暴力的なゲームが睡眠中の心拍数に影響を与え、睡眠不足を引き起こすとする研究結果が発表されました。
ScienceDailyが報じるところによると、この研究はスウェーデンのストックホルム大学とウプサラ大学、カロリンスカ研究所の共同で行われ、12歳〜15歳の少年に暴力的なゲームとそうでないゲームをプレイしてもらい、睡眠中の心拍数を測定するという方法で進められました。
暴力的なゲームをプレイした後は睡眠中の心拍数にも影響が現れ、少年は充分に眠れないと感じたとのことです。
研究結果に関して「今回の研究で分かったのはゲームが人間の神経系に影響を及ぼすということであり、こうした影響が長期的にどのようなものとなるか、現時点で結論を出すのはあまりにも性急である」とコメントされています。
ゲームをやりすぎた後に、夢の中にもゲームが出てきたという体験をした人は多いと思いますが、こうした研究が進むことで安眠に良いゲームも見つかるといいですね。