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（画像引用元：文化庁）

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警視庁初の試みであるモデルケースとして新設された「警視庁押上警察分署」に、それぞれの約半年間を経た安積たち4人が再び集められました。

それぞれが再会を懐かしむのも束の間、事件は起こります。

安積班は今まで培ったチームワークで犯人を捕らえ連行しようとするその前に、「警察はケガ人にも手錠を掛けるのか？」と、1人の町医者が立ちはだかりました。

川口総太郎刑事部長によって新設された「警視庁押上警察分署」に異動した安積剛志、結城沙緒里、尾崎誠、小池竜也。

着任早々、東京スカイツリー周辺を巡るツアーバスが、大久保慎一によってジャックされるという事件が発生しました。

人質として残されたのは、バスの運転手・五十嵐修とバスガイド・成海亜希子、そして乗客の平山早苗と江藤春子の4人。

大久保は、IT系企業の社長・有田耕平と不動産投資会社社長・横山友康という人物を3時間以内に呼び出すよう警察に要求します。

ある日、押上分署管内のアパートに住む佐久間宅で空き巣事件が発生しました。

それからすぐ後、盗まれた通帳で現金を引き落とそうとした人物が確認されます。

すぐ防犯カメラの映像を手がかりに緊急手配が敷かれると、警ら中の寺田巡査長が犯人・仁科を発見し身柄を拘束、スピード逮捕となりました。

しかし、鑑識の丸岡が空き巣被害にあった佐久間宅の箪笥から、8年前に起きた殺人事件の容疑者らしき指紋を発見しました。

「押上分署」に集められたばかりの安積班ですが、ある日、尾崎は外務大臣の警護、結城は八丈島警察署からの緊急要請によりまた異動となってしまい、現場は安積と小池竜也と2人だけとなってしまいました。

あまりにも突然のことに戸惑う安積と小池ですが、そんな2人に向島中央署からの応援要請がきていると久米島刑事課課長が伝えます。

押上周辺で、スカイツリー観光客を狙った置き引きや引ったくりなどの窃盗事件が相次ぎ、安積班も捜査に借り出されることとなったのでした。

ある日、殺人事件が発生します。

現場に駆けつけた安積と小池は、鑑識の丸岡と千春から、死亡推定時刻が前日の夜9時から11時頃との報告を受けます。

事件現場では凶器こそ発見されませんでしたが、血痕のついた手ぬぐいと、被害者の体の下から「合歓垣早苗」（ねむがきさなえ）と書かれた紙片が見つかりました。

また、ポケットにあったボールペンに「週刊新時代」のロゴが印字されていたことから、安積たちは身元確認のためにその編集部を訪ねると、被害者は、広川東吾というフリーの記者だと判明します。

向島中央署押上交番の寺田正一巡査長の元に、「落とし物です」と小学生がセカンドバッグを届けに来たました。

知らないオジさんから頼まれて、代わりに届けに来たというのです。

中には警察のマスコットキャラクターのストラップが付いた携帯電話のみ。と、突然、携帯電話が鳴って寺田が出ました…。

それからほどなく、押上分署の久米島課長に「寺田が消えた」との連絡が！？

横領事件で手配中となっている中田文彦の車が、伊豆で発見されたとの知らせを受け、安積と小池が現地へと向かいました。

六本木のナンバーワンキャバクラ嬢・矢野麻沙美に貢ぐために、経理係長だった中田が5千万を横領したものと見られていました。

麻沙美の出身地は静岡県の伊東市で、事件発覚後と共に店を辞めていることから、中田が麻沙美を追って伊豆に現れる可能性は高いのです。

とあるスナックの雇われママ・池澤元子という女性と、内縁関係の村田博いう男性が遺体で発見されました。

第一発見者はその店に勤めるホステスで、元子が開店時間になっても現れないため、元子のアパートを訪ねたといいます

荒れた部屋の状態から見て、村田が元子を殺害しての無理心中か？

残されたバッグの中から、銀行の帯封が付いたままの現金200万円が見つかりました。

外務大臣の警護に借り出されていた尾崎が、安積班に帰って来ました。

安積、結城、小池も尾崎との再会を祝って、飲み会を開こうと相談している矢先に、久米島課長が撃たれたとの報せが入ります。

久米島は重症を負い、生死の境を彷徨っている状況だというのです。

事件現場は、とあるバーから数百メートル離れた場所。

バーの店員によると、久米島は誰かと待ち合わせをしていた様子でしたが、電話で会話した後に店を飛び出して行ったといいます。