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太陽の爆発により発生する“太陽風”。

2005年、巨大な太陽風が地球へ。世界中で通信障害などが起き、世界中の空でオーロラに似たものが観察されます。

地球に防御膜を張るため、世界中でグリッドシステムを起動させます。太陽風が届く直前に世界中のグリッドを連結でき、大量風の影響を防ぐことができました。

キム・セハは仕事帰りにコンビニに立ち寄ります。

店員の不審な動きと購入品の血液の付着が気になり、店内に戻ると事務所で店員が血だらけで倒れていたのです。通報したセハは刑事に状況を説明します。

セハはTVで警察が犯人の家で犯人に逃げられたことを知ります。

セハが所属する管理局の副局長チェ・ソヌルは、殺人犯マノク逃走を手伝った犯人の似顔絵を見て自分たちが30年追っている人物だと確信します。

セビョクは科捜研で共犯者の女性の髪の毛を調べてもらい、担当から「DNAがズレているから放っておくとその女性は死ぬ」と聞きます。

共犯者に触れられたセビョクの右腕には傷ができていました。

管理局は警察へ行き、マノクに関する情報をすべて取り上げました。セハはセビョクから髪の毛の鑑定結果を取り上げます。

副局長チェ・ソヌルはセハを怪しみますが、机の周りを掃除していただけだということになりました。

セハは副局長ソヌルの水筒の指紋をセビョクに渡し、3Dプリンターで手形を作り、管理局の13階へ侵入しました。

セハは、1997年に管理局の清掃員が子供がいる前で幽霊女に焼き殺された監視カメラの映像を見ます。

管理局の研究員であった実父も幽霊女に殺されており、復讐するためセハが幽霊女を追っていたのです。

マノクが住んでいた建物の1階にある飲食店のおばさんが負傷したと聞きセビョクは現場に入ろうとします。

しかし管理局に止められて連行され、元夫・オジンたちに捜査の邪魔をするなと言われます。

セビョクは管理局の権力で海洋警察に異動させられることになります。

地下に監禁されている殺人者マノクは格子を破り脱出しますが、幽霊女に時間を戻され、脱出しようとしたことさえ忘れてしまったのです。

セハたちは駅からマノクが降りてくる映像がないか監視カメラでひたすらチェックしていましたがーー。

セハとオジンの案で、管理局は公開捜査で幽霊女とマノクにそれぞれ7億ウォンの懸賞金をかけることが決定されました。

さらにグリッドが壊れたという誤情報も流し、幽霊女が管理局にくるよう仕向けます。

幽霊女は駅で不良たちに見つかり絡まれてしまいます。掃除員のおばさんが助けに入りますが、逆に殴られそうになりセビョクが助けます。

掃除のおばさんは地下にマノクが隠れているのを発見し、セビョクに伝えます。

セビョクは格闘の末マノクを逮捕します。

しかし管理局の副局長チェ・ソヌルらが警察にやってきて、マノクの身柄を引き取ると言います。

セビョクは抵抗しますが諦めて管理局まで同行することになります。

管理局のロビーで、マノクの前に幽霊女が現れますが、隠れていた特殊部隊が銃を撃ち、女を捕らえました。しかし副局長も流れ弾に当たって死亡してしまいます。

幽霊女は研究室のイスに縛り付けられ、手首に丸型のチップが発見されて取り出されます。

セハは銃を持って分析室に入り、研究員に幽霊女の手首から取り出した玉を自分の手首に入れさせ、彼女から取り上げた時空移動装置で1997年にワープします。

セハは1997年へーー。

管理局の前身の施設では、セハの実父クォン・スグンが幽霊女によって倒され、研究室へ入るためのIDを奪われていたのです。

それを見た清掃員が幽霊女に殺されてしまいます。セハはもう1度その時点に戻り清掃員が幽霊女を見ないよう誘導します。

幽霊女はグリッドを完成させることなく倒れて消滅してしまいます。

そのまま2021年に戻ると、セハの実父がヨウ素による除染技術で太陽風による放射性物質の被害を抑えた英雄となっていました。

しかしほとんどの人は被爆して体に火傷があります。マノクは会社の清掃員でした。セビョクは図書館司書で顔に傷があり、耳が聞こえませんでした。

セハはこの未来は間違いだと考え1997年へ行き、結局実父を殺す羽目になります。

セハはまたタイムバックし、グリッドの完成には清掃員の死が必要だと知り、幽霊女と一緒に時空移動装置で清掃員を焼き殺してしまいました。

セハは2021年の分析室へ戻り、手首から玉を取り出します。外から爆発がありオジンが巻き込まれて死亡し、時空移動装置を握った幽霊女はまた現在を改変します。

幽霊女が捕まった事実はなかったことになり、オジンや副局長も生きています。

セビョクは駅地下で清掃員の女性がマノクに殺されているのを発見します。

セハの家にセビョクがやってきて、清掃員が助かると幽霊女が消えグリッドがなくなり、人類が大変なことになるとわかります。

タイムトラベルは自分が存在する時間だけ移動できるようです。

セビョクは科捜研でマノクと幽霊女のDNA鑑定をしてもらい、幽霊女の父系はマノクで母系がなんと自分であると知り愕然としました。

マノクは管理局に捕まり、1997年に清掃員の父を目の前で殺された時にいたセハを見つけ当時の記憶を思い出しセハの首を締めます。