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Copyright 2006, The Foreign Correspondents' Club of Japan.
7日はオーストラリアでのWii発売日で、翌日にはヨーロッパでの発売を控えた日でもありましたが、年内400万台、年度内600万台としている出荷計画について「上積みするチャンスが出てきた。余地はまったく無いわけではない」と述べました。ただし具体的なコメントは時期尚早としました。米国での8日間で60万台、日本での2日間で40万台という数字には「出足は非常に順調」とコメントしました。
岩田社長はWii開発の背景についても語り、具体的な背景として1997年〜2003年のゲーム市場の縮小を挙げました。そして任天堂の基本戦略を「ゲーム人口の増加」と強調し、世代や性別、ゲームの経験を問わないハードの必要性を述べ、2年前のDS、そして今回のWiiで戦略は「ゲーム人口増加のセカンドステージ」に入ったとしました。
またPS3と比較されていることについては「PS3と競争しているとはあまり思っていない。むしろ、ゲーム人口増のため、どうしたら利用者が向いてくれるか考えている」とし、「結果的に任天堂の方が多く売ったと言われたい」と意気込みを語りました。
一部でコントローラーが外れて飛んでしまう問題が指摘されていることについては「商品を出す前にテストはしているが、われわれの想像を超えて、利用者がエキサイトして遊んでいる可能性がある。新しい遊び方の道具とどう付き合っていくか、知らせていく努力が必要だと思う」と述べています。