■少年に帰る大人たち『ダンボール戦機』
「少年のころはガンプラが好きだったんです」と日野社長はガンプラのような箱を何個か取り出します。しかし。ちょっと違います。それは2050年、大ヒットする小型戦闘ロボット「LBX」(Little Battler eXperience)なのです!
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ストーリー
2050年。おもちゃメーカー、タイニーオービット社が開発した、小型戦闘ロボット「LBX」(Little Battler eXperience)が子供たちの話題をさらった。しかし、あまりにも強力な性能をもったLBXは危険な製品として、発売中止に追い込まれることとなる。そこへ、世界の物流を大きく進歩させた、内外からの衝撃を80%吸収する、革新的な未来の箱「強化ダンボール」の登場により、その中で作られた戦場の中で闘うルールの上で、「LBX」は再発売されることとなる。強化ダンボールという戦場で闘う小さな戦士たち。人は、その小さな戦士たちを「ダンボール戦機」と呼んだ。
主人公は13歳の少年・山野バン。メカやプラモが大好きな男の子です。模型屋てパーツを購入、自分だちのマシンを組立、対戦していきます。
発売は2009年予定。アニメーション制作を「イナズマイレブン」や「ポケットモンスター」のOLMが担当します。
■禁断のテーマ
もう一本の『うしろ』は、明るさ漂う『ダンボール戦機』とは対照的な、命の尊さを問う、心霊ホラーRPGになります。
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ストーリー
主人公の「宇城霊一郎(うしろ れいいちろう)」=「うしろ」は、死神族の使者です。命を奪うかわりにその人の願いをひとつだけかなえていきます。しかし、その『願』をかなえるうちに、霊一郎は、思いとは裏腹に、人を救ってしまうことに・・・。
『うしろ』は死をテーマにした心霊ホラーRPG。プレイヤーは、通常状態(死神)の霊一郎を操作し、人に話しかけると、心で思ってることや、独り言を聞くことができる「死神モード」と、人物に憑依して、その人の視点からでないと見えない信実を知ることのできる「憑依モード」の2つを駆使して物語を進めていきます。時には、霊一郎の前に「フォーム」と呼ばれる、人の邪悪な心が具現化した魔物がたちはだかることも。
恐怖が描かれる一方で、決して「善」ではないものの、心温まる、ホラー&ハートウォーミングストーリーも楽しむことができるということです。
こちらも2009年発売予定です。
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