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【インプレッション】テトリスDS(NDS)

いよいよ今週27日に『テトリスDS』が発売されますが、一足はやく海外版『テトリスDS』をプレイする機会がありましたのでレポートします。

任天堂 DS
いよいよ今週27日に『テトリスDS』が発売されますが、一足はやく海外版『テトリスDS』をプレイする機会がありましたのでレポートします。

【シングルプレイ】~

・スタンダード~
おなじみのブロックを操作し、ひたすら横一列に並べて消していきステージをクリアしていくモードです。ひたすら消し続ける「マラソン」、決められたライン数を消していく「ラインクリアー」、コンピュータと対戦できる「VS CPU」が用意されており、CPUレベル5(最高)ともなると、「なんだこれ」な難易度です。最高落下速度になると、ピースが即地面に落ちる状況になりますが、接地するまで時間があり、しかも回転させ続けることで時間が稼げる(一人プレイ時は無限に、対戦時ではある一定時間)ので、そのあいだにずらすことが出来ます。L・Rボタンによるピースの「ホールド」もあり、特に対戦時には駆使して行くことになると思います。

上画面では、マリオが『スーパーマリオブラザーズ』のステージを走り回っているので、ある程度の年齢の方なら懐かしさを覚えると思います。さらに進めると懐かしの任天堂ゲームをモチーフにした次々と出てきます、昔からの任天堂ファンならこれだけでも一見の価値があるでしょう。あなたは出てくるゲームをいくつ知っているでしょうか?

ミッション~
『ゼルダ』がフィーチャーされたこのモードは、上画面に表示される「棒のみを使って5列消せ」「回転なしで1列消せ」といった指示に従っていくモードです。ゲームオーバーになるまで続ける「マラソン」では、指示ごとに制限時間が設定されています。4列消しを決めて快感を得る通常テトリスと違い、迫りくる制限時間とそれを破る快感がポイントでしょう。レベルが低いときには制限時間もゆるく快感も薄いですが、レベルが上がっていくにつれぎりぎりの戦いになっていきます。

「マラソン」とは別に、10個のミッションをクリアするタイムを競う「タイムトライアル」も用意されています。

キャッチ~
『メトロイド』がフィーチャーされた、この『テトリスDS』最大の謎モードです。プレイヤーが操作するのはブロックの塊です。Aボタンでその塊を回転させることが出来、上から落ちてくるブロックを文字通り「キャッチ」していきます。画面下にはライフゲージがあり、塊が敵(メトロイド)にぶつかったり、キャッチできなかったブロックが下まで落ちると、ゲージが減ります。4×4以上のサイズの塊を作ることによって、ブロックを消す(というか爆発させる)ことができ、ゲージを回復させることが出来ます。ゲージが0になるとゲームオーバーです。

正直、上の説明だけではわからないと思いますが、実際にプレイしても正直あまりピンときません。ただ、ルールが特殊で、積み方にスタンダードテトリスの方法論は通用しないことは確かです。隙間の無いようにブロックの塊を作っていく感覚は確かに新鮮なので、おもしろくないということは無いですが・・・やっぱり謎ですよ、このモード。

パズル~
文字通りパズルモードです。決められたピースを用いて、全消しを狙います。プレイヤーはピースとその向きを指定するだけで、実際にはオートで配置されます。計200問が用意されており、序盤は3ピース、最終的には5ピースを配置することになります。

ゲーム性上、配置できるピースとその向きがある程度制限されるので、数打って当てることは不可能ではないですが、じっくり考えて候補を絞っていくのが一番いいでしょう。序盤〜中盤は、ドン詰まりすることは多くなく、ある程度さくさく解いていける印象です。が、4ピース・5ピースとなる後半はなかなか悩ませます。

プッシュ~
上下2画面をくっつけた画面上で、自分は上から、相手は下からブロックを積み上げていくバトルゲームです。2列以上消すとブロックの山が下にずれ相手を追い込み、相手が2列以上消せば上にずれてプレイヤーが追い込まれていきます。限界点まで追い込まれたら負けです。

上下にわたりブロックの山が表示される上、さらに上下に動くので、積むべきところが下画面にかかってしまい見にくくなることがあるのが唯一の不満です。自分のことだけを考えていれば良い「スタンダード」と違い、相手と同じブロックの山に積んでいくため、相手のプレイが自分が消すべきブロックにダイレクトに影響を与えるという新鮮な感覚を味わえます。シングルプレイでは、CPUレベル1〜5が用意されています。やはりレベル5との対戦が熱いです。

タッチ~
タッチペンを用いて、ブロックを動かして消していくモードです。横一列を敷き詰めれば消えるのはオリジナルと同じですが、一部分が消されたピースの切れ端にも重力がかかるので、それを利用して連鎖が可能になっています。

「タワー」では、ブロックが高々とつみあがっており、ブロックを消し一番上にある「風船の檻」を地面に落とすことでゲームクリアーとなります。難易度別にレベル1〜5が用意されており、レベル3まではダブルタップでピースを回転させることが出来ますが、4と5では回転不可になっています。

適当に回転させればどうにかできるレベル1〜3に比べ、レベル5ともなれば、きちんと先のことを考えて動かしていかないと、すぐに詰んでしまいます。詰んだときは「ゲームオーバー」(ゲームが強制的に終わる)でなく「ギブアップ」(自分があきらめる)なので、悔しさは半端じゃないです。ラスト2列が消せずにクリアできなかったときは本当に脱力しました。クリアの際は、嬉しいというより、成功してほっとするというイメージです。低いレベルの際は連鎖を組んでハイスコアを狙うゲーム、レベル5は悩みつつ慎重に動かしてクリア自体を狙うゲーム、と違ったゲームプレイに感じます。スピーディーにプレイすることより、頭を使ってじっくり進めていくのが重要なモードです。

これに加えて、50問の「タッチパズル」も用意されています。「ブロックを全部消せ」「2連鎖しろ」など、上画面に表示される命令を達成することでクリアとなります。後半はなかなかの難問ぞろい、歯ごたえ十分で、個人的にお気に入りのモードです。



【マルチプレイ】~
1枚のカードがあれば10人まで対戦ができます。「スタンダード」「プッシュ」「ミッション」で対戦が可能です。「スタンダード」では、上画面で各プレイヤーのブロックの状態が見えます。そのブロックの状態にターゲット(的)が表示されているとそのプレイヤーにお邪魔ブロックを送り込むことができます。このことによって、あともう少しで手詰まりになるプレイヤーに対しブロックを一気にたたき込むといった意地悪なこともできます。

また「?」マークのブロックを消すとアイテムが出てきます。
アイテムの一例を挙げますと、~
スター…一定時間自分のブロックが棒しかでなくなります。~
サンダー…他のプレイヤーのブロックを回転できないようにします。~
こうら…下2ラインを消してくれます。~

負けてもアイテムで邪魔ができます。ハンディキャップ(落下スピードが増す)をつけたり、チーム戦も行うことが出来ます。5人で対戦しましたが操作レスポンスは快適でした。~

【Wi-Fi対戦】~

ローカルでの対戦と微妙に設定が変わり、「2人対戦(アイテムなし)」「4人対戦(アイテムあり)」「プッシュ(2人)」で対戦できます。はじめにレーティング5000を持った状態でスタートします。このレーティングを対戦で取り合います。自動的に近いレーティングの人とマッチングされるようです。自分よりレベルの高い人に勝てば100以上もらえますが低い人に勝ってもそんなにもらえません。4人対戦の場合、早く負けてしまうと他の人が終わるまで暇になってしまうので、個人的にはストイックな2人対戦が好きです。

自動マッチングのほかに、『マリオカートDS』と同じくフレンドコードを利用して友達と対戦することができます。その使い勝手は非常にローカルのマルチプレイヤーと似通っていて、ホストとなるユーザーが部屋を作り、ゲストがそこにログインするという形をとっています。なので、『マリオカートDS』と違い、思い通りの相手と対戦できます。ただ、『メトロイドハンターズ』のWi-Fiシステム(オンラインユーザーが確認可能、チャット機能あり)に比べると、あともう一歩でしょうか。これはこれでシンプルで使いやすいと思いますけれども。

Wi-Fiを通してのプレイ自体についてですが、アメリカのユーザーと対戦しましたがレスポンスは良好です。ラグなどは感じないと思います。


【まとめ】~
全6モードが収録された今作ですが、どのモードも標準以上の出来にはなっていると思います。私はスタンダードやWi-Fiをメインに遊び、他のモードをちょくちょく遊ぶという感じでプレイしています。登場するキャラクター・音楽は、往年の任天堂色が非常に色濃く、中には濃すぎると感じる人もいるかもしれません。個人的には、スタッフロールのラストのマリオ・アレンジと、レコード画面の音楽に感激しました。

マルチプレイについては、アイテムがあるといっても、『マリオカート』のように大逆転を狙えるわけでもなく、うまい人がやっぱり勝ちます。ある程度レベルが一緒でないと戦いとしては成立しないように思います。逆に、プレイレベルが同じだと驚くほどの長期戦になることもあり、熱い戦いが楽しめます。おかげで、Wi-Fiで同じ人と60連戦したこともあります。

テトリスはもともとルールがカンタンで初級者でも楽しめるゲームです。今作ではゲームモードも豊富に用意されているので初心者から上級者まで価格以上に楽しめる作品となっています。もちろん携帯ゲーム機なので、空き時間などに気軽に楽しめます。

また、1枚のゲームカードで10人まで対戦できるので、友達同士でプレイしたり、はたまたWiFiで世界の強豪を相手に対戦をしてテトリス廃人になるのもよしと、プレイする人に応じて様々な楽しみ方が可能な間口が広く末永く遊べるゲームとなっています。気になっている方は店舗で試遊もできますので、購入を検討してはいかがでしょうか?

『テトリスDS』は4月27日発売予定で、価格は3800円です。

(この記事はこうとOKOKが執筆しました)
《土本学》
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