※本稿では、システム上の関係で簡体字/繁体字で表記すべき部分も異体字に置換している場合があります。
◆『Silver and Blood(銀與緋)』

3月14日からTapTap、bilibiliのプラットフォームにて『Silver and Blood(銀與緋)』が事前登録を開始。21日からは早速ベータテストもスタートしました。本作は中世ヨーロッパを彷彿とさせる“ゴシックファンタジー”な世界観が特徴的なRPG。古き良きJRPGの奥深さと緊張感溢れる戦略バトルを融合したゲーム体験を売りにしているようです。
実は簡体字圏での事前登録がスタートする以前、昨年9月ごろにアメリカを対象としたクローズドβテストが実施されていました。初公開となったティザー映像では、どこかで聞いたことがある有名声優陣たちの日本語ボイスも収録されているようで、グローバル展開を視野に入れている可能性が高いと見えます。今後の展開が楽しみですね。




◆『悠星大陸』

2022年頃にTapTapにて『代号:双月』の名前で発表され、地道に開発が続けられていたアニメ調のオープンワールドMMO『悠星大陸』が、3月21日よりWeGameにて独占的なベータテストを実施。
世界観のルックやアニメ調子なキャラクターの3Dモデリング、そしてプロジェクトが発表されたタイミングなどから推察するに、『原神』から多大な影響を受けた数ある作品の1つと言えそうです。TapTapユーザーたちも『原神』を引き合いに出しつつ、コメント欄ではさまざまな論争を繰り広げています。ただ、MMOジャンルというだけあって、プレイ動画を見ている限りではそこまで『原神』ライクとは言えなそうに感じます。


そんな『悠星大陸』ですが、ここ数年で中国国内ユーザーからのアクセスが増えているとされているSteamでも配信が予定されています。TapTapでの事前登録者数はともかく、現状bilibiliでの注目度はかなり低めでした。なお、Steamを見る限りでは2025年4月配信予定とされています。




◆『代号:芙婭之魂』

3月19日に『代号:芙婭之魂』がTapTapにて登場し、TapTapユーザーたちから注目を集めています。本作は“ソウルライク系のオープンワールド+横スクロールアクションゲーム”を謳う新作タイトル。「ソウルライク系のオープンワールド」などと言うものですから、てっきり3Dゲームを想像していましたが、いざ蓋を開けてみたら可愛くデフォルメされた2Dの美少女キャラクターが酷い目に合うゲームのようです。
まだティザー映像すらも発表されていませんが、本作は「探索」を重視しているとのことで、作中の全ての武器、アイテムをオープンワールドのあらゆる場所に隠しているそうです。サービス形態やマネタイズ面が気になるところですが、TapTapユーザーたちからの期待値スコアは「9.5」とかなり高い数値を記録しています。



