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（画像引用元：TSUTAYA DISCAS）

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チョンイル刑務所に服役中のヨハンは元医師で、役立たずの矯正医官に代わり、急患の応急処置を取るなど、刑務所では一目置かれる存在でした。

そんなヨハンを頼りにしながらも、所長のジョンナムは矯正医官がどんどん辞めていってしまうので困っていました。

そこで、死んだ友人の娘であるシヨンをバイトに雇うことに決めます。シヨンは訳があって病院を辞め、うつろな毎日を送っていました。

そして軽い気持ちで始めたバイト中に、受刑者が突然倒れてしまうのですが・・・。

シヨンはジョンボに付いて病院へ行ってほしいと、ヨハンから言われます。そして病院に着いてから、担当医師であるユジュンに腎臓の検査をするようにお願いするのでした。

ユジュンは検査はしたものの、顔も知らない“6238”の指示だと知ると、医師免許のない受刑者の言葉に従うべきではない、とシヨンを怒ります。

しかしヨハンによるジョンボの診断名が、人口の0.00001％しかいないというファブリー病だと聞いたユジュンは、シヨンに家族歴を調べるように言うのでした。

格闘家のヒョンウは、試合中に倒れてしまいます。その試合を見ていたヨハンは、その場で外眼角切開術を施しますが、数日後彼は目の異常を訴えて病院を訪れてきます。

検査結果は何の異常もなく、病名も分からない状態でした。

ヨハンは新任の挨拶をする会議の場でヒョンウの症状について話しますが、彼の雇用に疑問を持っている理事たちはヨハンの行動が気に入りません。

一方、ヨハンを指導医として迎えることになったレジデントたちは、ヨハンの過去を知って困惑するのですが・・・。

人工呼吸器を外してほしいという要請を、ヒョンウ側の弁護士から受け、上層部は緊急会議を開くことにしました。

呼吸器を外したら死んでしまいますが、ヒョンウは延命治療は望んでいないのです。

しかし病名も分からず、回復の見込みがないことも明確でないこの状態では、法律上、呼吸器を外すことはできないのです。

家族の意見を聞くと、ヒョンウの父親は何としてでも助けてほしいと言い、ヒョンウの妻は本人の意思を尊重したいと言うのですが・・・。

シヨンと父親のイスは、ロッククライミングをしていましたが、イスが崖から落ちてしまいます。

携帯が通じず、救急隊にも連絡もできない中、イスの容体はどんどん悪化していきます・・・。

当時のことをシヨンは思い出し、集中治療室にいるイスが苦しんでいるから、心臓マッサージをやめるように言います。

しかしミレはそんなシヨンを、自分が楽になりたいからではないかと責めてきます。脳死状態ではないため、延命治療を止めたら尊厳死扱いになると聞いたテギョンですが・・・。

病院へやってきたソッキがシヨンと話しているのを見かけたヨハンは、離れろと電話で言います。2人は3年ぶりに再会したのです。

病院まで押しかけてきて、何が望みかと問うヨハンに、ソッキは何もしてほしくないのだと答えます。

一方ウンジョンはソッキに会い、ヨハンを採用したのはテギョンだと説明し、その理由を探り始めます。

ヨハンとのつながりは何もないはずなのですが、なぜ強固に採用したのかを不思議に思うのですが・・・。

ユジュンは店から飛び出していったミレに電話して、自分が医者になった理由を話しながら、元気づけます。

その一方、ヨハンの研究室で偶然ヨハンの記録を見てしまったシヨンは、彼が無痛症の患者であることを知り、戸惑ってしまいます。

そんなシヨンにヨハンは、父親も同じ病気だったことを伝えるのでした。

たくさんの患者を診るためにも、無痛症を患っているという事実を周囲に隠してきたことをシヨンに話し、この秘密を誰にも言わないで欲しいとお願いするのですが・・・。

ニパウイルスに感染した疑いのある患者が現れたため、診療をしていた医療スタッフと患者は疼痛医学センターに隔離されてしまいます。

その場にいなかったヨハンとミレは、中に入ることができません。

ヨハンは自分が防護服を着て中に入ると言いますが、クォン教授とミン科長に反対されます。そこへ小児糖尿病患者の母親がやって来ます。

彼女から中にいる娘に何か食べさせないとまずいことになると聞き、それを口実にヨハンはセンターの中へ入るのですが・・・。

シヨンはヨハンのことが好きだと告白しますが、その瞬間、エレベーターが開き、そこには会見に集まっていた記者と病院のスタッフたちがいたのです。

ヨハンはすぐに取り囲まれてしまい、様々な質問を受けるのでした。そしてある記者に3年前の安楽死事件に関する質問をされますが、法務チームのミョンオがそれを食い止めます。

一方、とある会社から疼痛医学センターが支援されることが決まり、センターには様々な最新機器が搬入され、全員大喜びするのですが・・・。

屋上から飛び降りたリヘは一命を取り留めますが、依然意識不明で人工呼吸器につながれていました。

ペインクリニック科の研修医たちは、死にたくて飛び降りたリヘを生かしていいのかと悩みます。

そんな中、リヘの呼吸器の電源が何者かによって切られてしまいます。その事件が発覚した時、リヘのそばにいたのはヨハンだったのです。

ヨハンはそのまま事件の容疑者となってしまい、取り調べに来たソッキに尋問を受けることになるのですが・・・。

ソッキは初めての抗がん剤治療を受け始めました。そして同じ病院では、停職になったヨハンが治療を受けていました。

治療のあと、ヨハンがシヨンを連れていったのは、ジョンボが働くカフェでした。

3人は久しぶりの再会を喜びます。そしてヨハンとスーパーへ行ったシヨンは、ヨハンの健康に役立つ食材を買い込みます。

一方、ソッキが通う患者会の1人が行方不明になってしまいました。その後その患者の夫のもとへ、注射を打たれ安らかな死を迎えたという妻の映像が送られてきたのですが・・・。

ある日、無痛症を患っているギソクが救急患者として運ばれてきました。ヨハンはギソクを励ましながら、いつか病気を治すと約束したことを思い出します。

一方、ソッキはヨハンが無痛症患者であることを知り、会いに来ます。そして痛みの分からない医師に、患者を診る資格があるのかと問うのです。

しかしヨハンは、それよりも今は意識不明の患者を救うことのほうが大事だと言い、立ち去ろうとしますが、ソッキはイ・ウォンギル元大臣との関係を問うのでした。

シヨンが電話をしても、ヨハンは応答しません。心配になったシヨンは救急隊に連絡をして、倉庫の住所へ向かうようお願いします。

そしてユジュンと共にシヨンが救急室へ駆けつけると、ヨハンはベッドの上に座っていました。

ギソクのことが心配なヨハンは、ひとまず病院に向かいながら話そうと言いますが、シヨンは熱が下がるまでは動いてはいけないと止めるのでした。

まばたきでしか会話できないギソクのために、ユジュンはテレビ電話でヨハンと会わせるのですが・・・。

ヨハンはギソクの命を救えませんでした。

自分も結局は、ギソクと同じように悪化して死ぬしかない現実が脳裏をよぎり、今後自分に関わらないようにと、シヨンに告げるのでした。

イ・ウォンギル元大臣が薬物を服用して死んだ事件は、世間に衝撃を与えます。

チンムリジョンドゥまで関わっていると知ったイムンは驚きます。そして元大臣と親しかったテギョンに、安楽死の薬のことを何も聞いていなかったのかと聞きます。

その頃、ペインクリニック科ではヨハンの復帰の話になるのですが・・・。

ヨハンがアメリカの研究所に行ってから3か月間、シヨンは毎朝必ずヨハンからのメールを受け取り、バイタルチェックをしてきました。

しかしある日、メールが届かないのです。電話をしても出ないため、心配になったシヨンはアメリカへ行こうとしますが、運良く空港でヨハンの電話につながります。

しかしヨハンの同僚から、大事なプロジェクトの最中だから、今は連絡が取れないのだと言われてしまいます。

それから6か月がたっても、ヨハンからの連絡は途絶えたままなのですが・・・。