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（画像引用元：文化庁）

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ある日、交通課勤務だった長嶋葵は突然、刑事課に異動を命じられます。転属初日、コンビニ強盗を追跡するのですが、葵は人質になってしまいます。

首元に包丁を突き付ける犯人の前に、ベビーカーを押す女性が現れます。そして“腐った生卵”を犯人の顔に投げつけ、あっという間に逮捕してしまいました。

その女性こそが、葵の指導担当刑事・丸岡高子だったのです。しかし、署に戻った葵は早速、高子の赤ん坊の世話をさせられます。

するとまた、ひったくり事件発生の知らせが入って来ます。

強盗未遂事件の真相を暴くため、ワールドマネージャパン社長の三宅を張り込んでいた高子と葵でしたが、なんと二人の目の前に、三宅が転落してきます。

高子は橋蔵を葵に預けると、三宅の部屋を捜索しに向かいます。

騒然とする現場で、事件の生々しさによる吐き気と戦う葵の姿を見て、深沢、白戸、大野の３人は、葵が辞めていないことに驚きと困惑を隠せずにいました。

三宅の次は幸代が狙われるかもしれないと考えた高子は、交番勤務の卓也に幸代のアパートを警護するように命じますが、

卓也と合流した途端に、二人は怪しい２人組に襲撃されたのです。

シングルマザー刑事の高子に振り回され続けた葵が、ベビーシッターを辞めると勘違いした深沢は、葵の後任を探して来てしまいます。

しかも、やってきたのは葵の恋人・卓也だったのです。卓也が使えなかったら困る、という高子の言葉により、

なんとか刑事課に留まることができた葵でしたが、刑事課残留をかけて卓也と対決することになってしまうのでした。

一方、姪っ子の世話で慣れていたという、手際の良い卓也に対し相変わらず葵はトロく、刑事課にいられなくなるかもしれないと

葵が焦り始めた矢先、卓也の幼なじみが「上司に凌辱された」と刑事課にやってきたのです。

公園で女性の絞殺体が発見され、高子たち刑事課一同は現場に急行します。現場には地域課に戻った卓也の姿もありました。

逆プロポーズにも返事をもらえず、複雑な気持ちの葵は、被害者の加藤奈枝が妊娠していたことを知り、驚愕してしまいます。

事件の被疑者として浮上したのは、奈枝の元恋人だというフリーデザイナーの小谷一途と、その妻である夕実です。

フリーのカメラマンとして仕事に燃える夕実は、夫の不倫を黙認している上に無関心だったのですが、

夫の不倫相手であった加藤奈枝について「名前までは知らない」と夕実が答えると、橋蔵が「ダーッ」と反応したのです。

今日は橋蔵の誕生日です。高子は誕生日に一目父親の顔を見せようと、午後から調停に行く準備をしていました。

一方、妊娠が勘違いだったことを卓也に告げられずにいる葵は、卓也から逃げるために更に嘘を重ね、一人レディースクリニックへと入ってしまいます。

そして、葵の入った藤田レディースクリニックに、猟銃を持った銀行強盗未遂犯・矢沢信司が逃げ込んで来たのです。

事件の入電を聞いた高子は、調停を気にする深沢に「三時間で解決する」と告げ、現場へと向かいます。

高子のベビーシッター就任期間の最高記録を更新した葵は、少しずつ成長し、高子のいいバディになった

･･････かと思いきや、「私のバディは橋蔵だけ」と高子に切り捨てられてしまいます。

そんな中、出張コスプレ耳かき店「ハリウッド」に勤めている女性の死体が発見され、高子と葵は「ハリウッド」に潜入捜査をすることになります。

コスプレ耳かきガールになりきって奮闘する葵に対し、高子は事件の核心に迫っていきます。

そして高子が事件の確信を得たとき、事件は新たな展開をみせるのです。

畠山が逮捕され、『ハリウッド』連続殺人事件は解決したかに見えたのですが、高子は銃弾の数が合わないことから「拳銃はもう一つある」と気がつきます。

キャメロンを殺した犯人が別にいるのではないかと葵に電話をかける高子ですが、葵は電話に出ないのです。

その時葵は、路上で何者かに撃たれていました。病院に救急搬送された葵の元に駆け付ける高子と卓也ですが、葵の容態は依然として不明のままでした。

深夜の捜査会議で、第一の殺人でジェニファーを撃った銃弾と、第二の殺人でキャメロンを撃った銃弾

および葵を撃った銃弾の旋状痕から、キャメロンを殺した真犯人が葵を撃ったという事実が判明します。

高子の所属する麻布南署をはじめ、警視庁管轄の警察署では、近頃の合成麻薬の流通と、それに関連した未成年による事件の取り締まりが強化されていました。

そんな中、深沢のひとり息子・太郎が補導されたと、隣の署から連絡が来ます。

本庁での会議に出席しなければならない深沢に代わり、太郎を迎えに行く高子と葵でしたが、

生活安全課に居た太郎は、反省の色を見せるどころか、深沢のことを「父親だと思っていない」と吐き捨てるのでした。

高子の違法捜査を取り上げた週刊誌が発売されてしまいました。記事を書いたのは、卓也のかつての先輩、玲子だったのです。

この記事が出たことによって、高子は監察官から「次また記事が出れば免職」だと宣告されてしまいます。

高子のためにも、大人しくしているよう高子を説得する、葵たち刑事課の一同でしたが、高子は気にも留めずに出て行こうとします。

そんな高子に対し、深沢たちは『プランＢ』を発動します。高子を縛り、強制的に謹慎させることにしたのです。

橋蔵が誘拐されてしまいます。

高子は裁判所の仮処分決定によって引き離された、橋蔵奪還を企てていました。しかし、その橋蔵が連れ去られたと、靖子が刑事課に殴りこんできたのです。

高子が誘拐したに違いないと言い張る靖子に、激怒する葵でしたが、依然として真犯人は不明です。

ほんの数秒の隙で連れ去ったという靖子の証言から、プロの犯罪者グループによる犯行の可能性も見え始めます。

全ての事件が一つにつながり、黒幕が明らかになったとき、橋蔵を人質に取られた高子は究極の選択を強いられるのです