―――合併以来どうですか
和田:今会社は1つになりました。またとても元気の良い会社になりました。
―――私は99年のインベスター・リレーションズに参加しました。幾らかの投資家はスクウェアはエニックスのように上手くやれと言いました。まさか合併するとは思いませんでした
岩崎:しかしそうなりましたね(笑)。
―――ドラゴンクエストの開発を始めましたか
和田:はい。予算やスケジュールを慎重に進めています。
―――何か話せるプロジェクトはありますか
和田:私達が考えているのは毎年10タイトル程度を発売するということです。別の言葉でいえば1タイトル、1タイトルに集中したいという事です。
―――スクウェアは自社で、エニックスは外部委託で開発するというスタイルでやってきました。それぞれ過去のスタイルを維持するのですか
和田:まずゲームを開発すると決めると予算などを決めていく必要があります。その中で内部でやるのか外部でやるのかケースバイケースで判断していきます。
もし社内で開発を行わなければ技術の蓄積が出来ませんし、全てを外部に委託という事を全くしなければ開発タイトルに限界があります。内部と外部を上手く組み合わせればゲームの質を更に高めて、会社をより船長させていくことが出来ると考えています。
またこのようなゲーム機の世代代わりの時期は特に重要です。内部開発でなければ技術力の大きな伸びは期待できません。そのため内部で開発を続けることは重要です。新しい機種で仕事を始めれば多くのスタッフを使わなくてはなりません。もちろん社内で全てを補おうとすれば無理があるのでまた外部にも頼るという事になります。
―――プレイステーション3のプロジェクトの研究を始めましたか
岩崎:(大笑い)
和田:現在、プレイステーション3がどのようなものか研究しています。
―――ソニーが一部スクウェアの株を所有していました。それらはエニックスが買い上げたのですか
ソニーはまだ所有しています。しかし合併によって全体が大きくなったので持つ割合は減少しています。以前の18%から8%に下がりました。
―――それでは何故ゲームキューブに参入できましたか
和田:これは別の話です。私達は去年の春からゲームキューブ向けに開発を始めました、それは合併の前でした。
―――ソニーは反対しましたか
和田:あまり気にしなかったのではと思います。
―――XBOXに参入することは
和田:現時点ではXBOXをサポートする計画はありません。
―――ハワイ・スタジオは閉鎖されましたがスクウェアが再び映画に興味を持つことはありませんか
和田:私達は、私達が提供できる映像的なコンテンツなら何にでも常に興味を持って調べています。しかしそれは2時間の映画を作って映画館で上映する事とは違う問題です。
私達が映画から学んだ最も大きなことは映画とゲームは大きな差があるということです。映画や本で上手くやることとゲームで上手くやる事は全く異なります。
―――坂口氏が開発中のFFシリーズはありますか
和田:現時点ではありません。
―――彼はまだスクウェア・エニックスと関係を持っていますか
和田:はい。彼はそろそろ新しいプロジェクトを始めたがっているのではないかと思います。また『ガイスト』にも『メトロイドプライム』と同じようにプロデューサーを派遣しています。
最後のくだりが良く分りません。原文は We have producers from our team who are working on Geist. It is pretty similar to what we did with Metroid Prime. なんだけど、、、。訳し方合ってますか?
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