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（画像引用元：文化庁）

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烏森高校3年の東航（山本裕典）といえば泣く子も黙る（？）カラ高のアタマ。月森亮介（三浦翔平）や日暮里圭児（賀来賢人）たちとツルんで喧嘩は負け知らず、熱血で単純バカな航たちは周囲の生徒はもちろん、教師にさえ怖がられる存在です。

ある日、航は赴任したばかりの担任・柏木（AKIRA）から2年の単位不足を補うために何か部活をやらなければいけないと聞かされます。しかし、気が短い航は何をやっても続きません。

そんな時、クラスの美人転校生・里中茉莉（岡本あずさ）が女子新体操部に入ったことを知り、航は勢いで男子新体操部に仮入部することになります。

鷲津学院に負けたことで火がついてしまった航。もう一度団体演技をやろうと、男子新体操部員たちに働きかけます。しかし悠太は首を縦に振りません。それどころか男子新体操部を辞めると言い出します。

一方航が新体操にのめり始めたことで置いてきぼりをくった亮介は、ヤンキー仲間・赤羽にある「おいしい仕事」に誘われます。

不安に思った亮介は航に相談しようとしますが、新体操に夢中の航は亮介の相談に乗れず…。

航のほかに、亮介、日暮里が参加した男子新体操部。

悠太は男子新体操部で市民祭りへの参加を決めます。コンテストで新体操を披露して、優勝したら10万円の賞金です。

そのお金で新しいマットを買おう、と提案する部員たち。全員やる気を見せ、練習にも気合が入ります。

ところが、次第に日暮里が休みがちになります。訳を聞こうとアパートまでやってきた航に日暮里は「新体操なんてやりたくなかった」と言い…。

カラ高のアタマだった航が男子新体操に夢中になったことで、ヤンキー仲間たちが航に取って代わってカラ高のアタマになろうと画策を始めます。

男子新体操部に対する嫌がらせに航は怒りますが、キャプテンである悠太は暴力沙汰を起こすことだけは避けるよう航を諭します。

人数も揃い、男子新体操部は団体出場をかけて新たな一歩を踏み出そうとしていたのです。そんな時、期待の新入生部員・土屋に異変が起こります。

一方、木山は人殺しだ、という噂がカラ高に流れ、航は憤慨します。

柏木の骨折りで帝都大学での合宿練習をすることになった男子新体操部の部員たち。航や亮介は気乗りしませんが、女子新体操部も参加すると聞き、渋々合宿することに。

帝都大学の高杉コーチ（神保悟志）はスパルタで、航たちをマットにも上がらせません。それどころか、練習もさせずに雑用ばかり。

航たちはキレそうになるのを懸命にこらえますが、そんな折水沢の「ある秘密」が部員たちに知られてしまうことに…。

県予選大会に向けての練習を始めた烏森高校男子新体操部。航や悠太たちの練習にも力が入ります。

予選を勝ち抜くために新しい交差技を取り入れよう、と悠太、水沢、金子の3人が練習を始めます。ところがその練習中にアクシデントが起こり…。

一方、最近店に知らない男から電話がかかってくることが気になっていた航。母・奈都子（大塚寧々）もそろそろ再婚か、と複雑な心境でした。しかし、奈都子から思っても見なかった事実を聞かされて…。

母・奈都子から父親・泰久（加藤雅也）のことを聞かされた航は、生まれて始めて父親に会いに行きます。しかし何を話していいのかわからず、5分と持たずに帰ってきてしまいます。

シングルマザーで自分を生んだ母の想いを聞いた航は再度泰久のもとを訪れ、男子新体操の県予選会に来るよう伝えます。

一方、火野は父・雅治（升毅）と新体操のことで対立していました。

体操協会の理事である雅治は、新体操を続けたいのなら烏森高校ではなくもっと本格的に練習のできる高校へ行くべきだと言い、転校の手続きを取ります。

予選を突破し、関東大会に出場することが決まった烏森高校男子新体操部。

悠太は関東大会に向けて新しい曲と振りを取り入れることを決めます。しかし指導してもらおうにも、経験のある指導者がいません。

顧問の柏木は部員たちのためにありったけの資料を集めますが、航たちは自分たちでコーチ（音尾琢真）を見つけてきます。

新コーチのもと、ぐんぐん上達する部員たちを見て、柏木は寂しさを感じていました。そんな時、柏木は知り合いから新しい仕事に誘われます…。

航たちのクラスに転校生・矢代（佐野和真）がやってきました。

転校早々に航を殴り「俺がカラ高のアタマだ」と宣言した矢代。悠太を始めとした男子新体操部員たちは矢代に不気味さを感じますが、小学校のころに矢代と親しかったという金子だけは彼を男子新体操部に誘います。

関東大会に向けて着々と準備を進める部員たち。難しい組技を取り入れ、打倒鷲津学院を誓います。

そんな時、部室でボヤ騒ぎが起こる。タバコの火の不始末が原因とされ一同は教頭（小林すすむ）から詰問されますが、航たちには身に覚えがありません。

夢の関東大会出場！のはずの大会当日。烏森高校男子新体操部を関東大会に出場させるために一人、赤羽の元に向かった木山を助けようと、航は会場を飛び出します。

手は出さず、赤羽たちに殴られるままにひたすら耐える航と木山。一方、残された悠太たちにも、決断の時が迫っていました。

航に引っ張られるように男子新体操部に加わった亮介、日暮里。最初はヤンキーたちに戸惑っていた水沢、金子、火野、土屋。

色々な壁を乗り越え、ぶつかり合いながらも９人の部員全員がひとつになって掴んだ関東大会出場の切符。

悠太たちは、みんなの夢を守るために飛び出して行った航と木山の「思い」を汲んでこのまま大会に出るべきでしょうか？それとも…。