英デイリー・テレグラフが報じるところによりますと、ある日Richard Thornhill氏が中古ソフト店で『GTA』の中古を買ったところ、取扱説明書に麻薬「エクスタシー」がラップに包まれていました。
Thornhill氏には16歳の娘と12歳の息子がおり、「息子が先に麻薬を見つけたら死んでいたかも知れない」とコメントしています。
Thornhill氏は麻薬を警察に届け、警察は即座に捜査を開始したとのこと。図らずも麻薬入りのゲームを売ってしまったGamestationは、今後中古ゲームのチェックを徹底するとの見解を明らかにしました。
英デイリー・テレグラフは、麻薬が入っていたのはどの機種の『GTA』であるかは明らかにしていません。
「エクスタシー」は正式名をメチレンジオキシメタンフェタミン(MDMA)という合成麻薬で、幻覚や多幸感を生じます。事件を担当する英グロスタシャー警察によると「年30人ほどの死者が出ている」とのことで、被害が無くて何よりでした。