人生にゲームをプラスするメディア

「マンモスの墓場」って効果カードだったっけ!?『遊戯王 アーリーデイズコレクション』では、初期ならではの懐かしい環境が味わえた【先行レポ】

初期『遊戯王』デジタルゲーム群ならではの懐かしさ! しかも14本もあるのだから、相当なボリュームです。

ゲーム Nintendo Switch
「マンモスの墓場」って効果カードだったっけ!?『遊戯王 アーリーデイズコレクション』では、初期ならではの懐かしい環境が味わえた【先行レポ】
  • 「マンモスの墓場」って効果カードだったっけ!?『遊戯王 アーリーデイズコレクション』では、初期ならではの懐かしい環境が味わえた【先行レポ】
  • 「マンモスの墓場」って効果カードだったっけ!?『遊戯王 アーリーデイズコレクション』では、初期ならではの懐かしい環境が味わえた【先行レポ】
  • 「マンモスの墓場」って効果カードだったっけ!?『遊戯王 アーリーデイズコレクション』では、初期ならではの懐かしい環境が味わえた【先行レポ】
  • 「マンモスの墓場」って効果カードだったっけ!?『遊戯王 アーリーデイズコレクション』では、初期ならではの懐かしい環境が味わえた【先行レポ】
  • 「マンモスの墓場」って効果カードだったっけ!?『遊戯王 アーリーデイズコレクション』では、初期ならではの懐かしい環境が味わえた【先行レポ】
  • 「マンモスの墓場」って効果カードだったっけ!?『遊戯王 アーリーデイズコレクション』では、初期ならではの懐かしい環境が味わえた【先行レポ】
  • 「マンモスの墓場」って効果カードだったっけ!?『遊戯王 アーリーデイズコレクション』では、初期ならではの懐かしい環境が味わえた【先行レポ】
  • 「マンモスの墓場」って効果カードだったっけ!?『遊戯王 アーリーデイズコレクション』では、初期ならではの懐かしい環境が味わえた【先行レポ】

コナミデジタルエンタテインメントから、2月27日に発売を予定しているPC(Steam)/ニンテンドースイッチ向け対戦型カードゲーム『遊戯王 アーリーデイズコレクション』。本作には1998年から2004年にかけて展開された『遊戯王』デジタルゲーム初期タイトル14作品が収録されています。

その内容はゲームボーイ『遊戯王デュエルモンスターズ』(1998)から始まり、ゲームボーイアドバンス『遊戯王デュエルモンスターズ インターナショナル2』(2004)まで。さらに『遊戯王モンスターカプセルGB』や『遊戯王 双六のスゴロク』といった“カードゲームではない遊戯王”まで盛り込まれています。

現在では『遊戯王OCGデュエルモンスターズ』や『遊戯王 マスターデュエル』などがブラッシュアップされ、成熟した印象を持つ『遊戯王カードゲーム』ですが、当時はまだまだ初期だからこその魅力や懐かしさがたっぷり。本稿では、そんな『遊戯王 アーリーデイズコレクション』を一足先に遊ばせてもらったプレイフィールをお届けしていきます!

◆梶木漁太の“激流葬”に苦しめられる…初期タイトルでは「マンモスの墓場」が効果モンスターだった!

『遊戯王 アーリーデイズコレクション』を起動すると、ずらりと並ぶ『遊戯王デジタルゲームの数々!じっくり遊べばかなりの期間、やり込めるのではないでしょうか?特に筆者は原作漫画「遊☆戯☆王」のファンであるため、遊戯や海馬が鎬を削る初代はたまりません!

「バージョンを切り替える」にて他言語でのプレイも可能です。言語がわかるかどうかはさておき、当時とは違った楽しみ方も!

さて、『遊戯王 アーリーデイズコレクション』で収録されているタイトルのカード効果は、現行の『遊戯王OCG』(以下、OCG)と同じルール・カード効果ではないといったこともしばしば。

『遊戯王デュエルモンスターズ4 最強決闘者戦記』(2000年)も、そんなタイトルのひとつです。ゲームをスタートすると対戦相手として「インセクター羽蛾」や「ダイナソー竜崎」などが出てきます。とりあえず「梶木漁太」とデュエル!

いかに相手が“海の決闘者”と言えども、こっちは歴戦のデュエリストとして『OCG』でマーメイルテーマなどとやりあってきたんだ。「そんな古のカードになど負けるものか!ワハハハ!」 と挑みましたが、ゲーム開始直後なので初期デッキです。もちろん、「現れろ! 未来を導くサーキット!」とリンク召喚など出来ません。

そんなわけで、じっくり1ターンずつ召喚権を使用して、後半の激突に備えていくことになります。今に比べると非常にゆっくりで……これも楽しいなぁっ……!

相手も序盤とあって、ゆっくりバトルが進行します。ちなみに、1からカードを集めるのは大変だという忙しい現代人向けに、「カード全解放」というシステムも搭載されています。すぐに好きなカードでデッキを組めるので安心してください。

というわけで「カード全解放」を使用したこちらには、強力なカードが入っています。そのうちに、「ブラック・マジシャン」を召喚することに成功しました。

しかし「海の決闘者なのに全然フィールド魔法「海」を展開しないな……このまま勝てる!」と思っていたところ、まさかの「激流葬」発動……。こちらのモンスターが全部流されてしまいました。完全に忘れてた。

思い返せば、今もなお『OCG』にて活躍する「激流葬」を初めて使ったのは梶木漁太でした。こっちに“墓場に送られた時に効果を発動する”カードなんてないよ!

冒頭述べた通り、初期『遊戯王デジタルゲーム』は現行のものとルールやカードの効果などが異なります。例えば「マンモスの墓場」は『OCG』では効果を持たないモンスターですが、ここでは相手モンスターをパワーダウンさせる効果を持ちます。

「マンモスの墓場」も自分にそんな能力があることに驚いているでしょう。

先ほどの「激流葬」を受け、慌てて「死者蘇生」をするのですが、ここでも初期と現行によるルールの違いが……!なんと本作では、“敵の墓場にいるモンスターが、ランダムでこちらのモンスターとなる”効果なのです(『OCG』では敵味方問わず、選んで復活できる)。 「ブラック・マジシャン」を蘇生させてくれ……!

そんな流れもあって防戦一方でしたが、なんとこちらのデッキには“神”がいます。「オベリスクの巨神兵」です。この試合で使うつもりじゃなかった……! 「オベリスクの巨神兵」は、召喚したモンスターをすべて破壊したうえでLPに4000ものダメージを与えてくれます。泥試合に陥ったけど、まさしく“神頼み”でなんとか梶木漁太に勝利!

また、『遊戯王デュエルモンスターズ5 エキスパート1』(2001)などからは現代に続く『OCG』を踏襲したカード効果・ルールに。こちらでは「昔懐かしのOCGルール」が楽しめるでしょう! シンクロ召喚もない『OCG』を楽しめます。

フィールド魔法「闇」を発動すれば、場の演出も変化します。初代ゲームボーイタイトルに比べて、演出の進化を感じられますね。ちなみに『遊戯王 アーリーデイズコレクション』では「画面フィルター」機能でTVモニター風のエフェクトをかけることができます。本当に、当時の感覚が再現できるのに驚き。

『遊戯王デュエルモンスターズ インターナショナル2』(2004)では、インターナショナルの名に相応しく海外版イラストも味わえます。『OCG』ルールなのは『遊戯王デュエルモンスターズ5 エキスパート1』(2001)と同じですが、登場キャラをはじめ、当然ゲームシステムも違います。

各ゲームでの「遊☆戯☆王」キャラとの交流で「昔自分が楽しんだ「遊戯王」ってこれだ」と感じられるのも大きな魅力ですね。

ちなみに筆者は本田くんが好き。“日常での友達感”が良い……。

『モンスターカプセル』『DDMまで収録!『双六のスゴロク』ではブラック・マジシャン・ガールがプレイアブルキャラに!

『遊戯王』初期デジタルゲームと言えばカードのみではありません!

『遊戯王モンスターカプセルGB』(2000)はシミュレーションゲームのスタイルで、「カプセル・モンスター」と「モンスター・ワールド」をミックスしたオリジナルのゲームを楽しむことができます。ガチャからカプモンを出して集めていくのが楽しい!

『遊戯王ダンジョンダイスモンスターズ』(2001)はかなり独特なゲームでした! 3Dで描かれる“置いたダイスがマップとして広がっていく姿”や、戦闘シーンなどはかなり見ごたえがあります。「DDM(DDD)編で見た!」と興奮しますね。

筆者は今回初めて遊んだのですが、見覚えはあるもののルールがわからず……! おそらく突き詰めていけば骨太なシミュレーションを遊べるのでしょう。ちなみに、全部のゲームで当時の説明書を見ることができます。

『遊戯王 双六のスゴロク』(2004)はまさにパーティゲーム! 名前が示すように、すごろく形式のデジタルボードゲームです。

ブラック・マジシャン・ガールを含めたキャラクターたちで遊ぶことになるのですが、この「ストーリーの垣根を超えたパーティ感」が今のファンには一番嬉しいかも知れませんね。当時のストーリーを追体験するのも良いですが、気軽にキャラたちと触れ合えるこちらもいい感じです。

「遊戯王デュエルモンスターズ4 最強決闘者戦記」はオンライン対戦に対応しており、その他の一部タイトルも今後のアップデートにてオンライン対応が予定されているそう。当時は身近な友達としか遊べませんでしたが、今では世界中のデュエリストと「昔懐かしの『遊戯王カードゲーム』」を味わえます。

当時の『遊戯王カードゲーム』は、様々なジャンルのゲームが出ていたことが魅力でした。現在も『OCG』にて「DDM(DDD)」に関わるゴッドオーガスがカード化されたりと丁寧に拾ってくれていますが、現代で再展開される可能性は低いかもしれません。

そんな中でリリースされる『遊戯王 アーリーデイズコレクション』は、当時の楽しさと懐かしさがギュッと詰め込まれていて、幼いころから『遊戯王カードゲーム』に慣れ親しんだ筆者にとっては、間違いなく遊ぶ価値がある作品でした。

つい懐かしさばかりにフォーカスしてしまいましたが、本作には14タイトルも収録されているわけで、全体のボリューム感も尋常じゃありません! 『遊戯王カードゲーム』を愛する人はぜひチェックしてみてください!

PC(Steam)/ニンテンドースイッチ向け『遊戯王 アーリーデイズコレクション』は、2025年2月27日に発売予定。価格は6,050円(税込)です。詳細は公式HPを確認ください。

◆特製デュエルフィールドを2名様にプレゼント!

『遊戯王 アーリーデイズコレクション』発売を記念して、インサイドの読者に向けて「特製デュエルフィールド」を2名様にプレゼント!

応募方法は、インサイド公式X(旧Twitter)をフォローして本記事の投稿をRTするだけ。プレゼントをご希望の方は、下記注意事項と株式会社イードの「個人情報保護方針」に同意の上ご応募ください。応募期限は2025年3月7日(金)23時59分までです。

なお当選のご連絡は、応募期間の終了後にインサイド公式Xよりダイレクトメッセージにて行います。事前にインサイド公式Xよりダイレクトメッセージを受け取れるように設定をお願いします。

■注意事項

  • 応募はお一人様1回までとします。

  • 当選したプレゼントの転売等は固く禁止します。

  • 当選された方には、後日XのDMにてご連絡を差し上げます。ご返信をいただけなかった際は、当選が無効になる場合があります。

  • 当選者の個人情報については本プレゼントの発送にのみ利用いたします。個人情報の管理については株式会社イードの個人情報保護方針に基づきます。


©スタジオ・ダイス/集英社・テレビ東京・KONAMI
©Konami Digital Entertainment


《高村 響》

多義的に面白いことが好きです 高村 響

兵庫県生まれ。子供の頃からゲームを初めとしたサブカル全般にハマっていたものの、なぜか大学にて文学研究で博士課程まで進むことに。本が好きで、でも憎い。純文学を中心とした関係性の中で生きていたが、思うところあってゲームライターに転向。その結果、研究のさなかゲームをしまくっていたことが恩師にバレつつある。 読んでくださっている皆様、どうぞよろしくお願いします。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ゲーム アクセスランキング

  1. 『モンハンワイルズ』迷っているハンター必見!360人超のユーザーが答えた「使いたいメイン・サブ武器」─新要素の「武器切り替え」で広がる選択肢【アンケ結果】

    『モンハンワイルズ』迷っているハンター必見!360人超のユーザーが答えた「使いたいメイン・サブ武器」─新要素の「武器切り替え」で広がる選択肢【アンケ結果】

  2. 伝説のポケモン「ミライドン」を、トヨタの技術力で再現!実際に乗れるほぼ1/1スケール、開発用の立体資料も激写【レポート】

    伝説のポケモン「ミライドン」を、トヨタの技術力で再現!実際に乗れるほぼ1/1スケール、開発用の立体資料も激写【レポート】

  3. 『ゼノブレイドクロス ディフィニティブエディション』追加ストーリーの詳細解禁!“Wii U版の最終章に続く物語”が描かれる

    『ゼノブレイドクロス ディフィニティブエディション』追加ストーリーの詳細解禁!“Wii U版の最終章に続く物語”が描かれる

  4. 『ポケポケ』に「アルセウスex」が!新拡張パック「超克の光」が2月28日に登場

  5. 値上がりもした「PS5本体」の中古価格って、今どれくらいなの? 4つの店舗を現地調査!『モンハンワイルズ』で駆け込み購入したい人も必見

  6. 任天堂の「マイニンテンドーゴールドポイント」3月25日に付与終了へ…ちょっとしたソフト購入にも使えるお得ポイント

  7. 『ポケポケ』アルセウスの完成度高すぎな「イマーシブレア風ムービー」が話題沸騰―これがファンメイド!?過去作のギラティナやルギアも凄まじい

  8. 『ポケモンレジェンズZ-A』には、あの「AZ&フラエッテ」の姿も!気さくな仲間に女社長など…気になる新キャラクターが一挙公開

  9. 『ポケポケ』好調のDeNA、ゲーム事業利益が前年同期比で8,000%越えー大幅な増収・増益で「合理的・具体的な見通しの算出は困難」

  10. 『ポケモンレジェンズZ-A』2ndトレイラーで発表された新情報ひとまとめ!登場した「メガシンカポケモン」たちも一挙紹介

アクセスランキングをもっと見る