2月28日に発売された『モンスターハンターワイルズ』にはスリンガーによるアイテム収集や、オート移動や支給品の受給を担ってくれる「セクレト」、双眼鏡でのモンスターサイズ判定など、便利な新要素が多数実装されています。
『モンスターハンター』シリーズ最新作ならではの狩猟を楽しめる本作ですが、過去作品で快適な操作を実現するために生み出された「モンハン持ち」が操虫棍での操作方法としてX(旧Twitter)で再び脚光を浴びトレンド入りしている模様です。

懐かしの「モンハン持ち」が最新作でも姿を見せる

「モンハン持ち」とはコントローラーでハンターの移動と視点変更を両立させるために人差し指で方向キーを押す操作方法です。正面以外への視点変更を左側の方向キーでしか行えず、カメラが自動でモンスターの方を向く「ターゲットカメラ」機能がなかった過去作品で、動き回るモンスターを狩猟するためにプレイヤー側が工夫してこの持ち方が生み出されました。
シリーズが続くにつれて操作方法の変化やターゲットカメラ機能の実装などの改善が実施され、「モンハン持ち」の必要性も薄くなっていきました。懐かしい操作方法としてハンターたちの思い出になっていましたが、最新作の『モンスターハンターワイルズ』で操虫棍の操作方法として再び注目されているようです。
猟虫と呼ばれる虫を操り空中からも攻撃できる操虫棍は、本作では操作難易度が高いと感じている声も散見されます。様々なハンターが試行錯誤しながらこの武器を扱う中で、コントローラー右側のアクションボタンを人差し指で押す操作方法に偶然たどり着いたハンターも現れており、「モンハン持ち」のようなコントローラーの持ち方に懐かしさを感じるベテランハンターたちが多数集まりトレンド入りへと至ったようです。
21周年目に突入する『モンスターハンター』シリーズは、ベテランハンターも新人ハンターも狩猟を楽しんで賑わっている最新作の『モンスターハンターワイルズ』がPS5/Xbox Series X|S/Steam向けに発売中です。