アジアオリンピック評議会(OCA)は2月22日、、第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)で実施するeスポーツ11種目の最終リストを発表しました。当初2月6日の理事会で採決された種目から一部変更が加えられています。
OCA事務局長のフセイン・アル・ムサラム氏は、2月22日に緊急オンライン理事会が開催され、以下の11種目が全会一致で承認されたことを加盟各国・地域のオリンピック委員会に通達しました。
格闘ゲーム(チーム戦) (「ストリートファイター」シリーズ 、「鉄拳」シリーズ、「ザ・キング・オブ・ファイターズ」シリーズの3タイトル)
『ポケモンユナイト』
『王者栄耀(Honor of Kings)』
『リーグ・オブ・レジェンド』
『PUBG Mobile』(アジア競技大会版)
『モバイル・レジェンド:Bang Bang』
『IdentityV 第五人格』:アジア競技大会版
『NARAKA: BLADEPOINT』
『グランツーリスモ7』
『eFootball』
『ぷよぷよeスポーツ』
当初発表されていた『Dreams of 3 Kingdoms』が『IdentityV 第五人格』に変更されたほか、格闘ゲーム部門では『ストリートファイター6』単独ではなく、「ストリートファイター」、「鉄拳」、「ザ・キング・オブ・ファイターズ」の3タイトルをチーム戦として実施し、1つのメダル種目とすることになりました。
愛知・名古屋アジア競技大会は2026年9月から10月にかけて開催される予定で、日本では32年ぶりとなるアジア競技大会の開催となります。
eスポーツは2018年のジャカルタ・パレンバン大会でデモンストレーション競技として初めて導入され、2023年の杭州大会では7種目が正式メダル競技となりました。今回の愛知・名古屋大会では更に4種目増加し、これまでで最も多くのeスポーツ種目が実施されることになります。