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取締役副社長ソン・ジンホ氏
(右)開発元:カマデジタルエンターテインメント
取締役社長パク・ヒョンギュ氏
ゲームプレイ料金は無料で、アイテム課金方式になります。必要動作環境はWindowsXP、Pentium4 1.7Ghz以上、グラフィック環境はGeForce4 MX440以上なので、低スペックPCでも楽しめそうです。
クローズドβテストは10000人を動員予定で、希望者多数の場合は抽選になります。参加特典としてゲーム内で武器を買う資金『TakeDownPoint(TP)』を2007万1002ポイントが供与されます。アイテムは使い放題と言っても良さそうですね。クローズドβテストからオープンβテストに移行したテスターには5000TPをプレゼント。さらに、クローズドβテストを5時間以上プレイした人には、オープンβテスト時に特別なアイテムがプレゼントされるそうです。
なお、インサイドはこのクローズドβテストに、読者の方を200名ご招待できることとなりました。興味がある人は、末尾の関連リンクより募集ページをご覧になって見て下さいね!
既報の通り『TakeDown』はテロリスト対特務部隊の戦いを描くチーム対戦型FPSです。従来の同類ゲームとの違いは、武器を自在にカスタマイズできること、索敵用センサーというユニークなアイテムを実装していることです。また、日本でのサービス開始に合わせて、発表会場にも近い東京の渋谷ハチ公前交差点付近をモチーフにしたマップがあります。ゲーム内の音声も日本語化されているため、より親しみやすく作られているようです。
ゲームモードは3種類。個人モード(デスマッチ)、チーム戦モード(チームデスマッチ)、ミッションモードです。ミッションモードには脱出作戦、爆破、殲滅というミッションが用意されています。マップは高さを意識したデザインとなっており、地下や2階以上の構造物が多いとのことです。これは索敵アイテムの使い方に工夫が必要になりそうです。
索敵アイテムの「ハートビートセンサー」は、遮蔽物の向こう側にいる敵を察知する道具です。「ハートビートセンサー」の索敵結果は自分や周囲の仲間のミニマップに表示されます。「ハートビートセンサー」は銃の変わりに手に持つため、「ハートビートセンサー」の使用中は丸腰になります。敵を察知したらすぐに使用をやめて銃に持ち替える。あるいは身の安全を確保するため、常に護衛する仲間と共に行動する必要があり、チームワークが試されます。
「ハートビートセンサー」を無効化するアイテム「ジャマー」も用意されています。「ジャマー」は相手の「ハートビートセンサー」の動作を妨害しますが、妨害が察知されること自体が自らの存在を知らせることになるため、使用するタイミングに注意が必要です。「ハートビートセンサー」と「ジャマー」は遮蔽物の多いマップで有効ですが、高さまでは表示しないため、階層構造のマップセンサーの特性を利用して相手の裏をかくという戦法ができそうです。
銃はマップに登場する前と、ゲーム中に倒れて再出撃する直前に変更できます。銃はスコープ、ポインター、サイレンサー、マガジンというアイテムでカスタマイズできます。特にユニークなアイテムはスコープです。従来のFPSではライフル銃のみに付属していたスコープですが、『TakeDown』では小銃にも装着でき、より正確な射撃ができます。ポインターは画面の照準がクロス型から点型に替わり、ヘッドショットを狙いやすくなります。サイレンサーは射撃音を低減し、マガジンは弾を補充します。
マップは韓国のソウル清渓川、アメリカのシカゴハーレム、セルビア・モンテネグロ、オーストラリアの田園の村などが既に公開されています。これに加えて日本オリジナルマップとして渋谷を開発中とのことです。渋谷の中心、ハチ公前交差点から「109ビル」付近までを忠実に再現する予定です。渋谷マップは日本のユーザーだけではなく、韓国、台湾などアジア各国の『TakeDown』でも公開されるそうです。こうしたマップの共通化は、将来にアジアカップなどのイベントが行われるときに使えそうで、今後のプロモーションにも期待できそうです。
『TakeDown』の特徴にはもうひとつ「キャラクター」の設定があります。既に男性キャラクターとして「マーク キューエル」、女性キャラクターとして「メーガン ハート」が公開されています。また、日本オリジナルキャラクターとして女性の「星野伊織」が登場することになりました。
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記者発表開会では運営チームの田山佳裕氏がデモプレイを披露し、ゲームの特徴を説明しました。また、特別ゲストとして、ゲームに声の出演をしている声優の岩本規夫氏、松井菜桜子氏が登場し、録音時のエピソードを紹介しました。
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運営チーム 田山佳裕氏
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岩本氏はサザエさんのアナゴさん役として活躍しており、ゲーム中は「シリアスなアナゴさん」の指示で闘う、という楽しい展開になりそうです。岩本氏は「人志松本のすべらない話を引き受けてから、変わった仕事が多くなった」と最近の近況を紹介しました。ゲームでは「岩本ボイス」の意外な一面を聴けそうです。
松井氏は機動戦士ガンダムZZのルー・ルカ役として知られています。勝ち気な少女兵役だった松井氏ですが、ゲームでは一人前の女性兵士の頼もしい声になっていました。「阻止作戦失敗、など、状況の想像が難しい言葉が多かった。ゲームを遊んでみたけれど、リアルですね」とさっそく遊んでみた様子です。「声優仲間にもオンラインゲームにはまっている人がたくさんいるんですよ」と実名を挙げるなどのファンサービス? も。私たちが気付かない間に、ゲームで声優さんと闘っていることもあるかもしれません。
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