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コンサートに先駆けての発表会ではサプライズとして、『逆転裁判』が宝塚歌劇団によって舞台化されることが発表されました。「舞台化決定」という文字に大歓声が起こり、続いて宝塚のロゴが映し出されると、さらに大きな歓声と拍手が巻き起こりました。
「バウ・ロマン『逆転裁判』―蘇る真実―」は宝塚歌劇団の鈴木圭氏が脚本・演出を手掛け、主人公である成歩堂龍一は宙組の蘭寿とむさんが演じます(成歩堂は、英語版の名前であるPhoenix Wrightで演じられるとのこと)。舞台はアメリカ、成歩堂や御剣が登場し、難事件を解決していく物語になり、ゲームでは見られなかったラブロマンスの要素もあるとか。もちろん歌やダンスにも注目です。
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会場には脚本・演出の鈴木氏や、カプコンでシリーズのプロデューサーを務める松川美苗氏も登場、舞台化の秘話も語られました。
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松川氏はプロジェクトのスタートについて、「2年くらい前にカプコン社内でゲームを問わず新規プロジェクトを募ったことがあって、その中で出た一つに宝塚による舞台化がありました。当初は『逆転裁判』だけでなく様々なゲームを考えていたのですが、自然に向いた作品として決まっていきました」と話しました。
ただ、企画は順調に進んだ訳ではなくて、一度は実現に至らなかったそうです。しかし、4月の前回のコンサートに鈴木氏を招待したことがきっかけで今回までに至ったようです。「4月のコンサートでファンの皆様の熱気に心を打たれました。"これならやっていける"という確信がありました。客席のパワーでここまで辿り着く事が出来ました」(鈴木氏)。鈴木氏は元々ゲームが好きで、『逆転裁判』も好きなゲームなのだとか。その事もプロジェクトの実現に繋がったのかもしれません。
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「バウ・ロマン『逆転裁判』―蘇る真実―」は本家・宝塚の宝塚バウホールにて2月5日〜15日、東京の日本青年館にて2月24日〜3月2日の公演が予定されています。前売りは宝塚が12月20日より、東京が1月25日より販売される予定になっています。ぜひお楽しみに。
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