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（画像引用元：DMM TV）

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ここは黄金財閥の傘下にある、ネットショッピング大手ゴールドライン社。本部長であるチャ・ジュンウォンは、冴えた販売企画で部下を指揮しています。

筆頭のお得意様は、フランスの城に住むショッピング王ルイです。25歳の若さで世界の希少品を買い集めるルイは、実は黄金財閥会長の孫のカン・ジソンなのです。

幼い頃に両親を亡くして以来、チェ会長の命により執事や使用人と豪邸で幽閉同然の生活を送っていました。

しかし、そんなある日、テレビで観た韓国の田舎娘コ・ボクシルに惹かれるのですが・・・。

ボクシルは通りがかったジュンウォンに高麗人参を売りつけて、どうにかして現金を得ます。

その頃ルイは病床の祖母を見舞うために帰国しますが、こつ然と姿を消してしまいます。

そんな中、ボクシルは家出していた弟のボクナムをソウルで発見！と思いきや、それは弟のジャージを着た全くの別人でした。

しかもその男は、ホームレスで記憶喪失だったのです。

藁をもつかむ思いで男の面倒を見ることになったボクシルは、サウナで寝泊まりしながら、ゴールドラインの清掃員として働き始めるのですが・・・。

小さいながらもトラブルを起こしてしまったボクシルと記憶喪失の男は、サウナから追い出されてしまいます。

そして当てもなく歩いていると、列車でボクシルのカバンを盗んだ女に再会するのです。

やっとのことでその女を捕まえますが、彼女の境遇を聞いたボクシルは、母の形見のワンピース以外の荷物をあげてしまいます。

翌朝になり、仕事に行くボクシルに置いていかれるのを不安に思った記憶喪失の男は、ボクシルの仕事場までついていくのでした。

そんな中、清掃員の先輩グムジャの紹介で、ようやく2人は住む家を見つけるのですが・・・。

ジュンウォンから高麗人参の残金を受け取ったボクシルは、買い物に出かけます。洋服や日用品、そしてついに携帯電話も手に入れました。

ある日、記憶喪失の男の下着に”Louis”という刺繍を見つけたボクシルは、彼を「ルイ」と呼ぶことに決めます。

そして商品企画室に出勤する日、母のワンピースで会社に向かうボクシルに、ルイは小さなプレゼントを贈ります。

そんな中、階下に住むグムジャの息子で失業中のインソンが、ボクシルの弟捜しを手伝うと言い出すのですが・・・。。

ある日、ボクシルが帰宅するとルイがいません。

そしてようやく見つけたルイが、自分の正体を知りたくて200万ウォンを躊躇うことなく払ってしまったと聞き、ボクシルはあきれてしまいます。

その上、家ではネットショッピング三昧だったことを知り、激怒してしまいます。グムジャはそんなルイの様子を見て、ルイが本当に記憶喪失なのかを訝しむのでした。

そんな中、ボクシルはジュンウォンに新商品の企画を命じられます。ボクシルは突然の大仕事に戸惑い、室長のペク・マリに協力を頼むのですが・・・。

ルイが考えた新製品企画のアイデアを、マリに盗まれてしまい失意のボクシルでしたが、雨の夜にルイがバス停まで迎えに来てくれて、ほっとします。

ところがその夜に高熱を出してしまい、ルイが夜通し看病をするのでした。

ある日ボクシルにかわいい靴をプレゼントしたジュンウォンは、ボクシルが男と同居していると聞き、気が気ではなくなり、家にまで様子を見にいきます。

一方ルイの遺品の時計についた血痕が、ルイの部屋に残されていた乳歯のDNAと一致しないという結果が、ペク社長に知らされるのですが・・・。

ジュンウォンと釜山出張に行ったボクシルを追い、ルイとインソンも釜山へ向かいます。

釜山の方言が自然と出るルイは、記憶が蘇りかけて不安に駆られますが、ボクシルは「大丈夫」とルイを抱きしめるのでした。

ソウルに帰り、初めて見た海や夜景に感動した気持ちを旅行企画にしてプレゼンしたボクシルは、インターンから1年契約の契約社員に格上げされることになりました。

そんな中、ボクシルのクレジットカードを手にしたルイの買い物癖は、激化してしまうのです。

ネット上で「ショッピング王ルイ」として知られるルイは、商品知識が豊富なため、ネットユーザーからアドバイスを求められる存在になりました。

ある日ルイはジュンウォンから「ボクシルのことを思うなら家を出て、自分と一緒に住め」と言われ、仕方なく引っ越すことになります。

ところがルイは、スタイリッシュなジュンウォンのマンションで、我が物顔で振る舞うのでした。

その夜、ボクシルの仕事の終わりを待ち、ふたりで初めて映画館に行き、デートを楽しみます。しかし、ボクシルの家の周辺に不審な人影が忍び寄るのです。

ボクシルは弟の居場所を知っているという、不良女子高生にお金を騙し取られ、マリに借りた100万ウォンを失ってしまいます。

一方、インソンがボクシルの部屋に入ると、血まみれの男が倒れていたのです。そして意識不明の男の身元はわかりません。

そして連続殺人事件があった部屋で再び起こった凶悪事件として、ニュースで報道されてしまいました。

部屋に帰れないボクシルとルイは、インソンやジュンウォンの家に泊めてもらうことになります。

各局で事件が放送され、その映像の中でルイを見つけたペク社長は、チェ会長に絶対にニュースを見せるなと、妻のジェクスに命令するのですが・・・。

ジュンウォンに呼び出されたルイは、バッチリ決めた姿でゴールドラインのオフィスに颯爽と現れます。しかしルイが着ていた服は、全てジュンウォンの服だったのです。

社員たちにボクシルの彼氏か？と聞かれて、ルイは「彼氏以上」と答えます。

そんな中、ボクシルの部屋で起こった殺人未遂事件の容疑者が捕まったとの連絡が、ナム刑事から入ります。

ルイとボクシルはやっと自分たちの屋根部屋に戻れることになりました。

そして海が見たいというボクシルの願いで、ルイは一緒に海へと出かけ、2人は楽しいひとときを過ごすのでした。

ルイの身元を捜査していたナム刑事が、ペク社長の妻であるジェスクにルイが生きていることを伝えると、ジェスクは急いでペク社長にそのことを伝えます。

その頃、「ちょっとそこまで」と家を出たルイでしたが、ボクシルがいくら待っても帰って来ません。

心配になったボクシルが警察署に向かいますが、そこでナム刑事からルイが黄金財閥の御曹司であることを聞かされるのです。

そんな中、ペク社長はついに記憶喪失のルイを見つけたとチェ会長に報告します。ところがキム執事はそんな様子をいぶかしむのでした。

チェ会長の家に迎え入れられたルイは、「ルイ25世」という名前で、ショッピングサイトのコメント欄にボクシルへの思いを綴ります。

一方、ボクシルが家に帰ると、家の前に真っ赤な絨毯が敷いてありました。　そして、そこにはルイの姿があったのです。

ルイのこれまでの様子を知ろうと、キム執事とホ執事はグムジャとインソンの家を訪れます。すると2人は、ボクシルのこれまでの働きっぷりをキム執事とホ執事に話すのでした。

そんな中、マリはジュンウォンの家を訪ねるのですが・・・。

ボクシルの家を訪れたチェ会長は、今後はルイと会わないほうがお互いのためだとボクシルを優しく諭します。

失意のボクシルは「旅行に行く」というメッセージと辞職願いを置き、水道も電気も通っていない山奥の故郷の家に帰るのでした。

すると今度は、ルイの方が置いていかれたと落ち込んでしまいます。

そんな中、ボクシルのもとに突然ジュンウォンが訪ねてきます。

つらくても食事だけはしろとボクシルを励まし、農作業を手伝おうとするジュンウォンでしたが、都会育ちの彼はさっぱり役に立たないのでした。

1か月が経ち、ゴールドライン社の商品企画室本部長として就任したルイは、インソンを運転手として雇います。

そしてインソンの母グムジャを屋根部屋のアパートの家主にして、ボクシルを見守るようにと頼むのでした。

その頃ペク社長は、ルイの記憶が完全に戻るのを恐れていました。

一方、ゴールドライン社を退職したジュンウォンは、食品を取り扱う通販会社「新鮮ライン」をボクシルと一緒に設立します。

ルイはボクシルを支えてほしいとジュンウォンに頼んだのですが、いざ2人で会社を立ち上げると、それが気に障るのでした。

ルイはチェ会長に、フランスに戻る決意をしたと話します。

そしてある日、ボクシルに小包が届くのですが、そこにはルイのメモが入っていました。楽しかったルイとの日々を思い出し、ボクシルは涙します。

ルイはフランスに発つ前に、思い出の地である釜山を訪れます。すると、町のなかでボクナムそっくりの少年を見つけます。

慌てて少年を追いかけるルイですが、不審に思ったボクナムは逃げてしまいます。そんな中、ボクシルとジュンウォンも仕事で釜山にやってくるのですが・・・。

事故当時の記憶を取り戻したルイは、ジュンウォン、インソン、キム執事、ホ執事を釜山に呼び寄せ、ボクシルを驚かせる作戦を練ります。

ボクシルとの約束を果たし、これでボクシルと別れずに済むとルイは喜ぶのでした。

一方ボクシルも、ボクナムを連れてソウルへ戻ります。

またジュンウォンは、ルイの誠実さ、純粋さを改めて認めるのでした。

そして全てが解決したと思われた頃、病院で意識不明だったペク社長の陰謀実行役のク室長が目を覚まし、病院を抜け出してしまうのですが・・・。

陰謀の発覚を恐れるペク社長は、ク室長の要求に従って、国外逃亡の資金として10億ウォンを渡します。その頃ルイとボクナムは、警察で事故当時の調書を取っていました。

そんなある日、ルイはジュンウォンとボクシルに、新鮮ライン社ごとゴールドラインの傘下に入ってほしいと提案してきます。

ボクシルは社長として契約条件を出し、商品企画室で二人は一緒に仕事をすることになります。

そして思い出の屋根部屋へと戻ったボクシルとルイですが・・・。

チェ会長の指示を受けたキム執事が、釜山の家を捜しますが、ルイの子ども時代の宝箱は見つかりません。実は既にペク社長が、勝手に自宅に持ち帰っていたのです。

その頃ク室長は、10億ウォンが入ったカバンを盗まれてしまい、ペク社長にもう一度逃亡資金を用意するようにと脅します。

一方ルイは、屋根部屋でボクシルと一緒に過ごす時間を大切にし、自ら料理を作ろうとしますが、全くできずに手を焼くのでした。

そんな中、商品企画室と新鮮ラインの親睦旅行が行われて、社員たちは皆、楽しい時間を過ごすのでした。