■第2位「新たな遊び(新機能による提案)」:19.3%

話題になりやすい描画やパフォーマンスよりも「新たな遊び(新機能による提案)」を重視した回答者は、19.3%と2番目に多い支持を集めました。
任天堂が開発・販売するゲーム機は、他社のものと比べて単純な性能面では控えめなものの、価格が安くてユニークな機能を備えていることが多くあります。
据え置き機なのに携帯モードもあるスイッチをはじめ、TVと手元の2画面構成だったWii U、リモコンのような感覚で使えるコントローラーで間口を広げたWiiなど、近年だけでも特徴的な展開が続きました。
スイッチ2は、ユーザーが望むようなユニークな新機能を搭載しているのか。今後、注目を集めるひとつのポイントとなりそうです。
■第1位「快適なプレイに繋がる処理性能」:38.6%

今回のアンケートで最も意見が集中したのは、「快適なプレイに繋がる処理性能」を望む声でした。投票率は38.6%とかなり高く、第2位と比べても2倍近い人数が、スイッチ2での快適なプレイを待望しています。
「パフォーマンス」がよりよい体験を求める声だとすれば、こちらはカクつきや長いロード時間といった不快な体験を味わわずに済む、マイナスのない心地よいプレイを望む声と言ってもいいかもしれません。
スイッチは名機ながら、特に後年は性能の物足りなさが目立ち、没入感が阻害される場面もありました。そうした経験を持つ人ほど、スイッチ2で快適なプレイ体験を望むことでしょう。その願いが叶うことを祈るばかりです。
■「スイッチ2」に期待するのは、タイトルや「Joy-Conの耐久性」

スイッチ2の性能面で最も重視する点だけでなく、「ニンテンドースイッチ2」や販売元の任天堂に期待する事柄などの意見も募集しました。こちらは自由記入形式のため、届いたコメントと共に紹介します。
まず、スイッチ2のタイトルに関する意見では、ラインナップの充実を望む声が多数ありました。また、独占タイトルの充実や、スイッチでは難しかったハイスペックを求めるAAAタイトルのリリースなどを願う人も少なくありません。
【回答者のコメント】
・スイッチ同様の豊富なラインナップ。
・高性能化によるスペックが要求されるゲームの移植。
・やはりソフトの充実。任天堂のタイトルが目当てで買いますので、シリーズや完全新作のラインナップ充実に期待しています。

前述の集計結果とは別に、性能におけるピンポイントな部分に注目した意見も数多く届きました。「長時間プレイしてももつバッテリーが欲しい」「現行機種の周辺機器との互換性」などが気になる人は、回答者以外にも少なくないでしょう。
しかし、性能についての自由記入で最も多かった意見は、「Joy-Conの耐久性」や「ドリフト問題の解決」に関するものでした。それだけ広範囲の人が、Joy-Conの問題に悩まされたものと思われます。
【回答者のコメント】
・コントローラーの耐久性は上げてほしい。
・現行機で非常に故障が多いアナログスティック、SL/SRボタンの耐久性向上。
・ボタンが小さく操作性が悪いジョイコンの改善(ボタンの大型化等)。
・液晶なしの出力専用モデル。
・バッテリー交換を自分で簡単にできるようにして欲しい。