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新機軸の『バトルフィールド ヒーローズ』のゲームデザインについて開発者自らが語りつくす!

自由度の高さと高度な描画能力を兼ねそろえた事でFPSファンの多くの魅了してきた『バトルフィールド』シリーズが今回なフリーダウンロード、アイテム課金制度としてカジュアルゲームに衣替え。今回は東京ゲームショーを期に来日した、開発元ダイスのエクゼクティブプロデューサー、ベン・カズンズ氏(Ben Cousins)からお話を伺いました。

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新機軸の『バトルフィールド ヒーローズ』のゲームデザインについて開発者自らが語りつくす!
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自由度の高さと高度な描画能力を兼ねそろえた事でFPSファンの多くの魅了してきた『バトルフィールド』シリーズが今回なフリーダウンロード、アイテム課金制度としてカジュアルゲームに衣替え。今回は東京ゲームショーを期に来日した、開発元ダイスのエクゼクティブプロデューサー、ベン・カズンズ氏(Ben Cousins)からお話を伺いました。

■新しいユーザー層獲得を目標に雰囲気もゲームシステムも刷新

―――まず、『バトルフィールド ヒーローズ』(以下、『ヒーローズ』)のゲーム内容を教えてください

ベン・カズインズ氏(以下、ベン):『バトルフィールドヒーローズ』は『バトルフィールド』シリーズのゲームプレイはそのままに、まったく新しいユーザー層にこの楽しさを提供する作品です。新しいゲーム層とは、これまでシューティングゲームをプレイしたことがない方々、PCを持っているけど、シューティングゲームの最新作をプレイできる程、ハイスペックのPCではない人など、これまで『バトルフィールド』シリーズをプレイする機会がなかった人たちのことです。

―――その中でも特にターゲットとしているのは誰でしょう?

ベン:特に男児層ですね。12歳以下の。あとは女性層ですね。

―――ではこれらの市場層に対し訴求するために具体的にどんな工夫をしたのでしょうか?

ベン:まず、低スペックPCでも対応できるようにしました。ミニマムスペックは、1GHzのCPUと512MbのRAMですので、世界中にある多くのPCに対応していると思います。もうひとつ重要なのは、サードパーソンビューにしたことです。やはり世界中のたくさんのひとが主観視点でゲームキャラクターをコントロールするのが難しいということがあるようですので。ですから、自分自身のキャラがゲーム内のどこにいるのか一目で分かります。またゲームそのものも分かりやすくしたうえに、チュートリアルも追加しました。これで更にゲームが分かりやすくなったと思います。また無料でプレイできる事ですね。ダウンロードすればすぐにプレイが出来ます。たった250MBなので数分で完了しますよ!

―――なぜそこまでファイルを小さくできたのですか?

ベン:まずは描画エンジンですが、今回はバトルフィールド2エンジンをベースにしています。開発スタッフはこのエンジンを熟知してるので、グラフィックの最適化を図ることができました。結果的にファイルサイズも極限まで小さくすることが出来たのです。

―――では、ゲームデザイン上の工夫はどうでしょうか?

ベン:前作『バトルフィールド2142』では、戦場に登場しては死に、再生してもすぐに戦車に轢かれ、爆発に巻き込まれと、とにかくペースが速かったんです。今回ターゲットとしているカジュアルゲームプレイヤーからすればこれはあまりにもペースが速すぎます。ですので、全体的にペースをゆっくりとしました。キャラクターの移動速度もすこし遅くしましたし、一般的に、相手のキャラを倒すのにも一定の時間が必要となります。ですので、プレイヤーはしっかりと考える時間が与えられています。単に戦場で最もすばやく動ける人が勝つわけではありません。

―――ゲームデザインの変化に伴う新しい攻略法は?

ベン:今回のシステムで導入したのがアビリティーです。単に銃を撃ち続けるのではなくこのアビリティーを使用することでも相手を倒す事が出来ます。ゲームが上達すれば、自身や見方を癒す事も出来るようになったり、バリアーを張ることもできる。一般的なRPGの魔法のスペルに近いかもしれません。一般的なシューティングゲームとは違った戦略要素が加えられていますね。

―――『バトルフィールド2142』ではRPG要素も導入しましたよね

ベン:『ヒーローズ』でもポイントシステムを導入しており、レベルアップを続ける事で新たなアイテムをアンロックしたり、武器やアビリティを使用することが出来るようになります。また、MMORPGなどで見られるような特殊能力も備える事が可能になっています。ですから、あるメディアはこれを、『World of Warcraft』世代のゲーマーのためのシューティングゲームと評されたことすらあるんです!ですから全体的にはMMORPGの雰囲気をもちつつ、シューティングゲームのインターフェイスを兼ね備えているという感じになりそうです。

■『紅の豚』、『World of Warcraft』、さまざまなコンテンツの要素を貪欲に取り込む

―――この作品ならではの他の機能はありますか?

ベン:いろんなアニメーション機能があります。他のプレイヤーとコミュニケーションをとるためのものですね。手をふったり、とどめをさすといったものです。更に自らのキャラクターをカスタマイズ出来ます。これによって、かなり独自色のあるファッションを身にまとうことが出来るようになるのです。たとえば、パンツ一丁にカウボーイハットをつけて走り回るとかね。クールな服装にすることもできれば、ちょっとおバカな格好も楽しめます。だから、全体的にはコミック要素の強い楽しい雰囲気を強調しています。これまでのシューティングゲームはそのほとんどが、シリアスで恐怖すら感じるものでした。ですので、私たちは、ゲームシステムはそのままによりコミック的な要素を導入したわけです。

―――インターフェイスもかなり直感的になっていますよね。

ベン:インターフェイスもかなりシンプルに作り直しました。これまでシューティングゲームをプレイしたことがなかった人がターゲットですからね。これは開発するうえでとても重要な事でした。またデザイン上の課題はとにかく低スペック対応にということ、そして如何にゲームが楽しいかということを受け手に伝えるということでしたので、風景などの雰囲気は宮崎アニメの『紅の豚』のモチーフを意識しました。キャラクターはイギリスのアニメ『pop band Gorillaz』を意識しています。

―――『バトルフィールド』シリーズでは飛行機で空も飛べますからね!

ベン:まったくその通りです!『ヒーローズ』では、英国軍的なものとドイツ軍的なものを用意しています。ただ今回は、仲間が翼上に座り、援護射撃が出来るようになっています!なので、一人は、飛行機を操縦し、2人は翼上から攻撃が出来ます。たとえ飛行機が逆さになっても2人が落下することはありません。だから、空から敵を攻撃することが出来て、とても爽快なんです。

―――全体的なトーンは第二次世界大戦ですよね。

ベン:そうですね。世界観や武器は第二次世界大戦をモチーフとしていますが、面白さを大切にしている作品なので第二次世界大戦そのものを再現しているわけではないんです。ただ、もし第二次世界大戦マニアの方でしたら、車両や銃といったものに、その要素を実感していただけると思います。軍服とかもそうですね。でもこれはあくまでも架空の世界です。『ヒーローズ』ではロイヤルアーミーとナショナルアーミー間の戦いです。コミック風にアレンジされていますけどね。

―――アイテム課金モデルとのですが、どのような課金システムなのでしょうか?

ベン:まずは、服装ですね。金のヘルメットやたばこなどです。または、モーションも購入出来ます。チキンムーブとか...後は韓国ゲームなどで採用されている能力値のブーストなどもアイテムとして販売予定です。また、名前変更機能や、クラン用タグなども販売します。これらのモデルは実際に韓国に行き、様々なゲームに触れる事でインスピレーションを得ることが出来ました。

―――本当にたくさんの作品を参考にしているんですね。

ベン:私自身、国際感覚をあらためて磨かなければなりませんでした。世界中からうけた影響をゲームにもってきたかったんです。

―――では、日本やアジアのファンが独自に期待できるものはなんでしょう?

ベン:各地域独自の服装は今後強化していこうと思っています。サムライのような外見とかですね。ニンジャなども考えらえます。または大日本帝国軍の軍服をモチーフにしたデザインも考えられます。ロシアだろうと南アメリカであろうと、各地域の状況に応じてそれぞれの地域のニーズにあった、アイテムを用意したいと思っています。

―――大きな変化があった、『ヒーローズ』ですが、ユーザーの反応はいかがでしょうか?

ベン:現在、欧州を中心にクローズドβを展開していますが、15000人の方々にプレイしてもらっており、かなり良好なフィードバックを得ています。かなりハマっているようですね。また、ウェブとの連動も意識しており、キャラクタープロフィールをウェブ上にもアップ出来るので、『ヒーローズ』専門のSNSでアイテム購入も出来れば、クランを組織したり、新たなキャラクターを生成することが出来ます。だからユーザーは『ヒーローズ』を通じてこれまで体感したこのとのないウェブ体験もすることが出来るんです。

―――今後、日本ではどのような展開を期待したらいいのでしょう?

ベン:日本でもクローズドβテストを行う予定です!ですので、近いうちに日本のみなさんも『ヒーローズ』を楽しむことが出来るようになりますよ。

■ベン・カズンズさんのゲームライフ

―――ベンさんは最近どんなゲームにハマっていますか?

ベン:現在、iPhoneゲームにかなりハマっています!ですのでiPhone専用のリアルタイム戦略ゲームである『Galcon』や、EA版iPhone専用『テトリス』ですね。最近はかなりカジュアルよりになっています。

―――では、これはら開発予定のゲームで気になるゲームはどれですか?

ベン:弊社の『ミラーズエッジ』はとにかく凄そうです。別部隊が開発中なのですが...あと、Valveが開発する作品すべてに興味がありますね。次の『Half Life』がとにかく楽しみです。私自身『Half Life2』が大好きですし。

―――ありがとうございました!
《中村彰憲》
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