米国の市場調査会社IDCのビデオゲームアナリストBilly Pidgeon氏は「コアゲーマーは仕事があるかぎりゲームを買い続ける」とコメント。Wedbush Morgan証券のMichael Pachter氏は、コアゲーマーはゲームの売上の半分を支えており、収入の如何に関わらずゲームを買うとの見解を明らかにしています。
売上の半分をコアゲーマーに支えられているが、ゲームメーカーはライト層へのアピールを続けるこの状況を記事は「ねじれ」であると表現しますが、2008年11月のゲーム関連の売上は30億ドル(約2670億円)と前年同月比10%増しとなっており、ゲーム業界の成長は続いているとするのがAP通信の見解です。
「ねじれ」とは表現されていますが、ライト層がいつまでもライト層に留まるとも言えないため、WiiやニンテンドーDSのようなライト層へアピールするハードとXbox360のようなコアゲーマー向けハードが共存している現在は、ある意味バランスが取れている時代なのかも知れません。