韓国ドラマ『一枝梅イルジメ』配信動画を全話無料視聴できる動画配信サービス比較

時は13年前に遡ります。王の功臣イ・ウォノは息子ギョムと漢陽へ。

そこで、泥棒の濡れ衣を着せられていた少年チャドルを、ギョムの洞察力が救います。

一方チャドルの義父・コソ泥セドルは、息子のためにコソ泥をやめようと改心しました。そんなセドルにある仕事が舞い込みます。

しかしこのことによってチャドルは権力者ピョン・シクの家に養子に出され、“シフ”という名前になり、セドルと離れ離れになります…！

イ・ウォノは謀反者に仕立て上げられ、息子の目の前で刺客に殺されてしまいます。

屋敷に忍び込んだセドルの耳に、戸棚の中から助けを求める声が聞こえます…！戸棚から出てきたのは、なんとギョムだったのです！

ギョムの家族は引き裂かれ、ギョムも刺客に追われていました。

心優しいセドルは、次々と起こる出来事により記憶を失ったギョムをかくまい、“ヨン”と名付け、妻・タンの反対を押しきって実の子として育てることにします。

学堂に通うヨンをひどく痛めつける権力者ピョン・シクの息子シワン。気を失ったヨンは山中に放置されます。ヨンを必死に探し回るセドル。

ヨンの失踪にシワンが関わっていたことを知り、彼を殴ってしまいます。

その頃、ヨンは猟師のチャンに助けられ一命を取りとめますが、チャンはヨンが謀反者の息子“ギョム”であることに気付きます…。

一方、シワンを殴ったセドルは捕らえられ、手首を切られる刑にされてしまうのです…！

父・セドルを救うため、ヨンは格闘賭博に出場します。同じくセドルに育てられたシフも、シワンに仕向けられて出場することになりました。

シワンの企みを知らない二人は、父親を救うために必死で戦うのでした。

その後、格闘賭博場からセドルの元へ向かう途中、ヨンはまたしても刺客から命を狙われてしまいます。必死で逃げるヨン。

そんな彼に、記憶が甦ってくるのです…。

ヨンは自分の過去を知るシム・ギウォンが、謀反人として捕らえられる姿から父・ウォノの死を思い出し、完全に記憶を取り戻します。

しかし、シム・ギウォンが八つ裂きの刑になり、父の死は謎のままです…。ヨンは復讐を誓い、母と姉の行方を捜しはじめます。

同じ頃、シム・ギウォンの甥、クォン・ドゥヒョンが真実を伝えるためヨンとの接触を試みますが、何者かによって殺されてしまうのです…。

クォン・ドゥヒョンの遺書には、イ・ウォノの死の真相が書かれていました。ウォノの死を指示した人物は、必死でその遺書を手に入れようとします。

一方、ヨンは居場所が分かった姉に会いに行きますが、会うことも助けることも出来ませんでした。

その後も姉の行方を捜し続けるヨンに、科挙試験の当日、姉の居所が分かったとの知らせが入ります。

ヨンの科挙合格を祈るセドルとタンの気持ちを尻目に、ヨンは会場を後にします。

ヨンは妓生たちから姉の情報を聞き出そうとしますが、春画売りの現場を押さえられ牢獄行きになってしまいます。

一方、ヨニがイ・ウォノの娘で弟ギョムを捜していたと知るピョン・シク。

ウォノを暗殺した人物からギョム捜しを命じられ、ヨニに弟の居場所を吐かせようとしますが、ヨンが弟と気づいたヨニは口を割りません。

釈放されたヨンは同じ牢獄にいた官婢が姉と知り驚きます。さらに処刑されると聞いてしまったのです…。

父と姉を殺した人物を捜し出そうとするヨンは、捕卒になるためと嘘をつきセドルから盗みの技を教わります。

そして夜な夜な官吏の屋敷に忍び込み、父を斬った剣に刻まれていた文様を手がかりに“仇”を捜します。

ある晩、戸曹判書の屋敷から剣らしき物を盗み出しますが、中に入っていたのは著名な画伯が描いた絵でヨンは捨ててしまうのです。

だが、その絵を拾ったデシクが盗難容疑で連行されます。そして処刑の日になりました…。

かつて住んでいた屋敷の塀の上で眠っていたヨン。

ウンチェはおばが住むことになったその家の庭でヨンの姿を見つけ驚きます。

そしてヨンは戸曹判書の隠し財産を奪うことに成功するのです。

盗んだ現場に梅の花の絵を残すことから「イルジメ」と呼ばれますが、義禁府の必死の捜査も虚しく、正体は掴めぬままです。

そんな中、ヨンはシフが姉を告発した人物だと知ります…。

家に連れ戻されるウンチェをさらい出し、物乞いたちの世話を焼く彼女を見守るイルジメ。

帰りの夜道を家まで送りますが、そんなイルジメにウンチェは心惹かれていきます。

そしてヨンはウンチェが「イルジメは盗んだ物を貧しい者に分け与える義賊」と思っていることを知り、盗んだ財宝を食糧や金に換えて物乞いたちの元に届けるのでした。

イルジメはウンチェの部屋から天友会の名簿を盗み出し、会員の屋敷を次々と狙います。

シフに刺されたヨンの傷を手当てしたコンガルは、胸の刺青からヨンの正体を知ります。目を覚ましたヨンは、次に狙う屋敷に忍び込む準備を進めます。

一方、シフはウンチェの様子からイルジメが天友会の名簿を盗んだと察し、狙いが会員宅だと気づきます。

全会員宅は厳重警備がしかれました。目的を果たすため、ヨンはコンガルに武術を教えてくれと頼み込みます。

同様にシフもサチョンに武術の指導を請うていました。

武術の修行を終えたヨンはコンガルから刃のない剣を渡されます。

人を殺すためではなく助けるために剣を使えというコンガルの言葉を胸に町へ戻ったヨン。

その頃、町では清の勅使の息子チョン・チホンが酒を飲んで馬を乗り回し、八百屋の娘ヤンスンをひき殺すという事件が起きていました。

ポンスンら民衆は使臣館に逃げ込んだチホンに抗議し座り込みを開始します。義禁府のやり方を目にし、ヨンは密かにある準備を始めます。

民衆の抗議は過熱し、義禁府は解散しなければ投獄すると警告します。

これに刺激された民衆の蜂起は大きくなり、ついに兵士たちが民衆に矢を向けたその時、使臣館の塀の上にはイルジメが！

チホンを吊るし上げにするイルジメに民衆は声援を送りますが、セドルはその腕にヨンが持っていたものと同じ髪飾りが巻かれていることに気づきます。

山奥の小屋に向かう途中、ヨンがイルジメであり記憶も戻っていたと知り衝撃を受けるのです。

不正に富を蓄える官吏の家に忍び込み、盗んだものを民衆に届けるイルジメ。

町ではイルジメ人気が高まる一方、義禁府はイルジメを捕らえようと躍起になるばかりです。

そんな中、ウォノの息子が生きているという情報を得たキム・イッキはヨンに会おうとしていました。

父の死の真相が明らかになると思ったヨンでしたが、仁祖の命令によりキムは暗殺されてしまうのです。

イルジメの活躍によりチョン父子は清に送り帰されることになりました。

皆が喜ぶ中、セドルは危険に身を置くヨンを思い、胸を痛めます。

そのヨンはセドルとタンが婚礼式を挙げていないと知り、一肌脱ごうと考えます。

市場の人々の協力を得て式の準備は進められ、セドルとタンはようやく結ばれるのでした。

一方、シフはある男からピョン・シクが実の父ではないと聞かされ、タンに怒りをぶつけます。

ヨンを助けようとイルジメに扮して捕まったセドルは、ひどい拷問を受け瀕死の状態になります。

シフに背負われタンの元に戻りますが、そんな時でも二人の息子たちを案じていました…。

ヨンはセドルが忍び込んだ屋敷に侵入しますが、主人はすでに殺されていました。

さらに次の標的の邸宅に忍び込みますが、義禁府の役人に追われ、ついにシフに刺され重傷を負うのです。

ピョン・シクを犯人だと思い込んだイルジメは、ウンチェを人質にし父の死の真相を問い詰めますが、殺害を命じたのは殺されたイ・ギョンソプだと聞き愕然とします。

復讐を断念しイルジメを葬ることを決意するヨン。一方、ポンスンもイルジメの正体を知りました。

宮殿では清へ支援兵を送るため志願兵を募りますが、ヨンの親友デシクも志願します。彼らの危険を察したヨンは再びイルジメとして立ち上がるのです。

ヨンのために死ぬ覚悟をしたポンスンはイルジメに変装し、サチョンらに追い詰められたその時、コンガルが現れます。

そして自らポンスンに剣を向けると、共に絶壁から身を落とすのでした。

ポンスンが自分のために命を落としたと知り、悲しみに暮れるヨン。

だが大切な人々の命を奪った真犯人を捜し出し復讐することを誓い、宮殿に侵入する準備を進めます。