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日々あくせく働き、家族や恋人や友人や仕事仲間に囲まれ、一生懸命日々を過ごしている町、そんな町で「疲れた...」とつぶやくあなたが出会ったのは、"ナミダノモノあります"という涙の店でした。中に入るとマスターが出迎えてくれ、マスターや他の客と会話して行く中でゲームは進行、その日のあなたに合った最高の一話をチョイスして読ませてくれます。
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収録されているショートストーリーは200種類以上、様々な涙のストーリーが存在します。あなたに合った物語をチョイスしてくれる「なみだのソムリエシステム」は人間工学を専門とする早稲田大学の河合隆史研究室の協力を得て開発されたもので、最初に入力したプレイヤーの情報(年齢、性別、配偶者の有無など)や、日々の物語の感想、そしてその日の気分に応じて、ショートストーリーを選んでくれるもので、これによってプレイヤーの涙のツボに合わせた物語が選択されます。。
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バンダイナムコが実施した500人アンケートでもその効果は実証されています
早稲田大学 大学院国際情報通信研究所の河合隆史教授は「『99のなみだ』では、ストーリーの中の感動を誘う要素と、それらに共感するプレイヤーの要素との対応関係を探るための調査・研究が行われました。その統計データに基づいて、ゲームシステムの人間工学的なデザインが試みられています。プロトタイプを用いたモニターテストの結果からも、有効性が示唆されました」としています。
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泣くことは疲労感を減少させることにもなります
1日15分、日常から開放され、携帯電話の電源を切って、心を打つショートストーリーで豊かな時間を過ごしてみるのも良いのではないでしょうか?
明日は開発者インタビューを掲載します。