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リュウ・インソン氏 |
Q 北米大陸については、アメリカとカナダがあるものの、メキシコは抜けていました。スペイン語版はヨーロッパですでに提供されているようですので、スペイン語圏のメキシコでも提供可能なのではないですか?
リュウ:アメリカとカナダはいずれも英語が使えて経済水準も近く、文化的にも似ているので、北米サービスとしてひとつのサービスでカバーできるのですが、メキシコは言語も環境も違うので、それには含めていません。
Q 海外展開では、地域ごとに拠点が必要ですか?
リュウ:海外展開するときには、必ず現地の運営者と一緒におこなうようにしています。このときのパートナーがネクソン系列のこともあれば、現地パブリッシャーとくむこともありますが。どちらかになるかは現地の状況次第ですね。いずれにしても、韓国から海外サービスを直接運営するのは無理があると考えています。
Q 開発は韓国に集約している?
リュウ:はい。
Q 発表会では、ライセンス事業についての紹介もありました。ロイヤリティ収入は、2005年の28億ウォンから2006年に40億ウォンと伸びていましたが、2007年も40億ウォンと横ばいでしたね。
チェ: 2006年度から2007年度にかけては既存ライセンス商品から変化がなかったのが原因です。今年に入ってからはトレーディングカードゲームなど新しいライセンス事業も動いており、さらに韓国ではメイプルモバイルも提供しているので、ロイヤリティについても拡大する見込みです。
Q メイプルモバイルについてもWizetの方で開発をされているのですか?
チェ:ネクソンモバイルという別会社があり、そちらでやっています。絵などの確認はこちらで行っています。
Q 最後に、日本のユーザーに向けてメッセージをいただけますか?
チェ:これまでの、マップを中心としたアップデートではなく、新しい楽しさを提供するアップデートになっています。今までやったことがない人にも、今遊んでいる人にもぜひ楽しんでもらえればと思います。
リュウ:メイプルストーリーも5年目ということで、既存の日本のユーザーさんが心待ちにしているアップデートだと認識しています。チェからも紹介したように、新しい楽しさ、要素がたくさん入ります。メイプルストーリーに参加して、みんなといっしょにプレイしてくださいね。
柳本さん:今年の冬には、高レベルプレイヤー向けの日本オリジナルマップ「未来の東京(仮)」を実装予定です。この「未来の東京(仮)」は難度が高いですけど、7月30日に入る「海賊」キャラを育ててぜひ挑戦していただければと思います。
Q ありがとうございました