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千原さんは、『スペースインベーダー』の大流行で当時、日本中から100円玉が少なくなったというエピソードや、傾けるとクレジットが1つ増えるといった都市伝説など、当時の様々な話を振り返りながら『スペースインベーダー』の思い出を語りました。しかし、名古屋打ちが流行したことなどを熱く語る千原さんに、会場の反応はイマイチ。今年で生誕30周年を迎える『スペースインベーダー』、ユーザーも随分若くなったようです。
そして開発者である西角氏も会場に登場しました。当時ヒットした『ブロック崩し』に刺激を受けて独断で一人で作った作品だと振り返り、「一人で作って出来てから営業に見せた」という古き良き時代を懐かしんでいました。しかし、左右のレバーだけで遊ぶゲームが主流の当時、ボタンで弾を撃つという革新的なゲームに反応はイマイチだったようです。それでも「社内の若い連中は盛り上がっていて」、1ヶ月もするとヒットが見えてきたそうです。
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キャラクターは映画「宇宙戦争」に発想を受け、イカやカニのイメージ。音楽は低音で心臓に響く音というのがイメージで、ギターを持ってきて音楽の担当者に弾きながら説明したそうです。
ちなみに当初のタイトルはピンクレディーの「モンスター」を借りて『スペースモンスター』というものだったそうです。しかし、発売の1、2週間前になってトップダウンで『スペースインベーダー』に変更されてしまったとか。「だからこのゲームそんなに好きじゃないんです。"モンスター"だったら倍は売れてたかも(笑)」とコメントしていました。
その後、DSとPSP版でそれぞれ実演が行われ、会場のPSPユーザーとアドホックでの対戦が行われました。対戦では倒したインベーダーを相手の画面に送り込むようなプレイができ、DS版ではWi-Fiで全世界のユーザーとバトルが可能だそうです。千原さんと、プロデューサーの青木氏がそれぞれ会場と対戦して、見事勝利を収めていました。最後にじゃんけん大会でグッズと千原さんのサイン色紙がプレゼントされました。
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最後に千原さんは「初代とは大きく変わりましたが、今でもとても楽しめる作品です。是非お店でチェックしてみてください」とコメントしていました。音と光のコラボレーションで全く新しいシューティングゲームに生まれ変わった『スペースインベーダーエクストリーム』、是非一度プレイしてみてください。