配布はバンダイブースで行われていました。親機も普通のニンテンドーDSですが、刺さっていたROMは通常のものとは異なっていました。体験版をダウンロードするには、DSのメニュー画面を開いて「DSダウンロードプレイ」の項目を選びます。するとDSが自動的にダウンロード可能なものを探すので、「メテオスたいけんばん」を選択します。ダウンロード時間は電波状況にも寄るでしょうが、1〜2分でした。ダウンロードが完了すると自動的に体験版が起動し、電源を切るまで遊ぶ事ができます。中断する場合はスリープモードにすれ必要があります。
体験版では1人用と対戦が可能です。1人用ではジオライトで「ストックルール」のみが遊べます。対戦では2人対戦までが可能で、同じくジオライトのみで遊べます。対戦時などではDS本体に登録した名前が表示されるようになってます(体験版を入れた状態で変更しようとすると消すことになるので注意)。
ゲームは下画面で主に遊びます。下画面の右側のメニューは上から自分の名前、遊んでいる星の名前、不明、今打ち上げたメテオの数、カメラ切り替えスイッチ、タイムアクセル(タッチペン用)です。カメラは「PLANET(相手を攻撃する様子)」、「1P/2P/3P/4P(自分や他のプレイヤーの様子を見る)」、「AUTO(前2者を適当に)」の3種類を切り替えられます。タイムアクセルはその部分をタッチペンでグリグリやるとLやRボタンと同じくタイムアクセルができます。
まず1人用ですが、どんどん自分が上達していくのが分かります。最初はゆっくり考えながらブロックを動かしていたのが、慣れてくると感覚として分かるようになり、最後にはずっとタイムアクセルしたまま得点を稼げるようになってきます。1プレイに必要な時間も2〜5分程度と短く、ストイックに戦うことができます。
1人用で面白いゲームが対戦で面白くないケースというのはそうそう無いと思いますが、対戦も非常に熱いゲームです。打ち上げたメテオは相手に降り注ぎますが、相手もそれを打ち上げ返すこともできるため、攻守が一瞬で変わる、桜井氏の言う「リスクとリターン」を味わうことができます。
『メテオス』の面白さを簡単に表現するのは難しいですが、1つには追い詰められた所からの一発逆転がある所ではないかと思います。大抵のパズルゲームは上の方まで詰まってしまうと中々復帰が難しくなりますが、『メテオス』の場合は一瞬の閃きでメテオを繋げて(あるいは運よく繋がって)上部にたまったメテオがごっそりと打ち上げられ、ほぼまっさらなな状態に戻る、ということが頻繁にあります。また、メテオは積みあがれば積みあがるだけ少しの浮遊力で宇宙に飛び出すようになるので、土俵際の一頑張りができます。
まあそうゆうことで、とっても面白いゲームなので3月10日の発売を期待したいです。
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