アニメ『テイルズオブゼスティリアザクロス（1期2期）』配信動画を全話無料視聴できる動画配信サービス比較

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グリンウッド大陸の北東部に位置するハイランド王国では、ここ数年の異常気象が原因で農作物への被害が増えており、さらに体調不良を訴える人々も出てきました。

そんな中、ハイランド王国の王女であるアリーシャは、グリエルという村に奇妙な霧が発見されたと報告を受けたので、クレムを調査に向かわせることにします。

しかし、その後一向に連絡がないことを心配したアリーシャは、従者とともにグリエルへと向かうことに決めます。その奇妙な霧は、依然としてグリエルに立ち込めていたのです。

グリエルで出会った人々や、従者たちが次々と竜巻に飲み込まれてしまい、アリーシャは独り残されてしまいます。

さまよい歩くうちにたどり着いた遺跡で、世界を災厄から救うといわれる「導師」の壁画を見つけるのですが、同時に大量の虫に襲われてしまいます。

命からがら逃げ出したアリーシャは、導師の紋章に導かれるように天の都を訪れます。そしてその頃、天族の杜・イズチで暮らす人間の青年・スレイと、天族の少年・ミクリオも、その遺跡にやって来ていたのです。

遺跡で出会った少女・アリーシャを、スレイはイズチへと案内することにしました。しかしミクリオは人間を案内することに不満を漏らしますが、スレイは困っている彼女を放っておけないとミクリオに告げるのでした。

イズチへ到着したアリーシャは、わらにもすがる思いで天族に助けを求めるのですが、天族たちにはその願いは届きません。

なぜなら天族たちは、人間をこの地に災いをもたらす存在だと考えているからなのです。これまで天族を信じてきたアリーシャですが、「天遺見聞録」に書かれた伝承はおとぎ話に過ぎないものだと心を痛めます。

アリーシャが出立した後、イズチに現れた謎の男が、アリーシャを狙っていることを危惧したスレイは、ミクリオと共にアリーシャが言っていた「聖剣祭」が行われる水の都・レディレイクを目指すことにします。

都にたどり着いたスレイは、初めて見る人間界の風景や人々に感動を隠せません。そしてそこで出会った少女・ロゼの助けもあり、無事に都に入ることに成功しました。

しかし都は“穢れ”で満ちていたのです。ミクリオが穢れの影響で体調を崩してしまう中、スレイは街でアリーシャを狙っていた男を発見するのですが・・・。

レディレイクに現れた憑魔から人々を救うために、導師となるべくスレイは、湖の乙女の聖剣を抜きます。憑魔を倒したスレイは、アリーシャから伝説の導師の衣装になぞらえた導師服を受け取るため、街へ出ます。

スレイはそこで、あちこちに導師の紋章が入った旗が掲げられているのを目にし、導師への期待を肌で感じます。その後、スレイは湖の乙女・ライラの器となったことで、自分が穢れを感じ取れるようになったことを知るのです。そして水道遺跡から感じる穢れの原因を探ろうとするのですが・・・。

ろう獄にとらわれた女性・ベルベットは、「業魔」と呼ばれる魔物を喰らい、ろう獄の中で何年も生き長らえていました。ベルベットの目的は唯一つなのです。それは業魔と戦う力を持つ対魔士の組織「聖寮」を率いて、救世主と呼ばれているアルトリウス・コールブランドへの復讐だったのです。

そんな彼女の前に、かつてアルトリウスのパートナーを務めていた聖隷・シアリーズが現れて、ベルベッド脱獄の手助けをしようとするのですが・・・。

業魔の青年・ロクロウの助力もあり、ベルベットは牢獄のある塔から脱出することができました。そして監獄島は船以外では出入りができないので、ベルベットはシアリーズとともに港を目指します。

しかし港には、ちょうど一等対魔士のオスカーがやって来たところだったのです。オスカーはアルトリウスの命に従って、ベルベットを拘束しようとします。

オスカーはアルトリウスが示した世界のことわりこそが正しいと信じているのですが、ベルベットはその世界が弟の犠牲によって成り立っていることが許せないのです。お互いに相いれないまま戦い続けようとするふたりの前に、突如ドラゴンが現れます。

ライラから導師の本当の使命を聞いたスレイの前に、ドラゴンが現れます。しかしドラゴンはスレイを攻撃することなく姿を消したのです。それを見た市民たちはスレイに感謝し、さらにスレイはバルトロから自邸へと招かれることになりました。

そしてバルトロ邸へ向かう途中、街の人々の間から穢れが瘴気となって立ち上る様子を見て、レディレイクの穢れが増す前になんとかしなければと、ドラゴンを追う決意をするのでした。その一方ミクリオは、導師となったスレイに感化されるように、自分の成すべきことを考え始めていました。

ミクリオがガラハド遺跡で魔を鎮めるという、伝説の神器を探す一方で、マーリンドへと向かうアリーシャと別れた後、スレイはドラゴン伝承に登場する場所である、霊峰レイフォルクを訪れることにします。

そこで、憑魔に襲われていた天族の少女エドナと出会います。スレイはライラとともに憑魔に相対しますが、穢れが強すぎたせいで、決定打を与えられませんでした。

そんな中突如現れた天族ザビーダが、憑魔を葬ってしまいます。憑魔を殺すことが流儀だというザビーダに、スレイは異を唱えます。しかしそんなスレイにザビーダは「殺すことで救えるヤツもいる。かもよ？」と、含みのある言葉を告げるのでした。

医師団と共にマーリンドへ向かっていたアリーシャたちは、大雨で壊れた橋を目の当たりにしながらも、なんとか迂回路を探し出そうとしていました。一方、旅を続けるスレイは、ドラゴンを神として祀った遺跡が数多く残るというローランスを目指していることを、天族のエドナに打ち明けます。

天遺見聞録に書かれたことを素直に信じるスレイに、エドナはやや呆れながらも同行を申し出てくれます。そしてライラから「浄化とはどういうものか」と尋ねられ、スレイは今後憑魔をどう対峙すればいいかを思い悩んでしまいます。その頃ミクリオは神器を手にして、渦を巻く雲の立ち込めるグリフレット橋を目指していました。

逃げたドラゴンパピーを追い、マーリンドへやって来たスレイは、弓の神器を手に入れたミクリオと再会することが出来ました。そしてミクリオと陪神契約を交わし神依化した2人の矢で、ドラゴンパピーの浄化に成功します。

その後、スレイとミクリオはマーリンドを復興するべく、街の水の浄化を行っていきます。さらに、アリーシャとレディレイクから復興に向けて、届く荷物の仕分けの手伝いに向かったスレイの前に、かつてレディレイクに入る際に手を貸してくれた商人の「セキレイの羽」ロゼが現れました。彼女たちも、レディレイクから荷物を運んで来たのです。

天族のロハンとノルミン天族のアタックに、マーリンドの加護を任せたスレイたちは、バルトロが起こそうとしている戦争を止めるために、ハイランドとローランスの国境に位置するグレイブガント盆地へと向かいます。

開戦していたらハイランドの味方も、ローランスの味方もできないとアリーシャに告げるスレイなのですが、その一方で導師として戦争を止めたいとも考えていました。

スレイたちが盆地へと到着すると、その眼前に広がっていたのは“穢れ”に満ちた戦場でした。ハイランド軍のランドン師団長の説得に向かうアリーシャに対し、スレイは「自分のやれることをやる」と告げます。

ハイランド王国とローランス帝国の戦争がついに始まってしまいました。アリーシャはバルトロの企みによって、自国軍の兵士に刺されてしまいます。一方、主戦場にいたスレイたちの前には、巨大な“穢れ”の固まりが姿を現します。その固まりの正体こそが、“災禍の顕主・ヘルダルフ”だったのです。

穢れの中に真のヘルダルフの姿を見つけたスレイは、ヘルダルフに「浄化」を宣言します。そしてヘルダルフが呼び集めた多数の“憑魔”に押されながらも、自分と仲間たちの力を信じて戦い続けていきます。

ロゼたち「セキレイの羽」の一行と共に、スレイたちは新たな地であるローランスへと向かっていました。その道中でハーブの取り引きをした際に、盗品を売りつけられそうになり、犯人から脅しをかけられるのですが、ロゼは難なく相手を返り討ちにします。

商人としての仕事をきっちりとこなすロゼに感心しつつ、スレイは夜になると“穢れ”のありようを自分なりに認識し、受け止めることができるようになるために、ライラたちと鍛錬を続けていました。

それは穢れの塊であり、強大な力を持つ「災禍の顕主」に立ち向かう力を得るためです。そしてスレイたちは商業都市ラストンベルにたどり着き、そこで“語り部”メーヴィンと出会うことになります。

ラストンベルの街で、隠し財産を蓄え、口封じに人々をあやめていた司教を、ロゼ率いる暗殺ギルド「風の骨」が暗殺しました。

スレイがロゼの態度に違和感を覚えながらも彼女と朝食を共にしていると、そこに昨晩スレイを訪ね、成り行きから酔いつぶれてしまったローランス帝国白皇騎士団・団長のセルゲイが失態をわびるために現れました。

そんな中、街の聖堂近くで爆発が発生して、地面が陥没するという事件が起こります。聖堂へ向かったスレイたちは、その陥没の原因が“穢れ”だと確信し、浄化をするために内部へと向かっていくのですが・・・。

商売仲間だったグレンが司教らの手に掛かり、もうこの世にはいないと悟ったロゼは、怒りを覚えます。その思いに応えるように、天族のデゼルはラストンベルの街にある聖堂を破壊しようとします。ライラたちがデゼルを止めにいく一方、スレイはロゼの元へと向かいます。

姿は見えないのですが、聖堂近くで巻き起こる事象をデゼルが引き起こしていると知ったロゼは、強い口調で制止しデゼルはそれに従いました。スレイに「どうして聖堂を壊そうとしたのか」と問われたデゼルは、自分自身の過去、そしてロゼとの出会いを語り始めるのでした。

かつて「風の傭兵団」の仲間たちと、育ての親であるブラドを死に追いやったローランスの皇子・コナンの居場所を突き止めたとの報告を受けたロゼは、コナン皇子に復讐するために旅立つ準備を始めます。

一方スレイはセルゲイより雨が降り続いたままだと聞き、その理由を探るため、ローランスの首都・ペンドラゴへ向かうと決めます。

そしてスレイはデゼルを気に掛けながらも、ロゼにペンドラゴへの同行を申し出るのですが、そっけなく断られてしまいます。

なので自身がペンドラゴへと向かう中、ミクリオにロゼと彼女に同行するデゼルを追うように頼むことにします。ミクリオはそれを快諾し、エドナと共にロゼの旅の様子をうかがうのでした。

ようやく復讐の相手であるコナン皇子を見つけ出したロゼでしたが、コナンはすでに憑魔と化していました。そしてロゼの攻撃をものともせず、人間離れした力でロゼに襲い掛かってきます。

二人の戦いにデゼルが加勢すると、ロゼたちがいた塔が一気に崩れ落ちてしまいます。スレイによって助けられたのですが、コナンを見失ったことで「完全な決着」がつけられなかったとロゼはつぶやくのでした。

スレイはロゼが暗殺者であることを「嫌だ」と告げるのですが、ロゼは「世の中には殺されなきゃいけない奴がいっぱいいる」と語ります。そんなロゼに、スレイは「穢れ」について説くのです。

白皇騎士団の誘導でスレイたちは、ローランス皇帝・ドランの屋敷を訪れることになります。そこでドランはスレイに対し、ローランス皇家に伝わる、世界の穢れと“災厄のはじまり”についての伝承を語り始めます。

さらにドランは、ハイランドのアリーシャが拘束されたらしいとスレイに伝えてきます。驚くスレイでしたが、穢れを一刻も早く止めるために、ペンドラゴへと向かうことを決意します。

一方、この世の災いの原因が穢れにあるとスレイから教えられたロゼは、穢れを見る方法をデゼルに問い、その後ある商談をスレイに持ち掛けてきます。

スレイはロゼと従士契約を結び、ペンドラゴにてドラゴンが死してなお残す膨大な穢れを、協力して浄化することが出来ました。その耳に、レディレイクにいるアリーシャの声が届きます。アリーシャは、レディレイクに現れた竜巻を鎮めるべく、スレイの力を借りたいと呼び掛けてきたのです。

スレイとの交信は途絶えてしまいましたが、アリーシャは民の救助を第一に、竜巻の進行方向であるシトレへと向かいます。無事シトレに到着したアリーシャたちでしたが、そこでも憑魔が襲い掛かってきます。次第に追い込まれ、さらに泥のような憑魔に飲み込まれそうになった時、天族ザビーダが現れたのです。

スレイと災禍の顕主・ヘルダルフとの、最後の戦いが始まりました。ヘルダルフの圧倒的な力を感じたスレイは、ミクリオ、ライラ、エドナ、ザビーダの力をまとって、災禍の顕主に挑みます。

そんなスレイに対して、ヘルダルフは異形の姿へと変貌していきます。アリーシャとロゼも協力して穢れに立ち向かいます。そしてスレイは地水火風の力を一つに集め、ヘルダルフに全力をぶつけ、戦いは終わったかのように思われたのですが・・・。