アニメ『GATE（ゲート）自衛隊彼の地にて、斯く戦えり』見逃し配信動画を全話無料視聴できる動画配信サービス比較

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8月某日午前11時50分。真夏の東京・銀座に、突如として石造りの『門（ゲート）』が出現しました。門からは人とも怪物ともつかないようなオークやトロール、ゴブリン、ワイバーンなど、異世界のモンスターの軍勢が続々とわき出し、みさかい無く通行人に襲いかかりました。

後に「銀座事件」と呼ばれるこの事態を収拾した自衛隊は、ゲートの向こう側「特地」へと現地調査のために赴くことになりました。銀座事件で機転と行動力で多くの人を救い昇進したオタク自衛官の伊丹二等陸尉も、先陣を切って乗り込むことになりました。戦闘車両を駆り門に飛び込む自衛官たち。門の向こうで彼らを待ち受けていたものとは──波乱の幕開けです。

特地には膨大な資源が眠っていることに目を付けた日本国政府は、特地を調査するため自衛隊を派遣することになりました。すると門をくぐり抜けた自衛隊の目前には「特地」の大軍勢が集結していました。猛攻撃をかける「特地」の軍勢を撃退した自衛隊ですが、まずは異世界の住民と友好的な関係を結ぶため、深部情報偵察隊を編制します。

第三偵察隊を指揮することになった伊丹耀司耀司は、偵察中に集落を襲う火を吐く巨大な炎龍を目撃しますが、炎が収まったときには村は全滅していました。人間種のほか魔導士、亜人などが暮らすその村で廃墟を調査していた伊丹たちが目にしたものとは一体──。

伊丹たち第三偵察隊は炎龍に襲われた集落の調査中、井戸の中から金髪の美少女エルフを発見しました。次に到着した村で村長に炎龍のことを伝えると、彼らは炎龍に襲われることを恐れ、村を捨てて避難することになり、避難民を先導し、安全な場所まで送り届けました。

伊丹たちの救助により、エルフの少女「テュカ」、コダ村の魔導師「レレイ」、暗黒の神エムロイの使徒亜人「ロゥリィ」など、異世界の住民との関わりを深めていくことになります。

伊丹たち第三偵察隊がアルヌスに連れ帰った避難民は、自衛隊の基地付近に作られた避難民キャンプで生活を始めることになりました。彼らは初めて触れる日本の文化に驚きを隠せませんが、食事や入浴でひとときの安らぎを得ることができました。

テュカとレレイ、ロゥリィの3人も浴場で出会い、お互いの境遇を知り、語り合い仲を深めていきました。そんな中、第三偵察隊は調査も兼ねて3人と共にイタリカの街へ行くことになりました。一方、「帝国」の皇女ピニャは独自に自衛隊の情報を集めながら、自らの薔薇騎士団を率いてアルヌスを目指していました──。

テュカ、レレイ、ロゥリィの3人と伊丹たちの第三偵察隊は、イタリカの街を目指していました。街を目前にした彼らが目にしたのは、空高く立ちのぼる黒煙でした。そこでは「帝国」の皇女ピニャが住民を指揮し、アルヌスから潰走し盗賊と化した諸王国軍の残党と戦っていました。

到着した第三偵察隊や、テュカ、レレイ、ロゥリィの姿を確認したピニャは、思い悩んだ末に、伊丹たちが敵なのか味方なのかを見極めるため城壁内に招き入れることにしました──。

イタリカの街で盗賊との戦闘に参加することになった第三偵察隊ですが盗賊が攻め込んできたのは伊丹達が守る南門ではなく東門だったのです。門を突破され、出せる兵も尽き、ピニャは茫然自失となってしまいました。市内の蹂躙も時間の問題と思われたその時、自衛隊の戦闘団が空からやってきました。

到着するやいなや対戦車ミサイルにロケット弾、20ミリ砲という圧倒的な火力で地上を制圧しました。ハルバートを振り回すロゥリィも加わり形勢は一気に逆転します。あっという間に全滅する盗賊を見たピニャは、あまりに強大な自衛隊の力に戦慄しました──。

イタリカからアルヌスの丘へと戻る途中で伊丹は帝国の薔薇騎士団に捕まってしまいました。往来の無事を約束した協定に違反する形となり、それを口実に戦争を仕掛けられる心配をするピニャでしたが、当の伊丹はウサ耳や猫耳のメイドに囲まれまんざらでもない様子です。

助けに来た第三偵察隊の面々も丁重に扱われ、和気あいあいと談笑しています。メイド達と「異文化交流」を楽しみながらヲタクの本領を満喫していました。そんな中、伊丹が国会から参考人招致がかかっていると知ったピニャは、彼の報告一つで自衛隊が動くことを懸念していました。そして協定違反を指揮官に謝罪するためアルヌスに同道したいと願い出ました。

国会の参考人招致に応じるため、テュカ、レレイ、ロゥリィの3人を連れ、富田、栗林と共にクリスマス間近の日本へと戻って来た伊丹たちです。そこには「ニホン」という交渉相手を深く知るために付いて来たピニャの姿もありました。

買い物や食事の後、伊丹と3人娘は国会へ向かい、ピニャは富田らと秘密裏に用意された講和の事前交渉へと赴きました。国会では、自衛隊が特地の民間人を盾にして自分たちの安全を確保したのではないかと追及されるものの、その物言いに呆れ果てたロゥリィが真っ向から否定し、伊丹達を弁護しました。

姿を見せない“敵”からテュカとレレイ、ロゥリィ達を守るため、伊丹が訪れた先は元嫁である梨紗のアパートでした。翌日、梨紗はレレイ達を引き連れ買い物を楽しみ、ピニャとボーゼスは富田と共に図書館へと向かいました。

ひとり別行動を取った伊丹は嘉納防衛・特地問題対策大臣に会い、当初の予定通り箱根の温泉宿・山海楼閣に行くよう命令を受けました。一行が到着したのは自衛隊の特殊作戦群が密かに警護する箱根の温泉宿でした。早速温泉で羽を伸ばす女性陣でしたが、特戦群は宿に迫る“敵”の動きを捉えていました──。

政治的判断により伊丹達の警護を中止せざるを得なくなった自衛隊特殊作戦群の捉えた謎の“敵”とは大国3カ国の工作員だった。さまざまな思惑を持って特地を狙う工作員の前に立ちはだかるのはハルバートを構えたロゥリィでした。 人ならざる戦闘力を誇るロゥリィは、三陣営を相手に大立ち回りを見せます。

各陣営もお互いに撃ち合う乱戦となり、結果は全滅しました。このまま留まるわけにもいかず、伊丹達一行は慌てて身支度を済ませ、使えそうな武器を集めて現場を離脱するのでした。帝国との講和を進めたい日本と、特地の権益を狙う諸外国とのせめぎ合いが始まっていたのです──。

日本と帝国が開戦して５カ月。アルヌスではゲートを介して人的、物的交流が盛んになり、基地の周囲には現地人の街が形成されつつありました。一方、日本との圧倒的な国力の差を知り講和への強い決意をもっている帝国皇女ピニャは、帝国内で発言力を持つ人物達と水面下の交渉を進めていました。

そんなある日、部下の軍看護師である黒川から酒場に呼び出された伊丹は、テュカが現実を受け入れられないパーソナリティ障害が悪化し、異常な行動をとっていると聞かされます。自分たちにはどうすることもできないと言う伊丹に対し、黒川は憤慨して席を立ちます。そしてアルヌスに現われた謎のダークエルフ。はたして彼女が探していたものとは何なのでしょうか──。

故郷の村を襲った炎龍を退治してもらおうと、噂に聞いた【緑の人】を頼ってアルヌスにやってきたダークエルフのヤオは極めて運が悪いエルフの一族でした。ヤオはアルヌスの空を飛ぶ2機のファントムを見て【緑の人】自衛隊の力を確信するのですが、街で見かける自衛官は言葉が通じないために、なかなか依頼ができずにいました。

しかも街で財布を脅し取ったと誤解され、警務官に連行されてしまいます。そこへ通訳として現れたレレイに、必死で自衛隊への取り次ぎを懇願するのですが・・・。アルヌスを騒がす新たな展開に、はたして自衛隊は、伊丹は、どのように対処するのでしょうか。

講和への道を模索する日本政府と皇女ピニャですが、その一環として、帝国の郊外にある皇室庭園で園遊会が開催されることになりました。招かれたのは、帝国貴族である元老院議員とその家族たちです。講和交渉への協力を得るため、力を持つ議員を一家一族丸ごと招待したのでした。

おいしい食事が振る舞われ楽団の演奏が流れる中、迫撃砲の実演や自動小銃の射撃体験のデモンストレーションが実施され、その圧倒的な性能に驚愕した議員たちは講和を決意するのでした。そこへ現われたのは、主戦派であるピニャの義兄ゾルザルとその部下たちでした。不穏な動きを察知した伊丹は、事前に議員たちを秘密裏に園遊会から離脱させました。

ピニャやハミルトンたちもこの世の終わりかと震えていたが、居合わせた伊丹と菅原はいたって冷静でした。ピニャは再び揺れが来ることを知り、地震に慣れている伊丹たちの同行の元、父のモルト皇帝の元へ駆けつけました。

皇宮でモルトと顔を合わせた一行の前にゾルザルが日本人女性を連れて現われました。そこには一目見てわかる虐待の跡に激怒し、ゾルザルに殴り掛かる伊丹の姿がありました。抜刀するゾルザルの部下と第三偵察隊との戦闘が始まってしまうのでしょうか――。

ゾルザルに囚われの身となっていた民間人を、無事助け出した伊丹たち一行は帰還しました。アルヌスへと戻って来た伊丹は、柳田から炎龍退治に行くことを勧められるのですが、部下の命を危険にさらすわけには行かないとこれを拒否しました。

しかし同じ炎龍が原因でテュカの精神が危うくなっていることを知ります。同族エルフのヤオから父が炎龍に殺されたと聞かされたテュカは、父の死を認めることができずにいました。そして伊丹を父親と思い込むようになっていたのでした。テュカを呪縛から解き放つためにも炎龍を倒して欲しいと頼むヤオの願いに伊丹の下す決断とは――。

テュカを救うため炎龍を倒すことを決意した伊丹は、テュカ、レレイ、ロゥリィ、そしてヤオと共にエルベ藩王国へと向かいました。それを知った狭間陸将は航空偵察の要請や陸上支援の準備を命令します。

戦闘拡大を危惧して伊丹だけを行かせたはずが、あっさりと命令が出たことに呆然となる柳田でした。さらに狭間に促されて、診療施設で療養中のエルベ藩王国のデュラン国王に会う。話し合いの末、国境を越える許可を得た柳田でしたが、診療施設を出たところで、密命により暗躍していたデリラに遭遇するのでした──。

炎龍が出没するロルドム渓谷に来た伊丹とテュカ、レレイ、ロゥリィは、炎龍退治を依頼して来たヤオとダークエルフの戦士と合流しました。大量のC4爆薬とLAM（対戦車弾）を持ち、炎龍の巣があるというテュバ山に向かいます。

地下を嫌うロゥリィを見張りとして残し、伊丹たちは巣のある洞窟の奥へと進みます。巣には主の姿は見当たりません、すぐに爆薬の設置作業を開始します。そのころ外ではロゥリィが遠く羽ばたく炎龍を発見します。しかし、電波障害で伊丹には伝えることができません。伊丹たちの予期せぬタイミングで、炎龍はその姿を現わしました。

ついに炎龍を倒した伊丹たちは、多くの犠牲を出しながらも、テュカを父の死のトラウマから救い出すことに成功しました。その伊丹を待っていたのは、任務を放り出して炎龍退治に向かったことに対する2週間の停職と第三偵察隊隊長職の解任の処分でした。

しかし新たに特地資源状況調査担当を命じられ、特地を堂々と自由に移動できるようになりました。停職期間が明けた伊丹と一行は、導師号に挑むレレイが学会発表をする会場のある、学問の街ロンデルへと向かいました。一方そのころ帝都では講和に向けた式典が開かれていたのですが――。

帝都で行なわれていた式典会場で突然倒れたモルト皇帝に代わり、講和を良しとしない皇太子ゾルザルによるクーデターが始まりました。ゾルザルは皇帝に代わり、自らが国を統治することを宣言します。

日本から金品を受け取っていたとして講和派議員は軟禁されてしまい、帝都は厳戒下に置かれ街への出入りが制限されました。汚い手で自衛隊の評判を貶め、講和決裂にしようとするゾルザルの部下に対し、ピニャは強い憤りを感じるのでした。

一方、伊丹たちは魔法都市ロンデルでカトー老師の姉弟子であり、レレイの義姉アルペジオの師でもある魔導師ミモザから世界と特地をつなぐ『門』の秘密を聞かされるのでした。

囚われのピニャを救うために伊丹は帝都に駆けつけます。第3偵察隊の面々と再び行動を共にする事になり、ピニャの奪回と皇帝の救出のため皇城へと向かいました。城内では、自衛隊に手を貸したとして、ゾルザルがピニャを責めていました。

そこに現われた伊丹達にゾルザルは怪物ジャイアントオーガーをけしかけるも、ロゥリィとレレイがあっさりと撃退してしまいます。さらに伊丹に一対一の勝負を挑もうとするゾルザルですが、自衛隊の狙撃手による一発が近くをかすめ、動きが止まってしまいます。伊丹はいつでも頭を撃てると冷たく告げるのでした──。