2003年度に入ってもTVゲームの不振が続き、大型ヒット商材が見当たらないことから、市場は更に縮小に向かうことが予測されており、前年比8.5%減の9263億円にまで落ち込むと推計されています。
2002年度は、玩具菓子、カプセル玩具が大幅成長を見せ、携帯アプリゲーム市場が立ち上がった反面、期待された家庭用ゲーム機のオンラインゲームは不調に終わっています。2003年度に入ってもオンラインゲームは不調ですが、携帯アプリゲームが更に伸びています。
TVゲーム市場(出荷ベース)は、2002年度ソフトが7.0%伸びましたが、ハードが前年比33.3%減と大幅マイナスでソフト5600億円、ハード1195億円市場に縮小しています。2003年度も新規ハードの売上が伸びず、連動してソフトも大きく縮小、ソフト4985億円、ハード1039億円と、更に縮小傾向が続いています。