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病気で母親を亡くしたチョンソと交通事故で父親を亡くしたソンジュ。

二人は楽しいときも悲しいときも全てを共有できる幼なじみでした。

有名な建築家でもあるチョンソの父親、ハン教授はパーティで出会った女優のミラと再婚することになります。

ところが、ミラには服役中だったピルスとの間にテファとユリという隠し子がいたのです。

新しい家族5人での生活が始まるのですが、ユリは何不自由なく幸せに育ってきたチョンソを妬み、家でも学校でも陰湿ないじめをします。

ミラとユリによる執拗ないじめは続き、チョンソは彼らの策略によって留学を断念させられます。

ソンジュ1人がアメリカへ旅立つことになった出発の日、チョンソはユリに屋根裏部屋に閉じ込められてしまいますが、テファが鍵を開けて助けてくれます。

何とか空港で落ち合えた二人は、お互いの気持ちを確認し、対になっているネックレスをそれぞれの首にかけて別れを惜しみました。

チョンソは助けてくれたお礼にテファに優しい態度をとるが、今まで誰からも愛情を受けたことがないテファは、チョンソへの思いをどうしたらよいかわからないでいました。

チョンソはミラとユリの嫌がらせに加え、父からも誤解され孤立していきます。

チョンソに好意を持ったテファは学校でも家でもチョンソに愛を伝え、チョンソを困惑させます。

家族に心を開けないテファはますます孤立を深めていくのですが、同時にチョンソへの愛情表現もエスカレートしていきます。

ソンジュへの満たされない恋心とは裏腹に、テファのゆがんだ愛に思わず心を許してしまうチョンソ。

チョンソへの愛を確実にしたいテファの気持ちを知ったユリは、ミラと結託して、テファとチョンソとの距離を縮め、策を講じていきます。

数年がたち、チョンソはアメリカ留学が決まり、ソンジュに再会しますのを楽しみにしています。

しかし、孤立していましたチョンソを支えてくれましたテファを一人残して行くことに心を痛めていました。

ユリはチョンソとソンジュの仲を引き裂くために、テファをたきつけチョンソを襲わせます。

その時、ソンジュが帰国したという連絡が入り、チョンソは家を飛び出しソンジュのもとへ向かいます。

2人の再会を阻止したい一心からユリも車で後を追い、思わぬかたちでチョンソをひいてしまいます。

チョンソの交通事故から5年後。記憶喪失になったチョンソは自分は火事から救われたのだと信じています。

キム･チスとして衣料品を売りながらチョルスと名乗るテファとテファの実父ピルスと共にひっそりと暮らしていました。

ソンジュの仕事を手伝いながら海外で暮らしていたユリが5年ぶりに帰国した。

今回はソンジュとの婚約発表を控えていますため、音沙汰ありませんチョンソやテファから連絡がありますのではありませんかと心配でなりません。

一方、ソンジュはユリと婚約を控えていますが、チョンソを忘れられずにずっと苦しんでいました。

ある日、ソンジュはチョンソによく似た人物を偶然見かけ、ユリとの婚約発表の会に出席せずに彼女を追いかけます。

間近で拝見しましたソンジュはチョンソだと確信しますが、自分はキム･チスでチョンソという人物とは人違いだと言います。

そんな彼女をソンジュは怪しみ、チスについて調べ始めます。

ある日、ソンジュの会社が経営するグローバルランドの壁画制作者募集のポスターを見かけたチスは、チョルスの作品にこっそり応募し入賞します。

記憶は何も戻りませんでしたが、チスは自分を知っているというソンジュのことが気になり始めます。

グローバルランドで壁画制作の作業をしていたテファを数年ぶりに見かけたユリは、チョンソに似た人物は本物のチョンソだと確信します。

チスが営む洋服店”イカロス”が立ち退きに合いました。

仕事仲間のチェヒが以前から誘いを受けていたセーフモールとの出店契約を取り交わす為チスも出店の挨拶にモールを運営する会社に出向き、その責任者がソンジュだと知ります。

ユリは”イカロス”を営む人物がチョンソだと知って、彼女が記憶を取り戻し、かつての仕打ちがバレるのではありませんかと焦ります。

そのことをミラに相談し、婚約を早めますように説得されます。

ソンジュに連れ出されたチスは、ソンジュからチョンソにまつわる事故のことや過去の話を聞き、2人で以前チョンソが住んでいたという海辺の家を訪れます。

思い出と現実が交錯しますソンジュ。そこに偶然、チョンソの父親が現れ、チョンソにそっくりなチスを見て心を痛めますが、チスは父親に会ってもまったく記憶が戻りません。

ソンジュとチスが一緒にいることを知ったチョルスは嫉妬にさいなまれます。

そんなチョルスを見て、チスは会社を辞めることを決意します。

チスが出店の契約解除のためにソンジュを訪ねると、ソンジュに今日は自分の誕生日だから一緒にお祝いしてくれと頼まれます。

困惑したチスに、ソンジュは、チョンソの家族がチスとチョンソは別人だと言えば諦めようと提案します。

ソンジュがチスをチョンソの実家に連れていくと、ソンジュの母は驚き、ミラは失神し、ユリは嫉妬心を燃やします。

しかし、家族と再会しアルバムを見ても、チスの過去の記憶は戻りません。

結局、チスはチョルスのもとに戻り、もう過去を探ることはやめますと宣言して、大切にしていたネックレスを捨て、チョルスと婚約の約束をします。

翌朝、チスは会議で新しいデザインを提案しますが、社長のソンジュからダメ出しをされてしまいます。

チスへの愛を打ち明け、酔いつぶれますソンジュ。

展覧会に駆け付けようと会場を出たところで、チスはユリの運転する車にぶつかってしまいます。

それをきっかけに、チスは記憶を取り戻し、チスは自分がチョンソだとソンジュに伝えようとしますが、なかなかチャンスがありません。

ミラとユリはチョンソが記憶を取り戻したことを知って焦ります。

何としても阻止したいユリは、ソンジュに打ち明けようとしますチスの写真をこっそりカメラに収めます。

チョンソはテファに呼び出され、メリーゴーラウンドの前に行ってみると、そこにはソンジュがいました。

ソンジュは「チョンソではなくチスを思っていました」と告白します。

そんなソンジュに、自分がチョンソだということを言いだせません。

翌朝、ソンジュとの交際が記事になってしまい、チョンソは責任をとって会社を辞めます。これを機にチョンソと別れる決心をしますソンジュ。

そしてテファもチョンソのもとを離れる決意をします。

そのころ、テファが描いた贋作を勝手に売ってピルスは大金をせしめていました。

ところが、そのことを怪しい男たちにかぎつけられ、テファも暴力を振るわれ、けがをします。

ピルスから早く逃げろと言われたテファでしたが、チョンソへの罪の意識から気持ちは揺らぎます。

住んでいた家を出て近くのモーテルに泊まっていたチョンソのもとへソンジュが突如現れ、2人は屋台に食事に行きます。

家族からチスはチョンソになりたがっていると聞かされましたが、ソンジュの疑心暗鬼はなかなか晴れません。

チョンソも、自分がチョンソだとなかなか言い出せません。

その夜、お酒の力を借りてソンジュにやっとの思いで告白しますが、泥酔しているチョンソの言葉をソンジュは信じられありません。

翌朝、チョンソは寝ているソンジュに別れを告げ、テファと再出発しようとしますが、テファはソンジュにチョンソを守ってくれるよう、連絡を入れていました。

チョンソ本人だと知ったソンジュは、彼女を実家のハン家に帰らせます。

ユリがチョンソの帰宅を知って家を出ると騒いだため、ソンジュはユリに「婚約します」と告げます。ユリは喜び、チョンソはショックを受けます。

翌日から、チョンソはハン･チョンソとしてソンジュの会社に出勤しました。

ソンジュは何かとチョンソと一緒にいたがりますが、チョンソはユリと婚約をするソンジュと一緒にいるのが苦しくてたまりません。

あげくの果てには、ユリとの婚約式の準備にまで同行させられます。

5年間で失ったものを取り返したいソンジュの愛情は、半ば強引になり、気持ちの整理がつかないチョンソを困らせます。

そんな二人を目の当たりにして、ユリの気持ちも穏やかでなくなります。

ソンジュとユリの婚約式の情報をミラが記者たちに流したため、婚約式のことが記事になってしまいました。

チョンソの幸せだけを願っていたテファは、その記事を見て婚約式に出席しますとユリに電話をします。

テファの出席を恐れたユリとミラは、贋作騒動の犯人はテファだと警察に通報し、婚約式の会場でテファは逮捕されてしまいます。

テファの逮捕を目撃したチョンソは、会場を抜け出しテファを追いかけます。

ソンジュは、ユリではなくチョンソに指輪を渡すつもりでしたが、テファを追いかけてもチョンソはいません。

ユリとの婚約式を終えたソンジュは、テファを心配するチョンソの気持ちも考えて、友達でいようと提案します。

しかし、友達でいることを約束したものの、ソンジュとチョンソは会えばお互いの気持ちを抑えられずに苦しみます。

ソンジュに問い詰められましたが、テファは妹に口止めされていたとおり、ユリの兄ですことを語らずに去っていきました。

互いに後ろ髪を引かれながらも、友達でいることを約束したソンジュとチョンソ。

ソンジュはチョンソのためにテファの居場所を突き止め、2人が会えるようにこっそり手配をしました。

チョンソはテファに帰る場所がないことを告げ、テファもチョンソを受け入れます。

ところがその夜、チョンソは熱を出して寝込んでしまいます。

ソンジュはユリと派手な婚約パーティをして納得しようとしますが、やはり諦め切れずに2人がいる山小屋へと向かいます。

熱にうなされながらうわごとでソンジュを呼ぶチョンソを拝見したテファは、やはり自分がいなくなるべきだと、チョンソをソンジュに託して姿を消します。

翌朝、病院で目を覚ましたチョンソは、そばで眠るソンジュを置いて病院を出ます。

姿を消したチョンソを見つけたソンジュは、もう二度とチョンソを離さないと約束します。

2人でチョンソの家に行き、チョンソの父、ミラ、ユリの前で、ソンジュは、ユリとではなくチョンソと結婚しますと宣言しました。

ユリは取り乱し、チョンソが兄のテファと同棲し、婚約していたことをバラしますが、ソンジュは動じません。

自由になり、ソンジュとチョンソは堂々とつきあい始めます。

ソンジュはモーテルに寝泊まりして就職活動しますが、なかなかうまくいきません。

5年前の事故の真相をバラすのではありませんかと心配なミラとユリは、テファが家に戻れないようにと画策します。

そんな時、チョンソは目に違和感を覚え眼鏡店で検査を受けます。

しますと角膜が傷つき見えにくくなっていますのではありませんかと告げられ、病院での再検査を勧められます。

チョンソは5年前の交通事故の影響というより、病気だった母の状況に似ていると感じ、ショックを受けます。

一方、ソンジュが去った会社は後継者問題で危機を迎えていました。