最初に登壇した、4月1日からセガ執行役員 国内CS事業部 事業部長となった川越隆幸氏は、昨年度の国内ゲーム市場を振り返りながら、市場全体で2006年度の6770億円から5528億円へと大きく落ち込んだ中で、『龍が如く3』や『ファンタシースターポータブル』が50万本を超えるヒットとなったものの、年末商戦のコア層向けタイトルの不振など、全体的には厳しい一年だったと述べました。
その上で第52期となる本年はタイトル数を絞り込んで勝負をしていくとして、今回はこのうち特に期待をかける『ぷよぷよ7』(DS、Wii、PSP)、『BAYONETTA』(PS3、Xbox360)、『End of Eternity』(PS3、Xbox360)の3タイトルの紹介がありました。
一番に紹介されたのは『ぷよぷよ7』。最初にPVが上映されます。『7』という最新ナンバリングタイトルとなった本作は「へんしん」と「あんしん」が特徴。第二CS研究開発部プロデューサーの細山田水紀氏より説明がありました。
新ルールの「だいへんしん」は落ちてくる"ぷよ"の大きさやキャラクターが変わることで一発逆転&大連鎖か可能になるというものです。「でかぷよラッシュ」ではぷよが大きくなり、通常4個つなげるべきぷよが3つで消え、「ちびぷよフィーバー」ではぷよが小さくなり、あらかじめ連鎖が作られた「連鎖のタネ」を降らせることで誰でも連鎖が楽しめるようになります。
一方の「あんしん」では、過去の「ぷよぷよ」「ぷよぷよ通」「フィーバー」「だいへんしん」「などぷよ」といったルールが全て収録され楽しめるほか、今までになく充実チュートリアルで初心者の方でも気軽にプレイできるようになります。
新旧キャラクターも多数登場。新キャラ「あんどう りんご」も登場します。
楽しみ方も充実していて、Wi-Fiを通じたネットワーク対戦や、1本のゲームカードで複数でプレイできるDSダウンロードプレイにも対応しています。
ニンテンドーDS版の発売が7月30日、WiiやPSPでも2009年冬の発売が予定されています。プロモーションキャラクターには戸田恵梨香さんの起用が決定しています。
(つづく)