まず最初に登壇したディズニー・インタラクティブ・スタジオでエグゼクティブ・プロデューサーを務める山本恵美子氏は「海外では100万本を超える人気作になりましたが、日本生まれの作品でありながら、日本では奮いませんでした」と振り返り、「今後はアニメや漫画など、ディズニーの得意分野にも展開していく計画で、ぜひ本作の良さを伝えて下さい」と挨拶しました。
本作は2007年3月に発売された『スペクトロブス』の続編に当たるタイトルです。タイトルが大幅に変更になりましたが、この点に関しては本作プロデューサーの久井健太郎氏(ディズニー)は、前作は「タイトルが覚えられない」という声が多く寄せられたそうで、子供たちの調査から「ギャラクシー」という言葉が浮かび、インパクトの強い言葉ということで「ゲキトツ」を組み合わせたと説明しました。
「超化石モンスター」ということからも分かるように、本作では、フィールド上で化石を発掘することでモンスターを獲得していき、育てながら戦っていくというバトルアクションRPGです。登場する150以上の化石モンスターにはそれぞれ個性があり、それぞれ異なるモーションが付けられ、大迫力のリアルタイムバトルが楽しめます。
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アクションの種類 | モンスターの攻撃タイプ |
化石モンスターには「コロナ」「オーロラ」「フラッシュ」という属性があり、3すくみの構図になります。さらに攻撃タイプにも「近接」「突進」「範囲」「遠隔」という特徴があります。バトルには2体の化石モンスターを出すことができるので、相手の属性を読みながら戦う戦略性の高いバトルが展開できます。操作する化石モンスターは随時交代でき、操作してない側の化石モンスターはAIによる自動操作になります。このAIにもそれぞれの化石モンスターの個性が反映されているそうです。
実際に発表会の終りにバトルを体験することができましたが、特に操作に戸惑うこともなく、プレイすることができました。発表会では熱中してもらうために「直観的でシームレス、ド派手な展開」を心がけたという言葉がありましたが、その通りの作品になっていると感じました(バトルで勝利することはできませんでしたが・・・)。
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カードインプットシステム(特許出願中)でモンスターやパーツを手に入れる | DSの下画面のサイズでタッチペンを入れる穴があり |
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ゲームの3つの要素 | Wi-Fiでゲームが更に広がる |
Wi-Fiを使えばバトルやモンスターの交換などもでき、全世界ランキングなどでゲームの幅が広がるとのこと。
公式サイトではストーリーをアニメで表現したウェビソードも公開中で、こちらも人気を集めているということです。
『超化石モンスターバトル ゲキトツ・ギャラクシー』は2008年12月11日、価格は4480円で発売予定です。