Wedbush Morgan証券のアナリストであるMichael Pachter氏は、新しいハードは2013年以前には登場しないとする予測を発表。対してユービーアイソフトは次世代機が2011年〜2012年に登場するとして技術的投資を始めたとしています。
ユービーアイソフトの動きをどう思うかという質問に対しRiccitiello氏は、ハードウェアの進歩を「軍拡競争」であると表現。「軍拡競争は」決して終わったとは言えないが、現在の世代のハードウェアは非常に長期の寿命を持つのではないかと予想しました。
John Riccitiello氏は2010年度のマーケティングプランに関し、積極的なコスト削減に加え、Wiiに更に力を入れていくとの姿勢を明確化。北米及びヨーロッパのチャートで健闘する可能性のあるタイトルが10前後存在し、これはWiiのためにデザインされたものであるとのこと。「Wiiのためのユニークなマーケティングプラン」が用意されており、これまでとは異なったアプローチを行うとしています。また、日本においてWiiの売上が低下していることに関し、日本市場が「非常に異なった場所」であり北米での売上とは関係しないと判断しているとコメントしています。
ダウンロード販売による収入は8000万ドル(約79億円)であり、これは2008年度の倍近い値。2010年度には更に増大する見込みであるとの見解を明らかにしています。
Wiiやプレイステーション3、Xbox360への投資がやっと効果を現しつつあるのが現在の状況であり、新機種が無くとも今後5年は市場の成長が続くとするのがPachter氏の意見。EAとユービーアイソフトは全く異なる予測を見せた訳ですが、どちらが正しいのかは今後の市場を占う点でも大きな意味を持っているといえるでしょう。
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