『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』『ナイツ』のキャラクターを生み出した大島直人氏は、日本のゲーム業界がマンガという武器を使っていないといいます。
海外ゲームサイトGamasutraは大島直人氏のインタビューを掲載しています。
大島氏はソニックやナイツといった魅力的なキャラクターの生みの親。現在はキャビアのCEOを務めています。
「ゲームは映画や音楽を含んだエンターテイメントの一つです。私は映画がゲームの兄的な役割となっていると思います。日本の映画業界は長い歴史を持っていますが、他国の映画が入ってくるようになるとハリウッド映画が最も人気となりました。そんな環境下でも、日本のアニメーションは大きな賞賛を得るようになりました。これは大きな事です。しかし、我々は現在ゲーム業界がハリウッド化しているのを見ています。そして、カートゥーンスタイル(マンガ的スタイル)における日本の伝統的な強さは隅に押しやられています」
海外市場を意識したリアルなグラフィックを重視するあまり、日本ゲーム界の本来の強さであるマンガ的な表現が活用されていない、とするのが大島氏の考え方である模様です。
近年は『大神』『ストリートファイターIV』といったゲームが日本的な墨絵風ビジュアルを提示して高評価となっていますが、今後は世界に通用するマンガ的な表現を洗練させていくことが課題となるのかも知れません。
《水口真》
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