
Nianticは3月12日、ゲーム事業をScopelyに売却すると発表しました。これを受けて、『ポケモンGO』のチームリーダーを務めるエド・ウー氏が声明を公開。本件を「未来にとって前向きな一歩」だと伝えています。
◆『ポケモンGO』の未来の成功に強い確信を持った
本件は、Nianticの『ポケモンGO』『ピクミンブルーム』『モンスターハンターNow』とそれらに携わるチームを、一般的な取引完了条件を満たすことを前提として、Scopelyに対し35億ドルで売却するというもの。なお、事業移管後もゲーム及びアプリは継続してサービスを提供します。
これについてエド・ウー氏より、『ポケモンGO』公式サイトで「次の10年に向けて」というメッセージが公開されました。ウー氏はまず「Scopelyが『ポケモンGO』のコミュニティとチームを高く評価している」と前置きし、Scopelyの一員となっても『ポケモンGO』の理念は変わらないと説明。
その上で、Scopelyも『ポケモンGO』チームが自律性と必要な権限を持ち、最高のプレイヤー体験を提供できるようサポートしてくれると伝えています。
さらに、ウー氏は「このアプローチはNianticのゲームにとってとても重要」だと強調。Scopely側との対話を通し、同社が各ゲームの自主的な開発と創造的な成長をどのようにサポートしているかを学び、『ポケモンGO』の未来の成功に強い確信を持ったといいます。
また、株式会社ポケモンとの絆もこれからも変わることなく続くと説明。最後に「『ポケモンGO』は常に進化し続けるゲームです。これからも、私たちがゲームを作り、進化させていくことに変わりはありません。そして、皆さまにより良い体験を提供し続けます」と締めくくりました。
『ポケモンGO』は2016年7月にリリースされ、世界的な大ヒットを記録。それまでややマイナーだった位置情報ゲームの知名度を飛躍的に高め、今なお根強い人気を博しています。
売却を受けてゲームにどのような影響が出るか不安になった方は、公式からの頼もしい声明に安心したのではないでしょうか。Scopelyのサポートを受け、『ポケモンGO』がさらなる進化を続けることに期待です。
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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
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