■ 『Halo』は新世代の『Star Wars』となりうるか
自らの仕事を「マイクロソフトでもっとも楽しい仕事」とするマイクロソフト・コーポレートオフィサー兼マイクロソフト・ゲームスタジオのプレジデント、シェーン・キム氏はサードパーティゲームの中から『Project Gotham Racing 4』(以下、『PGR4』)、ならびに『Lost Odyssey』を紹介。『PGR4』は開発元Bizarre Creationのスタッフが上海ダウンタウンコースのデモプレイを行った。一方、『Lost Odyssey』は初公開シーンが上映された。
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■シェーン・キム氏
最後にピーター・ムーア氏が再登場し、Windows For GamesとXbox 360ゲームとの連動について改めて言及した。このセッションでは、『Gears of War』のチーフデザイナーであるCliff B自らがWindows Visa用『Gears of War』で、The Brumakとの戦闘シーンを実演したのを筆頭に、Xbox 360とWindows Vista用ゲームの連動がすでに決定している数々のゲームが紹介された。その後、ピーター氏は、Xbox 360に話を戻し、Ubisoftスタッフによる『Assasin’s Creed』のデモプレイ、Infinity Wardスタッフによる『Call of Duty4:Modern Warfare』デモプレイ、ならびに『GTA IV』や『バイオハザード5』のトレイラー上映などで、総米、日本のサードパーティがいかにXbox 360を支持しているかを強調した。最後は会場の期待に応えるように9月米国発売予定の『Halo 3』のこれからについて言及。Bungie Studioの協力のもとWeta Studioにより作成された実写による『Halo 3』イメージ映像と、ゲーム『Halo 3』の未公開シーンを上映しつつ、かつて『スターウォーズ』が映像産業のビジネスとしてのあり方を変えたように、『Halo』シリーズが10億ドルのフランチャイズに成長することを予測し、未来のストーリーテリング、ヒーロー像のあり方を提示するであろうと自信を示した。
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■『Assasin’s Creed』のデモプレイ