米Lazard Capital MarketsのアナリストColin Sebastian氏は「任天堂はコンテンツの配信を続けていき、米国でもこうしたサービスに着手すると予想されます。ファミリー向けのメディアハブをリビングルームに設置し、Xbox LIVEやPlayStation Homeに対し、より激しい競争を行っていくでしょう」とコメントしています。
「Wiiの間」は任天堂と電通によるWii向けの動画配信システム。
オリジナルの番組を主に配信しており、2009年10月時点では248万人が利用しているとされています。
Sebastian氏は、動画配信部門は任天堂にとってあくまで戦略の中の一部分であり、これを積極的に開拓していくことはしないだろうと予測します。
任天堂の岩田聡社長は「Wiiの間」に関し、将来的には海外でもスタートする計画はある旨の発言をしています。日本で248万人ですから、人口の多い米国では更に大きな利用者を見込めるはずで、米国版「Wiiの間」が実現すれば動画配信の世界に大きな変革を起こすのではないでしょうか。
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