ストーリーは、GC『風のタクト』のその後のお話です。リンクとテトラ、そしてその仲間の海賊たちは、新しい大地を探す航海へと出発します。深い霧に包まれた海域にさしかかったとき、捨てられた船を見つけた一行。その船を一人で探索しようとしたテトラは危険に巻き込まれ、リンクはそれを助けようとして海に落ちてしまいます。謎に包まれた島に気絶して打ち上げられたリンク。彼を起こしたのは、妖精の声でした。この妖精の力を借りて、リンクはテトラを探すため、そして、かつて知る海へと戻るため、出発します。
操作は、DSのタッチパネルを利用した、全く新しいものになっています。まず、海上の操作について。船を用いて海の上を移動しますが、その際にはマップの上に線を描いて指定します。描かれた軌道に沿って自動的に船が動いていきます。航海中には、スピードを2段階で調節でき、ストップさせることも出来ます。戦闘の際には、大砲のアイコンをタップします。画面に触れてスライドすることで360度見渡すことが出来、タップすることで大砲を発射します。
ダンジョンなどでは、タッチした方向にリンクが動く、という操作方法です。おそらく、『おいでよどうぶつの森』のタッチペン操作に近いイメージだと思われます。敵をタップすれば剣を振り、リンクの周りに円を描けば回転切りです。物を持ち上げるときには、そのオブジェクトの上に触れているだけでOKです。持ち上げた後は、投げたい方向にタップすればそれを投げられます。アイテムもタッチペンならではの操作になっており、ブーメランはその飛ぶ軌道をペンで描くことができ、シャベルを持ってタッチすれば掘ることが出来ます。また、マップにタッチペンで書き込むことが可能で、冒険中気になるところに出くわした際には、そこにメモを取っておくことができます。
グラフィックには、GC『風のタクト』に近いセルシェイドが使われています。キャラクターは3Dで、アイテムやオブジェクトはスプライトで表現されています。主に、非常に過去のゼルダに近い見下ろし型視点でのプレイになります。
「DSはGCに比べれば明らかに処理能力が劣るにもかかわらず、このゲームは鮮明に見え、非常によく動作していた。リンクの見た目・動きは共に良く、我々のみたすべての敵たちは流れるような動きをしており、見事だった。このゲームがいかにGC版に近いかということに、我々はとても驚かされた」(GameSpot)
今年3月のGDCで初めて公開されて以来初めて、プレイアブル出展となったE3バージョンデモには、海・フィールド・ダンジョン・ボスの4つがプレイできたようです。ダンジョンでは、おなじみの「キーを見つける」「すべての敵を倒す」といった謎解きに加えて、パトロールしている敵の目から逃れつつスイッチを起動していく、といったこともあったようです。ボスバトルは、上下2画面をつなげて使用しており、上にいるボスを下に落として剣でダメージを与える、というものです。
「この開発段階のデモでは不具合があったが、今年の後半に発売されるのであるから、われわれがテストプレイ中に遭遇したバグは、無視できるだろう」(IGN.com)
「とても正直に言わせてもらえば、『Phantom Hourglass』というタイトルは、GDCでアナウンスされたときにも私に衝撃を与え、このゲームを初めて手に取ったときにも再び私に衝撃を与えた。おなじみのボイスエフェクトとチャイム音とともに、『ゼルダの伝説 Phantom Hourglass』はどんどん増えていくDSの"トリプルA"タイトルにまたひとつ加わるタイトルとして大いに期待することができそうだ」(Advanced Media Network)
E3での公開に伴いスクリーンショットやゲーム画面が公開になっています。
スクリーンショット(IGN)
ムービー(IGN)
また、Nintendo.comによる紹介によれば、シングルプレイによるアドベンチャーのほかに、ローカルのワイヤレスプレイにも対応しているそうで、マルチプレイ用のダンジョンで、トライフォースを集めるといったことができるようです。
DS『ゼルダの伝説 Phantom Hourglass』発売予定は今年後半となっています。GC・Wiiの『トワイライトプリンセス』と並んで、まったく新しい「ゼルダ」タイトルがDSにやってきます。ゼルダファンにはたまらない年末になりそうですね。期待して待ちたいと思います。
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