中国ドラマ『白兎姫王子と私の夢語り』配信動画を全話無料視聴できる動画配信アプリ比較

啓元大陸――人々が霊力を身につけていることが常識とされる地に生まれたことを路卿卿ソンソ（チェン・シャオ）は嘆いていました。どうしたことか彼女には霊力がなく、そのせいで屋敷から出ることを禁じられていました。
そんなある日、近所の子供たちの霊力で白いウサギに姿を変えられた卿卿は、侍女の百合が止めるのも聞かずに屋敷の外へと逃げ出します。街を走り回るうちに馬車にぶつかってしまった卿卿。
その馬車から降りてきたのは…。

路雲渓の侍女・珍珠は、百合への嫌がらせを企みますが、失敗に終わりました。普段から見下している卿卿に皆の前で咎められ、雲渓（ワン・イーフェイ）からも卿卿と百合に謝罪するよう言われた珍珠は、悔しさのあまり卿卿に向かって砂利を放ちます。
あわや大ケガ――と思いきや、なんと卿卿が霊力で砂利を防ぎました。思いも寄らぬ事態に驚く一同。
一方の卿卿は、霊力が備わったことで、これからは自由に外出できると喜び…。

4年に1度の蹴鞠の試合が始まった。蹴鞠が大得意の路卿卿でしたが、出場が許されるのは男子だけ。彼女は男装して観戦しながら、隙あらば参加しようと企みます。
試合は一進一退の攻防の末に皇太子・南宮銘煬（ヤン・ゾー ）の見事な蹴りが決まり、皇太子隊が1点を先制します。晋王隊の動きの悪さに焦れ、相手の弱点である右の守りを突けと助言する卿卿。
これを聞いた晋王・南宮一キン(グー・ジアチェン)は…。

何が目的で何度も晋王府に入り込むのかと問い詰められた路卿卿。己の霊力を増すためだと南宮一キンに言えるはずもなく、晋王殿下は聡明で霊力が高く、思わず引き寄せられてしまった――とごまかしました。
思いがけない卿卿からの“賞賛“に、まんざらでもない顔をしながらも、軽率な行いはやめるよう諭す一キンですが、何とか目的を果たしたい卿卿は、彼の忠告に反してとんでもない行動に出て…。

「晋王に会うなと言ったはずだ」――路卿卿は命に背いた罰として、父の鴻竹 (ハイ・イーティエン)から、写経が終わるまで外に出るなと言い渡されました。3日後には南宮一キンの誕生日が控えています。
10年前、先代の王が一キンの誕生日に亡くなって以来、お祝いをしなくなったと小武から聞いていた卿卿は、誕生日当日、彼に一人で悲しい思いをさせたくない一心で、病を押して写経に励み…。

皇太子妃選びの最後の評定。成績上位3名の候補者の中から南宮銘煬が自分の妃に選んだのは、路卿卿でした。
単なるにぎやかしとして参加しただけで、妃になる気などこれっぽっちもない卿卿は戸惑うばかり。そして雲渓は、自分ではなく妹が選ばれたことに衝撃を受けながらも、その場では祝いの言葉を述べるしかありませんでした。
予想外の結果となった皇太子妃選定の儀の終了後、怒りを募らせた王后は…。

皇太子との結婚が嫌で屋敷から逃げ出し、廃霊谷へやって来た路卿卿。食事代を支払えず、早くも窮地に陥った彼女を救ったのは、南宮一キンでした。
一度は「足手まといだ」と卿卿を突き放したものの、ついてきてくれたのです。不慣れな土地で頼れるのは彼しかいない――共にいてほしくて卿卿が頼み込むと、あることを条件に、廃霊谷にある一キンの家に滞在することを許可されました。
その条件とは…。

暴風雨の被害に遭った慈幼園。南宮一キンや路卿卿らの懸命な働きもあり、子供たちは落ち着きを取り戻しました。ところが、怖い思いをしたせいか小乙だけは一キンに泣きながらしがみつき、「南宮兄ちゃんと一緒に寝る」と譲りません。
そうは言っても、このまま一キンや卿卿まで慈幼園に泊まるのは難しいです。話し合いの結果、難色を示していたエン青(ワン・イーヌオ)が折れて、小乙を一キンの家へ連れ帰ることになって…。

今回の路卿卿の逃亡を反逆行為とみなした王后は、皇太子である南宮銘煬と卿卿の婚姻を解消すると宣言しました。焦った銘煬が“悪意はない”と擁護する一方で、卿卿自身は処分を受ける構えです。
すると怒りの収まらぬ王后は、力のある霊力者にとっても危険とされる莽荒の森へ送って、自省させてはどうかと提案します。卿卿の父・鴻竹は、霊力の弱い娘にとってはあまりに過酷な罰だと再考を望むも、王后は耳を貸さず…。

路卿卿に会うため、嘘をついてまで莽荒の森へ行った息子の南宮銘煬に対して失望感を露わにする王后。なぜそこまで卿卿に固執するでしょうか。
礼節をわきまえている姉の路雲渓こそが皇太子妃にふさわしいと話しますが、卿卿のことしか頭にない銘煬は反省するどころか、もう戻ってきたのだからその話はやめてほしいと突っぱねるます。
一方、卿卿が突然強い霊力を発揮した件を調べようとした雲渓は…。

路卿卿に会うため、嘘をついてまで莽荒の森へ行った息子の南宮銘煬に対して失望感を露わにする王后。なぜそこまで卿卿に固執するでしょうか。
礼節をわきまえている姉の路雲渓こそが皇太子妃にふさわしいと話しますが、卿卿のことしか頭にない銘煬は反省するどころか、もう戻ってきたのだからその話はやめてほしいと突っぱねるます。
一方、卿卿が突然強い霊力を発揮した件を調べようとした雲渓は…。

三種の宝の1つである扶桑の実が、石に変わった――そう聞かされた路卿卿は、驚きを隠せませんでした。さらに、宝が偽物だったことで王后の怒りを買い、屋敷は包囲されて、父の鴻竹も軟禁状態だといいます。
斉翼に渡す前にちゃんと確認したはずなのに、一体どういうことかと卿卿は首をかしげるばかりですが、原因が自分にある以上は事態を解決しなければならないと、師匠の容雲大師に、帰宅を許可してほしいと申し出ます。
まさかこれが、王后と鴻竹による計略だとは知る由もなく…

霊力軍への復讐を果たそうと躍起になるエン青。その背景には、誰よりも大切だった林生を無残に殺された、つらく悲しい過去がありました。
初めてその事実を聞いた司空影は、衝撃を受けると同時に、林生を想うエン青にとって自分の存在は重荷だったのだと思い知ります。それでも、彼女が激情のままに無謀なことをして危険な目に遭うのを避けたい影は、どうか冷静になってくれと涙ながらに訴え…。

扶桑の実の問題は、南宮一キンの悪ふざけとして、表向きは落着しますが路卿卿は、このまま終わらせてよいと思えませんでした。実際には何者かが本物と偽物のすり替えを行っていました。
父の鴻竹が、偽物と気づいたはずなのに、そのまま王后に渡してしまったというのも不可解です。そんななか、事件の話になると、姉・雲渓の様子が普段と違うことに違和感を覚えた卿卿は…。

「会えばあなたを苦しめてしまう」――どうやら路卿卿は、南宮一キンの不調の元凶が自分だと知ったようです。恐らく路鴻竹が話したのでしょう。だがこれにより一キンは、悪寒や胸の痛みといった奇妙な症状は毒によるものだと確信しました。
吾先生に診てもらったところ、寒毒という稀有な毒で、体内に10年以上も潜伏して発症したと判明。それを聞いた一キンの脳裏に、ある人物が浮かび…。

南宮銘煬と上元節の祭りに来ていた路卿卿は、南宮一キンの姿を目にして、思わず追いかけてしまいます。しばし見つめ合う2人。
そばにいれば彼を苦しめてしまう――急いで離れようとした卿卿を、一キンが引きとめます。彼は、施術により発作はもう起きないのだと説明しようとしますが、そこに銘煬が現れます。自分を巡り言い争いを始めた2人を見て呆れた卿卿は、その場を去ろうとして…。

南宮一キン襲撃事件の現場には、刺客の物と思しき剣穂の一部が残されていました。一キンの弟で、皇太子の銘煬(ヤン・ゾー)から、それを見せられた路雲渓は、路家の侍衛・斉翼の剣穂が、不自然に切れていたのを思い出します。その頃、父と姉が外出したのを見計らって一キンに会いに行った路卿卿は、彼に連れられて思い出の沐心園に来ていました。
そこで一キンが卿卿に告げた言葉は…。

南宮一キンは、容雲大師からの文を路卿卿に届けました。そこには、卿卿に幽簧里で修練を続けることを望むと記されています。
霊力石を持つ卿卿に、彼女の父親である鴻竹が何をしでかすか分からないと考えた一キンが、卿卿の身を守るために、何とか幽簧里に行かせたいと容雲に頼みました。
翌日、一キンは廃霊谷にある統領府へ。まさか卿卿に尾行されているとは夢にも思わず…。