■第3位「現行の有機ELモデルと同価格帯(37,980円前後)」:19.9%

スイッチ2の購入意欲で第3位に食い込んだのは、現行のスイッチで最も価格の高い「有機ELモデル」と同価格帯(37,980円前後)を選んだ意見でした。
現状のスイッチにおいて、「有機ELモデル」は最上のプレイ環境が楽しめる機器です。前世代機の上位モデルの価格が、次世代の標準モデルの価格に置き換えられるというのは、感覚的に納得しやすいバージョンアップと言えるかもしれません。
■第2位「5万円以上でも買う!」:28.4%

全体の28.4%の投票者が選択し、第2位となったのが、「5万円以上でも買う!」という意見でした。今回用意した回答の中では最も高額ですが、3割弱の投票者たちはスイッチ2の価値を相応に見積もっており、現行機と比べて大幅な値上げになっても購入意欲は高いようです。
同じ家庭用向けゲーム機としてライバルの関係にあるPS5は、発売当初54,978円(ディスクドライブ版)でした。そしてPS5は段階的に値上げされ、一部性能が向上したものの、今では7万9,980円まで上がっています。こうした現状を思えば、スイッチ2の価格が5万円を超えたとしても、受け入れるユーザーが一定数いるのも頷けます。
■第1位「4万円台までなら買う」:44.3%

第3位、第2位で投票率が大きく上がっていきましたが、今回最も票が集まったのは、「4万円台までなら買う」という意見でした。投票率もダントツの44.3%で、半数に近い回答者が4万円台という価格帯が妥当と考えている模様です。
スイッチが成功した理由のひとつは、低価格路線にあるとも言われています。安いほど購入するハードルは下がりますし、子供が複数いる家庭なら「一家に一台」ではなく「ひとり一台」という選択も採りやすくなります。1億5,000万台もの普及は、この狙いがハマったのも一因でしょう。
そのため、「スイッチ2で大幅な値上げをすると、ユーザーがついてこないのでは」と懸念する声もありました。しかし今回のアンケート結果を見ると、ある程度の値上げを受け入れる姿勢が見て取れます。

スイッチ2の価格が実際にいくらになるのか。それはまだ分かりませんが、スイッチと比べて多少高い程度ならば、反発よりも受け入れる人の方が多くなるかもしれません。
4月2日の新情報を受け、ユーザーがどのような反応を示すのか。全ては任天堂の決断と発表内容にかかっています。