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■任天堂とマリオとトランプ
「トランプ」・・・と聞いて、知らない・または遊んだことが無いという人は恐らくいないでしょう。それだけ有名な、カードゲームの代名詞ですね。このトランプですが、任天堂が明治時代に日本で初めてトランプの製造を開始しているのです。それ以来100年以上も製造を続けている花札と並ぶ伝統的な製品、ファミコン以前の時代の”任天堂の顔”ですね。
そして現在、テレビゲームで一躍ヒットした任天堂の顔となっているが、世界的有名なゲームキャラクター「マリオ」です。
そんな2つ”任天堂の顔”が合体した、最強(?)のグッズこそ、マリオトランプなのです。
たかがマリオのトランプと侮ることなかれ。世に出た数は70種類以上!最近はご無沙汰でしたが、スーパーファミコン時代を中心に、長きに渡り様々なマリオトランプが出されてきました。
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これまでに発売されてきた任天堂トランプの数々 |
■新作マリオトランプ
今回ご紹介するのは、そんなマリオトランプの最新作。
通常、トランプに個々の図柄が使われるのはマークや数字が描かれていない裏面であり、表面は普遍的なデザインなのですが、このトランプの面白いところは、表面にも絵が使われているところです。
『マリオパーティ8』のパッケージイラストが、ジョーカーを除く52枚に分割してプリントされているのです。「7ならべ」で遊べば絵を完成させるパズルとして楽しむことができるのです。また、表面にはエンボス加工のようなちょっと特殊なプリントが施されており、斜めに傾けることでマークや数字が浮き出て見えるようになっています。
サイズはブリッジサイズ(89×58mm)、「7ならべ」の遊び方シート付きです。
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スリープもカワイイです | 繋がると大きな絵になります | 傾けると浮き出るマーク |
100年以上に渡り出されている、歴史ある任天堂のトランプ。その数は数千種類とあるようです。奥が深いですね。
それでは、また来週。
■著者紹介
kikai
『スーパーマリオブラザーズ』と一緒に生まれたマリオゲーマーであり、マリオグッズコレクター。マリオのことなら何でもお任せの「マリオ博士」。フリーライターとして活動中。インサイド以外にも雑誌「ニンテンドードリーム」などでも執筆。
ウェブサイト: ALL SUPER MARIO
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