事業別では、『朧村正』『勇者30』『アークライズファンタジア』など新作のあったデジタルコンテンツ事業は売上高が増加し、損失幅は圧縮されました。前述の3タイトルのほか、前期に発売した『牧場物語 シュガー村とみんなの願い』のリピート販売や、英国のRising Star Gamesを通じた『Little King's Story』(王様物語)や米国の『Flower, Sun and Rain』(花と太陽と雨と)などがありました。部門売上高は11億9200万円、営業損失は9900万円でした。
好調だったのは、音楽映像部門で、前期に発売した「フレッシュプリキュア!」の主題歌CDのリピートが好調だったほか、映像事業でのミュージカル「テニスの王子様」シリーズDVD、「家庭教師ヒットマンREBORN!」「あかね色に染まる坂」「Yes!プリキュア5GoGo!」等の映像作品がありました。「映画プリキュアオールスターズDX みんなともだちっ 奇跡の全員大集合!」も好調でした。コンテンツを絞り、コスト削減なども行った結果、売上高7億7400万円と微減ながら、営業利益では前年同期4倍の1億5000万円となります。
舞台公演事業では「ミュージカル『テニスの王子様』The Tresure Match 四天宝寺 feat. 氷帝」がありましたが、地方公演の一部で集客に苦戦し、営業損失を計上しています。
通期の業績予想は売上高103億円、営業利益3億円、経常利益2億4000万円、純利益1億円を据え置いています。