最新作のタイトルは『Tiger Woods PGA TOUR Online』。
PC及びMacintosh用で、インストールが必要ないブラウザベースながら「ハイレゾの3Dグラフィック」で動作、「どこからでもアクセスできる」ものになるとのこと。
開発は『マッデンNFLフットボール』などを手がけるEA Tiburon。エグゼクティブプロデューサーであるMike Taramykin氏は「オフィスにあるPCと家にあるMacを問わず、10分あればゴルフを楽しめます。『Tiger Woods PGA TOUR Online』があれば、ゴルフ好きはいつでも満足できます」とコメントしています。
オンラインゲームとなると気になるのは課金形態ですが、海外サイトDevelopによると、基本無料でプレイできるものの無料会員は機能が制限され、有料のプレミア会員になると無制限で遊べるといった形態になる公算が高いとされています。
EA（エレクトロニック・アーツ）のCEOであるJohn Riccitiello氏は過去のインタビューにおいて、こうしたオンラインコンテンツを「長期にわたる非常に重要な戦略的イニシアティブ」と発言。既にEA SPORTSのスポーツゲームはオンラインでのプレイ回数が5億回を越えているといった実績を上げています。
Riccitiello氏は2007年に「次世代機を見誤った」とする発言をしてから急速にライトユーザーへの取り組みを進めており、ブラウザで10分あれば遊べるという『Tiger Woods PGA TOUR Online』もその一環の模様。
EAに対しては「現在のハードウェアサイクルを逃した」という厳しい評価もありますが、そんな中でプラットフォームを問わないブラウザベースのゲームを発表することには大きな意味があるのかも知れません。
