アニメ『マブラヴ オルタネイティヴ』配信動画を全話無料視聴できる動画配信サービス比較

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西暦1998年、日本帝国本土防衛軍少尉である駒木咲代子は、佐渡基地に赴任しました。

佐渡島は日本海防衛の要として要塞化されていましたが、新潟が陥落してしまいました。

群馬・長野の山岳地帯に光線級を設置されると、関東平野全域が壊滅する状況下で、本土への派遣の方が重要視されるため手薄になってしまいます。

僚機となる草間に基地を案内される中、駒木は疎開を拒否した島民を見て、政府も軍も、国民に道を示せていないと嘆きます。

それから間もなく佐渡海峡からBETAが侵入してくるのでした。

佐渡島陥落から3年後の2001年、人類は地球放棄を決定しました。

地球で戦い続ける10数億人を残し、わずか十数万人を宇宙に逃がす「オルタネイティヴ5」を行うのです。

地球に残った白銀武は、玉砕同然に戦死したと思われましたが、目覚めると自分の部屋にいました。

彼は外に出ると街は廃墟に変わり、隣には大破した撃震という、かつて見た光景が広がっていました。

白銀は香月夕呼に会うため、国連軍横浜基地に向かいました。

1999年8月、人類は明星作戦により横浜ハイヴを攻略します。そして探索隊はそこで無数のシリンダーに収められた、人間の脳髄を発見します。

時は進み2001年10月、白銀は地下機密エリアの脳髄が収められたシリンダーがある部屋にいる少女・社霞を訪ねます。

白銀は「前の世界」での社の言動により、この世界にはいないはずである鏡純夏の存在を感じていました。

そして香月によると社と脳髄はワンセットであり、「オルタネイティヴ4」の重要な要素であるということが解ったのです。

白銀は戦術機のシミュレータ訓練で、優秀な成績を収めます。そして白銀は神宮寺教官に、自分の訓練内容を他の訓練小隊メンバーにも見せるよう申し入れました。

白銀の奮闘もあって207訓練小隊の訓練は順調に進んでおり、横浜基地に新型訓練機「吹雪」が搬入されました。

白銀は「前の世界」よりも吹雪の搬入が、前倒しになったことを喜びました。さらに基地では同時に御剣冥夜専用機として、紫の「武御雷」も搬入されます。

吹雪のシミュレータ訓練を開始した白銀は、自分が生まれ育った世界でプレイしていた

ロボット操縦ゲーム「ヴァルジャーノン」を思いだし、上級プレイヤーの腕前を発揮しました。

そこで香月にヴァルジャーノンの操縦システムと同様の機能がある戦術機OSの開発を提案します。

国連事務次官視察が迫る中で、事務次官の娘である珠瀬壬姫が、父への手紙に自分が

訓練小隊の分隊長を務めているという嘘を書いたことを、小隊メンバーに告白します。

それを聞いた白銀は視察当日、壬姫を一日分隊長にするように提案します。そして視察当日、分隊長役を演じる壬姫の姿を見て、珠瀬事務次官は終始機嫌でした。

ところが白銀・珠瀬を除く小隊メンバーの反感をかい、彼らの機嫌を損ねてしまい、白銀は吊るし上げられるのでした。

白銀は総合戦闘技術評価演習の頃から、度々見るという夢のことを香月に相談します。

興味を持った香月が調べると、白銀が夢を見ている間は、白銀の意識が「元の世界」に移動していることが判明しました。

香月はこの事実を踏まえて、オルタネイティヴ4の鍵を握る演算装置開発に必要な数式を入手するために、次元転送装置を開発します。

白銀を「元の世界」に派遣するために。

元の世界で幼馴染の純夏と再会した白銀は、元の世界に帰るためにもBETAに勝利するという決意を、更に強くするのでした。

そして元の世界から帰還した白銀の目の前で、消耗した社霞が倒れてしまいます。

香月は白銀にオルタネイティヴ計画のこれまでの経緯と、その中で産み出されたESP発現体・・・社霞もその一人であることを語ります。

次元転送実験で白銀が元の世界から帰還するためには、霞の力が必要不可欠だったのです。白銀と霞が共同生活を命じられたのも、その実験が理由だったのです。

一方、帝国軍は危険地帯への強硬帰還した元住民たちの救出を実施しました。

帝都で沙霧大尉率いる部隊によるクーデターが発生し、榊是親首相を含む、閣僚数名が暗殺されたのです。

首相である父を殺害さた榊はショックを受ますが、任務を全うしようと気丈に振舞います。

そして横浜基地の屋上で白銀は彩峰から、自分宛の手紙の差出人は沙霧大尉であることを告げられます。

そして彩峰は手紙を事前に読んでいれば、首相たちの暗殺を回避できたかもしれないと後悔していました。白銀は彩峰にこのことを口外しないとお互いに約束するのでした。

箱根の塔ヶ島離城の後方支援を命じられた白銀達第207小隊は、帝都から脱出してきた政威大将軍・煌武院悠陽と遭遇します。

そして第207小隊は、将軍を横浜基地へ護送する作戦を開始しました。一方クーデター部隊も、将軍を確保するため追撃を開始します。

護衛の帝国軍は短時間であっという間に撃破され、窮地に陥った第207小隊の前に、最新鋭戦術機F-22Aを擁する米陸軍、

第66戦術機甲大隊が現れ窮地を脱することができました。

将軍護送の任に当たっている、米陸軍第66戦術機甲大隊指揮官ウォーケン少佐は、加速度病の悪化した将軍に、精神安定剤トリアゾラムを投与するように命じます。

しかしトリアゾラムには、窒息の危険をともなう副作用があるため、白銀は投与を躊躇します。

さらに同行する斯衛軍・月詠中尉は投与に反対し、先を急ぎたいウォーケン少佐との間で、意見が対立するのでした。

一方その頃、国連軍・伊隅隊は、クーデター側の駒木咲代子中尉の部隊と交戦していました。

伊隅隊は高原機が撃墜され、隊の一部で動揺が広がりますが、伊隅大尉の指揮の下、敵部隊の壊滅に成功します。

一時休戦により体調が回復した将軍は、白銀に上に立つ者の心構えについてを語りました。

発言を許された白銀は、他の隊の仲間たちと比べ、自分は日本人としての愛国心が足りないと率直な思いを伝えました。

それを聞いた将軍は、まずこれまでの護送の任に当たるウォーケン少佐に謝意を述べると、つぎに第207小隊の一人一人に言葉を掛けました。

そして自ら、クーデター部隊を説得すると宣言しました。するとその御前に現れたのは御剣冥夜でした。

御剣扮する将軍と沙霧大尉が会見する場が襲撃されたことで、交渉は決裂し、場は一変、クーデター部隊は将軍を奪取するため、猛攻に転じてきました。

自らの部隊の中に日本の内戦を画策する勢力に関わる工作員が紛れ込んでいたことを知ったウォーレン大佐ですが

時すでに遅く、クーデター部隊の誤解を解くことは出来ずに沙霧機によって撃墜されてしまいます。

将軍護送隊を猛追している沙霧機の前に、立ち塞がるのは月詠中尉が乗る武御雷でした。

ひとつの結末を迎え、同胞たちとの闘いの果てにあるものは・・・。