとハルクかザ・シングはお互いにインタラクションできる。双方が確認した後、ハルクとザ・シングはウルヴァリンを持ち上げることができる。ハルク（またはザ・ シング）が持ち上げている間にキーを押すと、ウルヴァリンを前方に投げることができる
「ヤンシー・ストリートの突撃」は、ノックアップ付きの突進中に200の追加HPを獲得できる上に、スキル終了時の広範囲攻撃に当たった際には移動スキルを封印するユニークなデバフを付与可能です。突進は任意のタイミングで終了できるため、奇襲した後に戻ろうとする敵の思惑を外して追い詰めることも狙えます。
自身と味方に防御バフを与える「エンバトルドリープ」は用途の広いスキルとなっており、奇襲された味方にのもとに駆けつけて守ったり、自身がピンチの時に後方の味方に向かって退避したりと生命線とも言える活躍を見せてくれます。ただし、防御バフはあくまでダメージ軽減である他、味方がいないと発動できないためスキルを過信した立ち回りは禁物です。
パッシブスキル「不屈の意志」はノックアップ、ノックバック、強制移動スキルを無効化するという強力かつユニークな効果。700という高HPも合わせて強気に攻めたいところですが、守りのスキルは前述の「エンバトルドリープ」のみでシールドのような防御手段はありません。戦闘中は他のヒーローと同様に、仲間の位置や状況を強く意識して戦う必要がありそうです。
圧倒的な制圧力で敵を燃やす一番アツいヒーロー「ヒューマン・トーチ」
ヒューマン・トーチは「アイアンマン」や「ストーム」と同じく常時飛行しているファイターのヒーローです。分裂する弾を射出する通常攻撃と、地面に炎のダメージエリアを作り出す右クリックのスキルを中心にダメージを与えつつ、地面に向かって突撃したりダメージエリアを広げたりするスキルも活用して敵を追い詰めていきます。
ファイア・クラスター（通常攻撃）
分裂する火炎弾を前方に射出する
スーパーノヴァ（アルティメット Q）
宇宙の炎を放ち範囲内の敵にダメージを与え、スーパーノヴァ状態になる。スーパーノヴァ状態持続中、ブレイジング・ブラストがフレーム・トルネードに変化し、フレイムボディーをコストなしで発動できる
フレイムボディー（左SHIFT）
左SHIFTを長押しで加速状態になる
ブレイジング・ブラスト（右クリック）
前方に火球を撃ち、直接ダメージを与えるか、命中した場所に炎の領域を作り出し、領域内の敵にダメージを与える
炎の牢獄（E）
2つ以上の炎の領域が同時にある場合、それぞれを繋ぎ、火の壁を作れる。火の壁は通過 する敵に1回大ダメージを与え、火の壁に閉じ込められた敵に持続ダメージを与える
フレイムメテオ（F）
地面に向かって飛び込み、周囲の敵をスタンさせる
オメガトーチ（連携スキル X）
ヒューマン・トーチのスーパーノヴァが発動した後に、ストームはオメガストームで炎の 竜巻を選んでオメガトーチを生成できる。ストームがオメガストームを発動した後に、ヒューマン・トーチはスーパーノヴァでそれをバーニング・ハリケーンに変えることができる。炎の竜巻はバーニング・ハリケーンに触れると体積が広がり、ダメージが増加する
兄妹の絆（連携スキル C）
インビジブル・ウーマンは、ファンタスティック・フォーのメンバー全員に霊能アーマーを与える。霊能アーマーはミスター・ファンタスティック、ザ・シングとヒューマン・トーチにダメージ耐性を付与する。「霊能アーマー」を発動させると、持続的に失ったHPと同量の追加HPを得る
「ブレイジング・ブラスト」は、地面に向かって撃つと継続してダメージを与える円状の炎の領域が生成されます。領域は思った以上に範囲が広く5秒以上も地面を燃やしてくれる上に、スキルのクールダウンもかなり短いです。上限3つのスタックもあるため、かなり気軽に撃てるスキルとなっています。
そしてこの炎の領域をより強力にしてくれる「炎の牢獄」は、2つ以上の領域を繋いでダメージを与える火の壁を生成できます。領域を繋げられる範囲はかなり広く、3つ以上の領域を繋いで壁に閉じ込めた場合は枠内の敵に持続ダメージを与えます。
「フレイムメテオ」は地面に飛び込み敵を大きく吹き飛ばすスキルで、スタンさせる効果も発生します。HPが削れた相手を追い詰めたり、高台の敵を吹き飛ばして落としたりと多様な攻撃手段として機能する他、緊急時の退避手段としても活用可能です。
アルティメットの「スーパーノヴァ」は一定時間自身のスキルを強化してくれます。移動スキルのコスト（ゲージ）消費がなくなり、右クリックスキルが弾数無限の「フレーム・トルネード」に変化。強力になった炎の竜巻で敵を制圧できます。
本作では初となるアルティメットでの連携スキル「オメガトーチ」にも対応しており、ストームの「オメガストーム」と合わせて、お互いのアルティメットの性能を強化します。どちらが先に発動しても連携スキルを合わせられるため、お互いのアルティメットが溜まった際には絶大な火力で戦場を動かせます。
新コンポジットマップでは「ブレイド」の姿が―ヴァンパイアハンターの続報に期待
ドラキュラの儀式を阻止するために戦う新たなコンポジットマップ「永夜の帝国：セントラルパーク」は脇道が多い複雑な地形となっており、アスガルドのリスの神である「ラタトスク」を救いドラキュラの城まで連れていくことになります。
セントラルパークではトレイラーでも披露されていた、ヴァンパイアハンターの「ブレイド」の姿を攻撃側のリスポーン地点で確認できました。イベントページでも“エリック・ブルックス”が行方不明になったと説明されており、「ファンタスティック・フォー」に続く新たなヒーローとして登場する可能性もあるのかもしれません。
シーズン1後半で遂に「ファンタスティック・フォー」のヒーローたちが勢揃いとなった『マーベル・ライバルズ』。強力な制圧力をもつ「ヒューマン・トーチ」と、揺るがぬ肉弾戦を繰り広げる「ザ・シング」の参戦で更に戦略の幅が広がっている対戦シューターは、魅力的な数々のヒーローたちが集い進化し続けています。
『マーベル・ライバルズ』は、PS5/Xbox Series X|S/PC（Steam/Epic Games Store）向けに配信中です。
